藍麦のブログ新館

アニメとダンス&ボーカルグループの東京女子流さんを中心に書いてます

アニメ[た]◆電脳コイル(アニメ・小説)

小説版「電脳コイル 13」宮村 優子、磯 光雄

D 小説版「電脳コイル 13」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN:978-4198508746

11月18日発売の小説版「電脳コイル」の13巻です。いよいよこれが最終巻になります。

今日は、珍しく会社にお休みをいただけたので、のんびりと感想を更新することにします。

アニメ版についてもディズニーXDでアニメの再放送をしているので、ひょっとすると最近電脳コイルの世界に入ったということもいらっしゃるかもしれませんね。

アニメ版は、一度完結しており、小説版はそのノベライズではありますが、ノベライズ作品としてはまれな13巻もの冊数を重ねる大作になっています。なので、中身も若干原作アニメとは違うものになっています。

ということで、最終巻ですが、回収されていない伏線も多数ありますが大丈夫でしょうか。小説版「電脳コイル」13巻感想いきます。

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小説版「電脳コイル 12」宮村 優子、磯 光雄

D 小説版「電脳コイル 12」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN:978-4198508647

6月発売が8月2日発売に伸びた小説版「電脳コイル」の12巻です。買ったのは、実は7/30でしたが。(苦笑)

最近ディズニーXDでアニメの再放送をしているので、ちょこっと見てしまい、結局録画をひっくり返して見ているという情けない状態です。(苦笑)

さていよいよ大詰めが近づいた『電脳コイル』ですが、次の13巻がラストらしいです。らしいではなくて、作者の宮村さんがここで書かれているので、確かでしょう。寂しいものがありますが、愉しみにしておきます。

ということで、小説版「電脳コイル」12巻感想いきます。

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小説版「電脳コイル 11」宮村 優子、磯 光雄

D 小説版「電脳コイル 11」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN:978-4198508579

えっと、ひょっとして3/30辺りに出ていたのですか?あれ?発売日を読み間違えたのかな?ということで、本日4/6に入手しました。一気読みです。

ちょっと、アニメ放送を通常見ている環境とは違う場所にいるので、アニメの感想は木曜日まで棚上げにして、こちらの感想を書いておきます。

いよいよ大詰めが近づいた『電脳コイル』ですが、次の12巻の発売は6月ですか?なんと。

ということで、小説版「電脳コイル」11巻感想いきます。

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小説版「電脳コイル 10」宮村 優子、磯 光雄

D 小説版「電脳コイル 10」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN:978-4198508494

小説版:電脳コイルの10巻目です。買って読んではいたのですが、アニメ感想を書くタイミングとぶつかってしまい、遅くなりました。

てっきり来年発売だと思っていたので、年内に出てびっくりしていたのですが、作者の宮村 優子さんの「三番目のユウコ通信」を読むと、作者も年内に間に合ってびっくりしていたのですね。(苦笑)まぁ、あまり急いで質を落とさないようにお願いしますです。

どちらにしても、次の発売は3月のようですね。えっ、3月!?早いなぁ。

ということで、感想行きます。

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小説版「電脳コイル 9」宮村 優子、磯 光雄

D 小説版「電脳コイル 9」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN:978-4198508357

小説版:電脳コイルの9巻目です。あれ?9/18 発売?確か9/16だったんではないですか。16日に買いましたよ。オフィシャルWebの間違いでしょうか? 

かなり、激しく原作から離れているようですが、作者の宮村 優子さんの「三番目のユウコ通信」を読むと、一応伏線を回収してくれるようなので、原作からはあまり離れない展開になるのではないかな?どうだろう。

どちらにしても、秋冬になったので、12巻位が山場ですかね。

ということで、感想行きます。

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小説版「電脳コイル 8」宮村 優子、磯 光雄

D小説版「電脳コイル 8」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN:978-4-19-850822-7

小説版:電脳コイルの8巻目です。あれ?5/2 発売?4/30日に売っていましたよ。

もうかなり原作アニメから離れた展開になってきて、実は電脳世界からも謎解きからも外れているのではないですかって気もしていますが、8巻ではどう展開するのでしょう?

