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三者三葉 第12話 「もうパンの耳は卒業しますわ」です。

『三者三葉』は、まんがタイムきらら系の日常四コマ漫画が原作です。まんがタイムきらら最初のころから読んでいるのですが、その最初から確か掲載されていたような気もしますから、代表漫画ですよね。10年以上連載しているはずです。

このアニメの特徴としては、長く続いているので、登場人物もかなりたくさんいて、しかも作者荒井チェリーさんの別のコミックとクロスオーバーしていたりするのですが、それは別のお話し。

先週の第十一話は、バレンタインデーということで、サブタイトルも「チョコを食べまくる日」でした。先々週がクリスマスで、「鶏肉とケーキを食べまくる日」ということで、対になっている感じですね。

三人娘が中心で、うまく周りのメンバーが絡んでというのが、完成形に近付いたので、似たようなパターンが続いていますね。

ということで、三者三葉 最終回 第12話 「もうパンの耳は卒業しますわ」感想行きます。

既読です。全巻持っています。最新巻は、3月に発売されました。

あらすじ:公式から引用

西川葉子にとってパンの耳とはトレードマークであり、お嬢様から貧乏生活へ転落してからというもの苦楽を共にしてきた相棒と言っても過言はないだろう。

そんな葉子がパンの耳を卒業する時がやってくる…。

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感想:

ということで、三者三葉 最終回 第12話 「もうパンの耳は卒業しますわ」です。

今週は、最終回でした。お話し的には、今までと同じで多くの登場人物それぞれに見せ場があって、面白い最終回でした。ちょっと、葉山照ちゃんが目立たなかったように思いますが。

といいますか、まず動画工房さんスゲーって感じで、作画、動画がすごかったです。特にBパート終盤の動画。動きまくっていました。階段を走る部分は、ちょっと「けいおん!」の最終回で唯ちゃんが走っていた部分を連想させるものでしたが、その他の部分も良く動いていたと思います。それを感じさせないような構図にはなっていましたが、それでもなかなかすごい出来だったと思います。

まぁ、最終回だけでなくって、全般に安定して作画は良かったと思います。

ただ、それに比べて当初はお話しが今一つかとも思っていましたが、終盤に向けてキャラクターを動かし慣れたのか、どんどん良くなっていたと思います。

原作は、キャラクター設定と、ネタの提供元と割り切って、お話しはオリジナル構成っぽくなっていました。そのためか、最初はちょっと原作既読者的には違和感もあったのですが、終盤に向けてそれがなくなっていったように思います。

原作的にはまだまだストックありますし、あの重要な人もまだ登場していないので、二期は充分期待されますね。それとも、わざわざこの最終回で原作者の違う作品の「せいなるめぐみ」のキャラクターを出してきたので、そちらをやるのかもしれません。

ひとまず、良い最終回でした。