ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!「鳴りひびけ!☆平和のベル」です。
もう感動的な最終回でした。
感動しすぎて何を書こうかずいぶん迷ってしまいました。
色々考えたのですが、やっぱりふたご姫らしく飾らずいつも通りに行きます。キャプチャだけおまけして。
では最終回感想行きます。
あらすじ:
グランドユニバーサルプリンセスの魔法とプロミネンスの合体攻撃をも打ち破ったブラッククリスタルキング。ブラッククリスタルキングは、プリンセススワン姫を長い孤独の状態にさせ、その苦しみから生まれた憎しみを取り込んだブラッククリスタルキングは、全宇宙のハッピーを食いつくせるほどに強力になっていました。
エドワルドとスワン姫の仲を裂くという卑劣な手段に怒ったビビンちゃんは、ブラッククリスタルキングを攻撃しますが、逆にやられそうになります。それを救ったのは、なんとエドちんでした。
「なぜかお前を守りたかった」
最高にカッコいいセリフを残して、エドちんはブラッククリスタルキングに食べられてしまいます。
これでさらに怒りを増したレインちゃんとファインちゃんは、ブラッククリスタルキングとの戦いを続けます。しかし、グランドユニバーサルプリンセスの魔法も通じず、苦戦を余儀なくされます。
そして、遂には二人ともブラッククリスタルキングに捕まり、ハッピーを直接吸収され始めます。このままハッピーパワーを吸い尽くされれば、ふた姫は二度と笑顔を見せることもなくなります。
ハッピーパワーを吸収して巨大化するブラッククリスタルキング、そして変身が解けるふた姫。そんな様子を見ていることしかできない仲間たちは苦しみます。そんな時、ミルロが応援の歌を口ずさみます。
ふた姫を応援しようという気持ちはみんな同じです。歌声はどんどん広がり、みんなが合唱をします。すると、その歌声を切っ掛けに、プロミネンスが復活したではありませんか。しかも、どんどん増えていきます。
そのプロミネンスの光は、ブラッククリスタルキングのドームを突き抜け、ふた姫を照らします。そして、ふた姫は、パワーアップしたグランドユニバーサルプリンセスになるのでした。
「宇宙に大いなる祝福を。ハッピーを取り戻せ!」
グランドユニバーサルプリンセスの力と、みんなの歌声を集めたプロミネンスの力がブラッククリスタルキングに降り注がれます。
さらに、ピュピュとキュキュをもパワーアップし、ついにドームを消し去ります。
ブラッククリスタルキングも吸い込みパワーMAXで、ハッピーパワーを吸収し対抗します。その凶悪な力の前に、ふた姫の力も尽きたと思われました。しかし、ブラッククリスタルキングの力も限界でした。ハッピーを吸いすぎたブラッククリスタルキングは遂に滅んだのでした。
事件はすべて終わったように思われましたが、なんだか変です。レインちゃんとファインちゃんに笑顔がありません。そうハッピーパワーを吸い尽くされてしまったのです。
でも、ブラッククリスタルキングから溢れ出たハッピーの雪を浴びて、ふた姫にも笑顔が戻るのでした。
そして、食べられしまったはずのエドちんとスワン姫は、結ばれて元の王子と姫の一枚の絵に戻ります。ビビンちゃんも寂しいけれど嬉しそう。
平和になったロイヤルワンダー学園に学園長先生の声が響きます。学園長先生の正体は、何とソレイユ・ベルの意志だったのです。
最後に、エリザベータ様主催の平和をお祝いするパーティが開かれます。みんなそれぞれ想いの人とダンスをして嬉しそうです。
そして、エドちんとビビンちゃんに荒らされた学園の花壇に、ハッピーフラワーの花が満開に咲き乱れます。
めでたしめでたし。
感想:
もうすごいクォリティですね。絵は綺麗で、構図もスケールが大きくて、横溝ルパンさんも書いておられましたが、そのまま劇場に掛けてもいいような出来でした。特に、レインちゃんとファインちゃんがプロミネンスの光で復活する部分、ドームに光が差し込む辺りからが綺麗でした。
ストーリーも、もう感動ものでした。
無印の最終回も良かったですが、こちらの最終回の方がいいですね。
無印は、みんなの力でブラッククリスタルを倒せずに、プーモを犠牲にして勝利する形でした。
でも、今回は、ふた姫の力では倒せずに、みんなと力を併せて勝利するという内容で、まさにお友達計画の集大成になっていました。
それを彩ったのがあの歌ですね。
最初ミルロが歌いだしたときに、もう後の展開は見えたのですが、ミルロが歌いだすところがとても自然で、すっと感情が乗っていきました。
その後は、もう演技かどうかは分かりませんが、仲間たちがみんな自分の声で涙を流しながら歌う、泥臭いとも言えますが、最高の場面でした。もう涙なしにはとても見れません(涙)。これを書くために見直してもうるうる来てしまいます(滝涙)。
大人たちは、くさいとか恥ずかしいとか言ってしまいそうですが、子供たちはきっと感動してくれているのではないかなぁ。
2年間続いたわけで、間に波はありましたが、非常に素晴らしい作品だったと思います。
あぁ、もう何を書いているのか分かりませんが、とにかくレインちゃんとファインちゃん長い間ありがとう。