アニメ版では登場しない、あの女の子が、かなり重要な位置を占めているのは確かなようですけれど。

ということで、感想行きます。

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小説版「電脳コイル 7」宮村 優子、磯 光雄

D小説版「電脳コイル 7」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN:978-4-19-850805-0

小説版:電脳コイルの7巻目です。あれ?12/2 発売?28日に売っていましたよ。
どうやら、3ヶ月おきに出ていたのが、作者の宮村さんの本業である脚本家作業が忙しくなったため遅れたようです。その辺りは『三番目のユウコ通信』に書かれています。

それはそうと、表紙にちょっと違和感。特にイサコの顔の顎の辺りかな?

ということで、感想行きます。

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小説版「電脳コイル 6」宮村 優子、磯 光雄

6v20kcql 小説版「電脳コイル 6」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN:978-4-19-850793-0

小説版:電脳コイルの6巻目です。
5巻から6巻の間に、電脳コイルの再放送も終わり、DVDの最終巻も出てしまいということで、残るはこの小説版だけになってしまいました。
小説はというと、まだ折り返しぐらいでしょうか。

ということで、感想行きます。


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小説版「電脳コイル 5」宮村 優子、磯 光雄

Pmiqaimy 「電脳コイル 5」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN: 978-4-19-850780-0

小説版:電脳コイルの5巻目です。
4巻の感想で、5巻はアニメ再放送が小説を追い越すぐらいかなと書きましたが、この巻から大きな展開がありました。
それは、感想で(笑)。

ということで、感想行きます。

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小説版「電脳コイル 4」宮村 優子、磯 光雄

F50yjykt 「電脳コイル 4」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge ISBN: 978-4-19-850768-8

小説版:電脳コイルの4巻目です。
刊行ペースは、3ヶ月に1冊って感じですね。次巻は4月ということで、アニメの再放送が小説を追い越してクライマックスに差し掛かるくらいですね。
小説はというと...。

ということで、感想行きます。


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小説版「電脳コイル(1)〜(3)」宮村 優子、磯 光雄

E_79ultq 「電脳コイル(1)〜(3)」宮村 優子、磯 光雄
トクマ・ノベルズEdge

再放送も快調な「電脳コイル」ですが、小説版の感想もかいておきましょうか。
本当は、「本」のカテゴリに入れたいのですが、アニメのノベライズということで一先ずアニメのカテゴリに上げておきます。

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「電脳コイル」のまとめなどをしてみる

den27電脳コイル再放送開始を記念して、総まとめなどをしてみましょう。

取り敢えず、感想は全話上げているので、個別のお話しに興味がおありの方は、過去に遡っていただければ。
再放送でのTBコメントも歓迎いたします。

ということで、総まとめ行きます。


電脳コイルは、世界系に分類されるSFアニメです。

■世界観:
202X年、世界では、「電脳メガネ」と呼ばれる眼鏡型の透明なディスプレイが普及して11年経っていました。
そのメガネを掛けることで、実世界の上に仮想世界をオーバーレイする、拡張現実感AR(Augmented Reality)という新しいテクノロジーを実現できます。
メガネはそのための出力デバイスというわけですが、それだけでもなく仮想ウェアラブルコンピューターというか入力デバイスの役割りも果たすようです。

この世界観だけでも、十分楽しめます。

以下、本編の内容に言及するところがあります。謎解きはしないつもりですが、再放送で初めて視聴される方は注意を。

■ラベリング:
物語は、ヤサコが金沢から大黒市に引っ越して来たところから始まります。ところが、この引っ越しがポイントなんですね。ヤサコがイサコに指摘されたように、実は金沢での人間関係の失敗から逃げてきたんですね。

ヤサコは、眼鏡をかけています。世界観で書いたように登場人物の少年少女が眼鏡を掛ける必要があるので当たり前ですね。
ところがポイントがあります。ヤサコだけ眼鏡が丸眼鏡なんです。

ラベリング理論でもないですが、眼鏡ってアニメでは、優等生の象徴でもあります。また、丸眼鏡は、のびたくんにもあるように、いじめられっ子をイメージさせます。一人だけ丸眼鏡を掛けることで、優等生といじめにかかわっていることを視聴者に対して定義していたんですね。このヤサコ性格付けが重要です。(無理がある定義ですね(汗))

