あまんちゅ! 第12話「蒼い世界のコト」です。
『あまんちゅ!』は『ARIA』の天野こずえさんのコミックスが原作のダイビング、日常学園アニメです。総監督は、アニメ 『ARIA』シリーズと同じ佐藤順一さんですね。佐藤さんは、その後も『たまゆら』シリーズなどもやっておられて、スローな優しいアニメをやられてきた方 です。
ちなみに、原作版の『あまんちゅ!』の感想はここ
ということで、『ARIA』も『たまゆら』も大好きで、原作も追いかけてきましたので、当然アニメ版『あまんちゅ!』の感想も積み重ねて来ました。最終回ということで、少し寂しい感じもします。
先週は、第十一話ということで、残っているお話であります、「ちゃ顧問」こと「ありあ」のお嫁さん(?)登場って回でした。そして、てこちゃんとぴかりちゃんが、バディとして絆を深めるというか、生き物への思いを深めるといいますかそんな感じでした。
あとは最終のてこちゃんダイビングを残すだけですね。
では、あまんちゅ! 第十二話最終回「蒼い世界のコト」感想行きます。
作は既読です。全巻持っています。最新11巻は9月発売で、ドラマCD付特装版を買いました。面白かったです。
あらすじ:(公式から引用)
ついに海洋実習の日がやって来た。ダイビング部の面々が訪れたのは、初心者ダイバーの聖地として知られる大瀬崎。
ぴかりとバディチェックを済ませたてこは、夢にまで見た海の中へ。未知なる蒼い世界を前にして不安に襲われるてこだが、すぐ側にはバディのぴかりがいてくれる。
いつしか不安のドキドキは興奮のドキドキへと変わり、神秘的な体験を満喫するてこ。それはまるで、新たな世界を知った自分を海が祝福してくれているようでもあった。
感想:
ということで、あまんちゅ! 第12話「蒼い世界のコト」です。
最終回は、ダイビング実習の最終段階、海洋実習でした。ということで、いよいよダイビングになるということですね。原作では3巻のラスト2本ぐらいのお話です。原作よりも、明るいお話になっていたように思っています。
原作では、アニメでも若干あったてこちゃんの不安な気持ちをもう少し強調していたように思っていたんですが、その辺りは軽くなっていた感じですか。
ということで、最終回のポイントは、当然ダイビングシーンだと思うのですが、それなりにうまくできていたかな?という感じでした。原作でも、泡のシーンが多かったので、アニメ映像でどうなるのかなと思っていました。実際には、ほどほどの綺麗だったのですが、グランブルー映像に合成された感じが見て過ぎていた感じがしました。見せどころなのでもう少しきれいに見たかったかなと思います。
あとは、海底についてからですが、もう少し光の方向を見上げるとか、上下がない構図を多く見せてほしかった感じがしますね。悪くはないんですが、それだけ期待していたということです。海で、正面からの構図が多いと興ざめですよね。下から、光へ煽るとかがもっと見たかったかな。
さて、お話的には、綺麗に終わったと思うんですが、最初からここをラストに企画していた感じですね。もう少し間の日常回を間引いて、海のシーンを増やして先まで進めてほしかった気もします。
ただ、この先にファーストダイビングほどのイベントがあるかというと怪しいので、2期はどうですかねぇ。「ARIA」や「たまゆら」は、道筋があったので、2期3期へと進みましたが・・・。
アニオリなら王道の白いイルカさんとお友達になって…なんて
とはいえ前半の変顔とか私みたいなARIA初心者にゃ引きが弱かったな。
お着替えシーンなどの見せ場も…
かやのんの語りで癒やすのも統一感がなくて苦しいかな。
ダイビングシーンに関しては本のスタッフに経験者いないんだろうなという印象を受けました。
まぁ所詮海の上だけを疾走る事しか経験がないもののたわ言だけどね。
4級船舶取った時は永久免許って話だったのにいつのまにか更新手続きが必要になって失効してしまった。
まぁ泳げなかった人間が3ヶ月位で体力つけて100m以上泳げる様に頑張るので1クールは妥当な線ではあるんですが日常ものとしては少し弱かったかなが感想。
ARIAファンとはその辺が少し違うかも。
現在大ヒット中の「君の名は」なんかも同じ様な理由で見たいという衝動が起きないけど。