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ラブライブ!サンシャイン!! #12「はばたきのとき」です。

『ラブライブ!サンシャイン!!』ですが、始まるまではやっぱりAqoursよりμ'sだよなぁなんて思っていたのも確かでした。ただ、やっぱり見 ていくと面白いです。そして、上手くμ'sやA-RISEを絡めてあって、その面からの興味も引き継がれる形になっています。ストーリーも微妙にμ'sの 軌跡をなぞったりしているのが、ポイントだと思っていました。

ただそれですと、『ラブライブ!サンシャイン!!』のお話になっていないということで、前作を越えられないことになってしまいます。その辺りをどうするかですが、実はそれが伏線で、そのまま今週のお話しに繋がっているとやられました。そこは、後でまとめるとします。

さて、先週の第十一話は、ラブライブ予選が開始でした。梨子ちゃんが抜けてどう展開するのかとかと思いましたが、梨子ちゃんはピアノコンクール、Aqoursは残った8人でラブライブに向かう展開でした。

ということで、ラブライブ!サンシャイン!! 第十二話「はばたきのとき」感想行きます。

今までの『ラブライブ!』シリーズは映画も含めて完走です。感想も書いています。μ'sとAqoursの曲は、ほぼ全て聞いています。スクフェスもやっている、ラブライバーです。

あらすじ:公式から引用)できず。

梨子が抜けて8人となったAqoursだったが、ラブライブ予選を無事に通過することができ、徐々に人気も上がっていった。しかし、そのランクアップは学校への入学希望者を増やすことには繋がらなかった。

悩んだ千歌は、先輩であるμ'sからその対策を学ぼうと、Aqoursのメンバーと東京に出かけることにする。

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感想:

ラブライブ!サンシャイン!! #12「はばたきのとき」です。

今週は、冒頭にもちょっと書きましたが、今までの伏線を回収する回でした。といいますか、自分も含めてそれが伏線だと気付く人も少なそうですが。

さて、その伏線のお話しですが、今まで千歌ちゃんたちAqoursはμ'sをまねてその後を追って、学校を救うためにスクールアイドル活動を始めました。その表面的な後追いだけでなく、アニメの構成なども実はμ'sにした流れを追っていたわけです。しかし、その同じ流れというのが、全て繋がって、μ'sの真似をするだけでなく、自分たちで自由に活動していくことに決めるところに集束したというわけですね。

うちのブログの感想でも、今までμ'sのエピソードの後を追っているもしくは対比させている的なことを書いていました。結局、すっぽりと制作側の思惑に嵌まった見方をしていたわけですね。

今週それらを明らかにして、その上千歌ちゃんにそれを越えていく決意を語らせるなんて、なかなか良くできた内容だったと思います。感動しました。ここ暫くは、千歌ちゃんは影に隠れていたンですが、それは今週彼女の回にするためだったんでしょうね。

また、μ'sの後を追わないといいながらも、花陽ちゃんに似た後輩ちゃんが登場したり、穂乃果ちゃんに似た少女が現れたりして、逆にμ'sの影をチラつかせたのは上手いですね。特に、μ'sが解散を決めた海岸で新たなスタートを決意したり、羽根の演出があったりと、μ'sの後を追うことをやめて、初めてμ'sの後継となれたという演出が素晴らしかったです。

作画もここ暫くに続いて非常に上手くできていたと思います。もう突っ込むところはないです。

次回は、最終回ですか。恐らくは二部に続くだとは思うんですが。