■成長アニメ:
全体としては、「謎解き」と「電脳バトル」を中心にして進んでいます。ですが、この性格付けからも分かるように、電脳コイルは、最後まで見ると、ヤサコとイサコの成長アニメと見ることができます。

優等生のラベルを貼られているが、それが故に人間関係に失敗したヤサコ、最初から人を寄せつけず一人でいたイサコ、二人が成長して友達となるアニメですね。

■「新世紀エバンゲリオン」との類似性:
謎解きは、ハッキリ言って全てなされたわけではありません。イリーガルが何者かは、結局は説明されませんし、その他の謎にも色々な解は示されますが、最終判断は視聴者にゆだねられます。

そのような謎の提示と構成、そして成長物語を見ると某エバンゲリオンを彷彿とさせますね。シンジくんの成長と、彼が心の殻を破って周りの人と心を通わせる、似てませんか?レトロと未来が混在しているのもそうですね。

でも、電脳コイルが決定的に違うのが、ヤサコが自分の力で殻を破るところですね。だからこそ最後に感動が、カタルシスがあります。泣けます。
エバは、他人の力人類補完計画で他人と心をつなげられる、ここに違いがあります。

どちらが上というわけではありませんが、電脳コイルの方が広い層が楽しめると思います。

■ヤサコとデンスケ:
成長と共に不変の要素として、冒頭から最後まで変わらないものとして、少女ヤサコの感受性のようなものが示されていました。謎といいこういう要素の散りばめ方がうまいです。

ヤサコは、ことあるたびに、デンスケに触れればいいのにと語ります。それを強調する要素として、第一話でヤサコはデンスケの上に荷物を置いてしまいます。でもすり抜けます。デンスケは電脳ペットなので触れないんです。
そして、最終話でヤサコは自らが電脳体となることでデンスケと触れ合います。ここも泣けました。ずっとヤサコがこれを夢見ていたから、感動倍増だったんですね。

ところで、これは謎解きのキーとしても使われています。ヤサコの子供のときの記憶では、ヤサコはデンスケを「抱いて」いるんです。見ていてあれっ?て思ったのですが。具体的に説明されたわけではありませんが、これが指している意味は、ラストまでみると明確です。



とまぁ偉そうに書いてはいますが、とにかく個人的には今年いやここ5年でもトップクラスのアニメだと思うので、まだ見られていない方も再放送で是非楽しんでください。

電脳コイル「ヤサコとイサコ」

den26電脳コイル「ヤサコとイサコ」です。

さて、ここまで本当にすばらしい出来だった電脳コイルですが、最終回も見事に着地してみせるのでしょうか。先週までの進展からすると、結構苦しそうで余韻を残すようなラストにできるか微妙な感じですが。

ということで、電脳コイル最終話行きます。


感想:
もぉ、先に感想書いた方が負けみたいな感じですが(苦笑)、本当に何と書いていいのか迷うような感動でした。もう、涙なしには見れない。だだ漏れ状態(号泣)。

もうちょっと、間の例えばひげとか最後の首長竜とかの回を飛ばして、後半を厚くやって欲しかったとかという気がしますが、それはそれ。主人公の二人について言えば、しっかりと終わっていたと思います。

一つだけ言わせてもらえれば、やはり学校の仲間たちにもスポットをあててほしかったです。タケルが余計かな?タケルがおばばを助けるところが、フミエだったなら良かった気がします。でも、それでは猫目を止められないか。

さて、古い空間がイサコの治療空間だということが分かり、そしてミチコさんが存在する空間がイサコの内側、精神空間だということから、ヤサコとイサコの成長物語が電脳コイルの主題だということが浮かび上がりました。

「痛みのある方向に出口がある!」

この言葉がすべてを指し示しています。
ヤサコは、マユミの事件で痛みから逃げ、大黒市にやってきました。そして、イサコたちとのふれ合いから、痛みと立ち向かう術を知り、マユミ事件を乗り越えました。

