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夏目友人帳 伍 第五話「結んではいけない」です。

まず連絡事項でございます。このブログはeoblogというeonetのサービスを使っていますが、そのサービスが終了するためこのブログも移転することになります。ひとまず1月ぐらいをめどに移りたいと思っています。

さて、ひさしぶりにやってきました『夏目友人帳』。前の感想をみますと2012年ですか。ということで、4年半ぶりなんですね。先週を見ますと、やはり間が空いたためか、ちょっと入り込むのに時間が掛かりましたが、雰囲気は昔のまま、優しい感じだったと思います。

『夏目友人帳』はざっくりいうと、普通の人には見えるはずのない妖怪(あやかし)が見えてしまう夏目 貴志。そんな彼は見えてしまうがために、関わり合う人々から疎まれていた。そんな彼が、祖母である夏目レイコの遺品「友人帳」を巡って、妖怪のニャンコ先生と知り合い、また学校の仲間と友達関係を築くうちに、心を開いていく様子を描くものです。

恐らくは、今までの無印と続、参と肆は変則2クールずつだったので、今回も変則2クールになるのではないかと思うんですがどうでしょうか。

先週は、的場のエピソードの後編でした。お話は、今までの的場エピソードの延長線上でしたが、やはり作画が若干残念な感じでした。今週は多軌エピソードのはずなので、それへのパワー蓄積でしょうか。

ということで、夏目友人帳 伍 第5話「結んではいけない」感想行きます。

原作は既読です。最新刊は第21巻です。

あらすじ:公式から引用)

夏目は、学校の黒板に妖怪が書いたと思われる落書きを見つける。用心する中、多軌が最近、陣を使って家に迷い込んだ妖怪を助けたという話を聞く。夏目は多軌の陣が、祓い屋の間では禁術であることを伝えようとするが…。

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感想:

夏目友人帳 伍 第五話「結んではいけない」です。

今週は、手元に原作がある環境ですが、原作の16巻の「結んではいけない章」ですね。

ということで待ちに待った多軌の登場でした。多軌エピソードがないということではなく、今シーズンはそもそも多軌が全然登場しなかったですからね。ただその分待った甲斐があったと思います。

作画も良かったですし、エピソード構成も良かったですね。本当に先々週と先週は充電期間だった感じですね。その作画と、夏目友人帳らしいというか情緒あふれるエピソードが素晴らしいですね。

アワユキとタケミツだけでも素晴らしい感動だったのに、メインのモサモサした妖怪のあのどうしようもない片思いな感じがよかったです。どんなに恋い焦がれても決して結ばれない、なのでその気持ちが「恋」だとはわからない方がいいというのが、泣けてきますね。

いや、本当に見て泣いてたんですが。

妖怪と人間の関係はどうあるべきなのか。夏目が延々悩んでいる部分のお話でしたね。多軌もそこに悩むことがあるのでしょうか。

それはともかく、多軌の禁術は今期の一つのテーマになるんでしょうか。そういう感じで進んでいますよね。的場一門と名取さんはずっと通してのテーマっぽいですが、これらだと夏目友人帳のホンワカした感じとは違うように思えますよね。

ということで、この持ち直したのは続いてくれるんでしょうか。

http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/110105-6a1b.html