「家庭用事件」似鳥 鶏
創元推理文庫(M) ISBN:978-4-488-47307-5
感想が遅くなりましたが、結構前に読み終わっていました。
このシリーズは、「葉山君シリーズ」とか、「にわか高校生探偵団の事件簿シリーズ」とされていましたが、結局公式では「〈市立高校シリーズ〉シリーズ」と呼ぶことに決めたようです。おまけに、カバーが全面的に変わって、カバーイラストが新しい方に変わってしまいました。
新しいカバーイラストが悪いというわけではないのですが、前のカバーイラストがカバーデザインも含めて好きだったので、ちょっとがっかりです。というか、今まで同じ人のデザインで買っていたのにという感じですよ。多分、ドラマとか映画とかアニメとかを考えてなんでしょう。可能性としては、イラストが変わったのでアニメ化でしょうか。
これからしても、似鳥 鶏さんは、恐らくは東京創元社が第二の米沢 穂信にしたがっていると思われるのですが、どうなんでしょう。以前にも書きましたが、キャラクター的にはどうも個性が弱い気がします。
ということで、シリーズの新刊です。この前の「昨日まで不思議の校舎」が出てから、約2年ぶりですか。似鳥さんも「戦力外捜査官」のドラマ化とか忙しかったですからね。
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