イサコは、女王として振る舞う理由を見失い、痛みから逃げ自分の内側に逃げ込みました。

自分の感情を相手にぶつけることを恐れていたヤサコは、イサコを救うために自分の感情をイサコにぶつけます。

「勇子の勇は、勇ましいの勇!」

いいなぁ、ヤサコの成長が見て取れます。ミチコさんはイサコの子供時代の象徴ですね。髪の毛をくくる、ツインテールもそれだと思います。だから、ヤサコに向かうときに髪の毛がほどけている。

理解は無理でも、どこまで感じて貰えるか分かりませんが、ヤサコたちと同世代の子供たちに見てほしいです。

さて、イサコの子供時代の象徴がミチコさんならば、ヤサコのそれはデンスケですね。過ぎてみれば、子供の時代は温かく柔らかい。電脳状態となってデンスケに触れるようになったヤサコは、イリーガル状態となったデンスケを触ってそれに気づきます。でも、それは別れと背中合わせでした。ここ、泣けました。

ラストシーンの眼鏡を掛けていないヤサコの前にデンスケが現れたのも良かったです。振り返れば懐かしい、大人には電脳眼鏡は不要ですね。

あと、作画について。
ポイントポイントのシーンが、本当に綺麗でした。
イリーガルデンスケがヤサコの手をなめる、第一話?と対になるシーン、神社への階段で向かい合うヤサコとイサコ、ラストの桜が散るシーン。

なんだか、何かいているのか分からなくなったので、電脳コイルについては、別途総括したいと思います。

あぁ、次週からの再放送も見てしまいそうだ。

最後に、スタッフの皆さんご苦労さまでした。こんなに見事に終わっているので、続編は作らないでね。

[言及リンク]
http://tenmasanblog.blog112.fc2.com/blog-entry-85.html
http://telanim.blog58.fc2.com/blog-entry-615.html

電脳コイル「金沢市はざま交差点」

den25電脳コイル「金沢市はざま交差点」です。

電脳コイルも残りあと2話。何だか12/8からすぐにNHKは再放送するようですが、やっぱりリアルタイム視聴でのライブ感を味わいたいところですね。
でも、まだ見ていない人も、この機会にぜひ。

ということで、電脳コイル第25話行きます。


感想:
エンディングを見て、ちょっとスケジュールが、厳しいのかなぁと心配になりましたが、それは次週最終回への引きだと信じて、感想行きます(汗)。

今週は、大きく分けて3構成。

1.ヤサコとマユミ
ヤサコとマユミは、マユミが目撃した金沢市はざま交差点を、かつて親友のはずだったヤサコが信じず、クラスの仲間と一緒になってマユミをシカトした「イジメ」についてですね。いくら、ヤサコが否定しても、あれはイジメです。もう一つヤサコに自分から踏み出す勇気があれば...。

ということで、ヤサコは“友達”のイサコを助けるために、自分から一歩を踏み出します。「自分で探せ」は、マユミの助言ですね。本当は、そんなに簡単なものではないんだろうけれど、尺不足かも。

2.金沢市はざま交差点
この期に及んで、ヌルキャリアーなんて新しい概念が登場しました。で、これはイサコとヤサコをつなげるポイントになるのかも。

で、猫目の立ち位置がややこしい。
彼は、コイル技術を発明した父母を両親に持ち、メガマスに復讐をするために会社に入り、世界に父の技術を証明して見せるために、空間を保持しながら事件を起こそうとしている。
とすると、個人的に謎だった(?)猫目の電話の相手は、謎ではなく単にメガマスの社員ですかね。ヤサコの父かも。
実は、猫目の母かとも思っていたのですが、それは...。

余談ですが、あのタマの感動的なバトルは、多くの方が書かれていると思いますが、ラピュタへのオマージュですかね。感動でしたが、あの爆発を見て、「製作が追いついてない」と思いました。だって山向こうに落ちたのに、手前で爆発してる。

3.「4423」の謎解明
で、個人的に本命はこれ。すごいですねぇ。第16話のタイトル「イサコの病室」の不自然さがここに繋がっていたんだ。なんで、「信彦の病室」でないのか、単にイサコが出入りする病室だから?
でも違ったんですね、4423はまさに「イサコの病室」。

イサコは、自分が兄“天沢信彦”を事故に巻き込んだと思い込んでいます。それは、「4423」=“天沢信彦”が、イサコの前に姿を見せていたから。

でも、カルテ番号「4423」は、事故に巻き込まれたイサコの番号だった。しかも、信彦は事故ですぐに死んでいる。ならば、「4423」と名乗ることができたあの人物はいったい誰か?

あの「4423」を探しているヌルキャリアーは、信彦なんでしょうね。彼が探している4423はイサコ。ならば、記憶に登場した「4423」は消去法からいくと猫目なんですが...。

イサコの自作自演?ならば、ヤサコが会った4423は?そしてミチコさんはいったい誰?
猫目の母という可能性もありそうですがどうでしょう。「あの、あばずれ」という発言が、彼がミチコさんを良く知っている証拠ですね。

Btgrdxjj ということで、次週はついに最終回です(涙)。

「ヤサコとイサコ」ですか。第3話の「優子と勇子」と対にしているんでしょうね。

ならば、これは、「イサコ」と呼んでいいという“友達”の表れ、ハッピーエンドだと思いたいなぁ。


[言及リンク]
http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-3587.html
http://ecolekyouzai.blog67.fc2.com/blog-entry-224.html
http://blog.livedoor.jp/ms_2001/archives/50438219.html
http://tenmasanblog.blog112.fc2.com/blog-entry-75.html

電脳コイル 「メガネを捨てる子供たち」

den24電脳コイル 「メガネを捨てる子供たち」です。

結果的にはそうかもしれないけれど、メガネを捨てたわけじゃないよね、子供たちは。取り上げられたんだけれど、「メガネを取り上げられた」じゃ、ごろが悪いもんねぇ。
では、それはどうしてか。

ということで、電脳コイル第24話行きます。


感想:
番組は、もうお通夜状態。とても苦しい。
だから、人が死んだり、動物が死んだりする番組は、敬遠したりしていたのに。作画も復活していて、すごく綺麗で、なんだか感動的でした。ヤサコが感情を抑えていた分、余計に。

ヤサコは、デンスケが居なくなったことについて、その意味を色々考えています。

小学校6年生の彼女には、それはまだ難しく、理屈ではお母さんのいうことを、世間の親たちがいうことを理解しているつもりではありますが、感情がそれに逆らいます。

この辺り、「胸の痛み」で表現していて、とてもきれいです、叙情的です。思春期に差し掛かった微妙なバランスの心、しかしながら子供の心も残ったという感じが上手く現れていたと思います。

どうして、人間のイサコでなくデンスケなんだという方もいらっしゃると思いますが、同じ友達として、そりゃ歴史が違いますがな。「ずっと毛並みに..」の言葉がそれを良くあらわしていたと思います。あそこで、なかない方が良かったかもね。

さて、最後に現れたマユミがポイントですね。やはり、イサコとヤサコの下駄箱で交わされた言葉はポイントだっんだ。ここの会話がストーリーのキーだという予想は、見事当たっていました。というか、ここぐらいしか当たっていないなぁ。でも、本当にキーポイントっぽいからいいか。

あの、マユミがいじめたというヤサコ、いじめたのはヤサコだとマユミ、どうしてそういう会話が成り立つのでしょう。

あと、ハラケンのイラストは、マユミが撮った写真と同じ金沢市はざま交差点だったんですが、この都市伝説が最後の鍵のようですね。
このマンホールは、オープニング冒頭に出てくるのですが、エンディングの最後デンスケが立ち止まるのも、このマンホールの場所、恐らく「はざま交差点」ですね。小学生の子供に指摘されました(汗)。見事なリンク、よっぽど重要なんだな。

予想では、恐らくはざま交差点に最後のリンクがあるんだと思います。しかし、なぜ金沢市に?やっぱりヤサコ本人が関係しているのかな?

あと、猫目のバックには、だれもいない気がしてきました。でもラスボスは、ミチコさんを生み出した誰かでしょうか。それは、ただの都市伝説で終わるのでしょうか。はたして"22"の意味は?

ヤサコが自ら行動し、ハラケンが起き上がりました。次週の予告ではイサコの影も見えました。いよいよクライマックスです。謎は解明されるのでしょうか、ドキドキ。

[言及リンク]
http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-3567.html
http://tenmasanblog.blog112.fc2.com/blog-entry-66.html
http://telanim.blog58.fc2.com/blog-entry-608.html

電脳コイル「かなえられた願い」

den23電脳コイル「かなえられた願い」です。

風邪引いて寝込んで出遅れました。
うちの小学生が、アニメ雑誌で残り話数を調べてくれました。前回の総復習は、話数に含まないようですね。
残り今回も含めて、後4話とのことです。

ということで、電脳コイル第23話です。


感想:
オープニングのNULLの話で、いきなり2週前に引き戻されます。

しかし、なんと書いていいやら。この展開は子供向けにはあかんやろ、と思う自分と、怒涛の展開に震える自分がいて難しいです。
やはり、一番引っかかるのは、自ら暗号炉を暴走させるってところですね。六年生にそれをさせてはいかんやろと思うのですが、話的にはそれでヤサコが心的により追い詰められることになり面白みが増していると思います。微妙ですねぇ。

しかし、この「かなえられた願い」は、すごいサブタイトルですね。確かにイサコの当初の願いは叶えられました。
ですが、イサコ本人が意識しているかどうかは別にして、「ヤサコ」という友人、学校や大黒市黒客クラブの仲間たちを得た今では、願いも変わっているはずです。
それが、イサコの「友達になれたのかどうか、よくわからない」と語るシーンで印象的に示されていました。

見ている方としては、実はもうこの辺りから、かなりテンパっていて、デンスケが献身的な行動で消えていき、ヤサコが叫ぶあたりでは、もうウルウル状態でした(涙)。

今回、今までの謎、イマーゴやイサコの兄の死などが説明(本当に説明だったところが不満といえば不満)されました。
残りの謎とは、こんなところですか?

・猫目の後ろにいるメガマス社の目的は?
・猫目の真の目的は?名前を残すは表向きで、父が絡む?
・ミゼットの飼い主は?
・ミチコさんが生まれた理由は?
・ヤサコは、コイルスノードのデンスケから、コイルスドメインの影響を受けていたにせよ、昔から何か理由があって電脳世界に関係しているのではないか?
・イサコやデンスケ、ミチコさんたちは、フォーマットされた?
・下駄箱でイサコが語った、ヤサコの過去

号泣しながらイサコの「No Data」姿を見ると、次を早く見たくなりますが、あと3話ですか。楽しみなような、寂しいような。

[言及リンク]
http://seraraku.blog58.fc2.com/blog-entry-1442.html
http://ylupin.blog57.fc2.com/blog-entry-3545.html
http://blog.livedoor.jp/ms_2001/archives/50415218.html
http://tenmasanblog.blog112.fc2.com/blog-entry-55.html
http://fujiiisana.blog68.fc2.com/blog-entry-684.html

電脳コイル 総復習

den01電脳コイル 総復習です。

一応、何か書いておきましょうかね。
思っていたよりも、本当の総復習でした。あまりに総復習だったので、内容が薄くて全話見ている人には予告編だけの回だったかもしれません。


感想:
いつもの、都市伝説や噂ネタで、始める余裕はなかったようで。
で、感想も何もないのですが、それでも気付いたところ。

ちょっと勘違いしていたところがありました。
ピンクミゼットの飼い主ですが、タケルか猫目かどちらかと思っていたのですが、どうやらタケルですね。猫目が暗号を投げつけるシーンを見落としていました。

まぁ、あのイサコを追い詰める声は、猫目の言葉からもタケルなんでしょうから、ピンクミゼットもその可能性が高いんですけどね。

でも、先週の放送で、ピンクミゼットが、猫目兄弟の会話を覗いていたのはどういうことなんでしょうね。ピンクミゼットは、タケルと行動しているが、タケルの電脳ペットではない?メガマスの監視?と改めて思いました。

さて、残りは4話?3話?どちらでしょうか。11月一杯ならば、4話ですが。

次週は、絵が復活しているみたいですね。良かった。

しかし、ノンクレジットオープニングやってくれるなら、最後まで流せばいいのに。それに、「総復習」もオープニングの後に出してくれれば。

電脳コイル「最後のコイル」

den22電脳コイル「最後のコイル」です。

今週は、怒涛の展開。多くの謎が解けました。
いよいよ大詰めが近づいているっぽいのですが、残り話数から言って、何かどんでん返しがあるような気もします。

ということで、電脳コイル22話です。


感想:
怒涛の展開の割りに、今週は作画が少し落ちた回でした。イサコが号泣するシーンの声も今ひとつ(小学生談(笑))で、ちょっと心配になりました。

でも、そんなことより、内容を理解することに忙しくって。うちの小学生は、さすがに良くわからないと音を上げていました。

ということで、今週わかったことを整理してみます。

◆「電脳空間」について:
・大黒市の電脳空間を管理運営しているのはメガマス社
・電脳空間は何度かフォーマットされているが、古い空間は、消し去れない

◆「古い電脳空間」について:
・古い電脳空間を作ったのは、最初に電脳メガネを開発したコイルス社
・古い電脳空間は実験用の狭い空間(狭い意味?)と2種類ある
・古い電脳空間に接続できるのがコイルドメイン
 そのため、今のメガマス社にフォーマットできない?
・古い電脳空間に生まれたミチコさんは、自らの存続を希望している

◆「おじじ」について:
・医者で、電脳メガネの臨床に関わっていた
・コイルス社の技術について調査しており、それを独自に再現していた
・デンスケをメガマスの電脳ペットに見せかけるよう改造
・猫目の言う先生。つまり、暗号はおじじが創作した技術になる
 そのため、暗号と、おばばの古式は似ている。

◆「デンスケ」について:
・どうやらコイルス社に作られた、最後のコイルドメインらしい
・メガマス社仕様にカスタマイズされている
・デンスケがそばに居るため、ヤサコは古い空間に繋がった(夢を見たetc.)
・首輪に、何か鍵を下げているが...

◆「猫目」について
・メガマス社の管理者で、隠れて何かをしているようだ
・タケルとは兄弟
・二人はどうやら父親に関することで行動しているらしい
・イサコの味方のフリをして、古い電脳空間へ行く方法を探っていた

◆「タケル」について
・猫目の弟で、彼の命令で行動していた
・完全にはイサコやヤサコを裏切れない
・ピンクミゼットの飼い主?(猫目?)

◆「ヤサコ」について
・イマーゴである
・何故か暗号を使いこなせるようになっていた
・右肩に、暗号路(?)がいつの間にかできていた


さて、予想ではデンスケのクビの鍵が、狭い古い空間への入り口だと思います。コイルドメインのパスですね。鍵は京子と行きたいところですが、デンスケが生まれた時期からすると、ヤサコにあるのでしょうか。

しかし、ヤサコはなぜああいう体になったのか、もしかして最初からだったのか、気になりますね。メガネもおじじからのプレゼントなので、何かありそうですし。

あと気になるのが、なぜ、イサコをあんなに心配するのか、助けようとするのか。
普段、それほど積極的ではない彼女が、そこまでできるのか説明されていません。

次週の、総復習でのまとめ方を見れば、何かわかるかも。
でもそれは、復習が今週の作画の低下の回復のためでない場合ですが(汗)。

ところで、結局モジョって何?
ついに姿を現した、ミチコさんって...。

[言及リンク]
http://cactusanime.blog104.fc2.com/blog-entry-220.html


電脳コイル「黒いオートマトン」

den21電脳コイル「黒いオートマトン」です。

しかし、どうも電脳コイルの面白さと、視聴率って比例しないものなんですね。DVDの売り上げはどうなんだろう。小説は売れている雰囲気ですが。
内容的には、もう本年度NO.1間違いないと思うんだけれど。

ということで、電脳コイル21話です。


感想:
先週までで、ひとまず夏休みの自由研究は終わり、旧空間との電脳コイル現象についても結論は出ずといったところですか。
やはりおばちゃんはクビのようですが、これでヤサコ側から体制側・メガマス側につながりを持つのは、本当にヤサコの父だけになってしまいました。こうなると、どうつなげていくのか難しそうです...。

すっかり忘れていましたが、以前ちらっと話のあった学校移転が本格化ですか。駅向こうの小学校と合併ですね。ダイチも復活ですが、ひと夏を越して、やっぱり何か変わっていますね。
ヤサコとフミエの間も、以前よりちょっと離れている感じだし、イサコも少しヤサコに寄っている感じ。で、ヤサコはどうするかということですが、イサコへの、イジメ攻撃にもまだ助けようか迷う感じです。簡単には、踏み切れませんからね。
ヤサコの前の学校での事件っていうのは、小説版を読んで予想がついてしまったのですが、それからすると、ヤサコは簡単に人の奥には踏み込めないでしょうし。

で、タケル。ミゼットの飼い主はタケルだと思うんだけれど、タケルは本当に小学生?だと、メガマスと繋がらなくんるんだよねぇ。猫目が、タケルの皮を被っているのかとも思ったんだけれど、学校じゃメガネ掛けない人もいるからね。

それにしても、イサコの追い込まれ方が、映画っぽくていいですねぇ。もうやめて〜って感じで。「アマサワノブヒコ」って「ヨシフミ」じゃないんだ...。ヤサコの記憶だけが頼りになってきたので、イサコはヤサコに助けを求めるしかないけれど、お互い壁がありそうですね。でも、ヤサコの体の変化からすると、ヤサコにキラバグがあるようだし、それを使うのかな?

黒いオートマトンは、神社にも入ってきたということは、郵政管轄のものではないと言うこと?警察管轄の2.0?ひょっとして企業所有物?
ストレージ上のまずいイサコ兄データを削除しているってことは、メガマスが絡んでいるんだろうけれど、人を攻撃しているってことは企業ではないかも。

ところで、“メモリアル”ってデンスケ死んじゃったの?
ああぁ、早く次週がぁ見たいって。

[言及リンク]
http://blog.livedoor.jp/ms_2001/archives/50386669.html
http://ecolekyouzai.blog67.fc2.com/blog-entry-212.html


電脳コイル「カンナとヤサコ」

den20電脳コイル「カンナとヤサコ」です。

自分は、何でも結構カテゴライズするのが好きで、この電脳コイルも今までジュブナイルって書いてきた気がします。
もちろんラベリング理論を持ち出すまでもなく、先にそういうレッテルを貼るのは良くないことですが、ここに来てそれを痛感しています。

ということで、電脳コイル第20話です。


感想:
電脳コイルは、ジュブナイルSFだと思っていたのですが、オカルト色を強めた辺りから、ジュブナイルを逸脱し始めたように見えました。

でも、それもハラケンへのヤサコの恋心を描くことで、再び軸を正したって感じです。あそこで「ハラケンのことが好き」って言ってしまうあたりがいいですね。大人は言わない。

結局、ここ数話のオカルト色は、少年・少女へのハードルを高めたということで、本質的には変わっていなかったということでしょうか。ジュブナイルの象徴、ダイチは出ませんが。

話が逸れました。

今週は、「私の古い記憶によると、最初に用意された体は命のない空っぽの器だったそうです。」が、強烈な先制パンチでした。
これ、どういう意味でしょう?ひとまず、ストーリーがおばちゃんを中心に進んでいるように見えて、やっぱりヤサコが主人公だと思い知らされました。

あと、ヤサコとイサコが手を合わせて、暗号を写す場面が印象的でした。あれは、友情でもなく、協力でもなく、同世代の少女たちのつながりって感じで、なかなか良かったです。今後芽生えるかも知れない友情を期待できました。

ハラケンの自由研究は、今週で一応終わりでしょうね。カンナについては、彼の中では決着が付いたのでは。
でも、ミチコさんはカンナではなく、カンナもnullではなかったので、ミチコさんとnullは別物と考えてもよさそうですね。

ところで、2.0が出てきて、いよいよ謎の鍵を握ると思われる「メガマス」が表に出てくるんでしょうか?
この話は、電脳世界ができた当初や、メガネについて語らないと、終わらないと思うので、そこに行き着くかと。するとやっぱり、鍵はヤサコのおじいちゃんかな?
でも、終わらせる必要もないんだけどね。

しかし、サッチー、可愛かった(汗)。
先週まで怖がっていたうちの子供も、四角くなったサッチー(ポチ)を見て、持ち直しました(苦笑)。
でも、ポチやられ(物理フォーマット)ちゃいましたね。思わず涙。
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