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Dimension W File.12「辿り着いた未来」です。

自分的には、この冬アニメでは、『ハルチカ』を応援の中心にしていますが、期待度ナンバーワンは、この『Dimension W』でした。原作のファンでもあるので、楽しみにしていましたが、なかなか良かったと思っています。

この『Dimension W』は、『DARKER THAN BLACK』のキャラデザやスピンアウト漫画の執筆をされていた岩原 裕二さん原作のSFコミックが原作です。そのためか、舞台が近未来だということからか、雰囲気は似ています。元々『DARKER THAN BLACK』が好きだったというのもあって、感想を書こうと考えました。それにしても、この『Dimension W』のアニメ化するんだったら、先に『DARKER THAN BLACK -漆黒の花-』のアニメ化をしてほしかったなぁ。

さて、先週は百合崎士堂博士そしてハルカ・シーマイヤーを中心にしたジェネシス開発の裏側が語られました。コイルを発明したのが百合崎博士で、その弟子のハルカ・シーマイヤーがそこからジェネシスにたどり着くための理論を構築したということですか。そして、それを装置化したのがルーザーの奥さんでした。

ハルカ・シーマイヤーは自分の理論を実現するために暴走し、そしてキョーマはジェネシスを奪い去ることで、その暴走を止めたという感じですか。

ハルカ・シーマイヤーは、自分が戻るためにまだジェネシスを追い求めており、キョーマたちと全面対決するという感じでしょうか。

ということで、Dimension W 第十二話最終回「辿り着いた未来」感想行きます。

原作は既読です。3月25日に最新刊が発売されました。でも出張でまだ購入できていないんですよ。

あらすじ:公式から引用

次元Wの狭間から現れた狂えるシーマイヤー。
奪われた妻ソフィアの体をベースに生成された怪物を前に、ルーザーは怒りを露わにしながらも、その圧倒的な力に立ち向かう。

一方、かつて全てを懸けて臨んだにも関わらず、仲間も、雅も救うことのできなかったキョーマ。
過去に何があったのか?

ミラの手により自らの記憶に潜入し、そこで5年前の真相を知ることとなる……!

Dw02

感想:

Dimension W File.12「辿り着いた未来」です。

いよいよ最終回ですが、なかなか綺麗にまとまっていたのではないでしょうか。

今週は、まずキョーマの過去、どこにジェネシスが消えたのか、そしてなぜキョーマはその記憶をなくしたのかが語られました。元々ジェネシスの使い道などを考えれば、キョーマがどこへ持ち去ったのかはわかりそうな感じですが、どうしても地理的な問題で、確信が持てない状況でした。でもまぁ、結局はジェネシスなんですよね。

そしてもう一つ、なぜジェネシスが見つからなかったのかについては、完全に盲点ですね。それだから見つからないのか、ないことになるのかという感じです。ちょっとやられましたって感じです。

しかし、これを見る限り、このDimension Wはキョーマと雅の愛の物語りって感じですね。途中までは、てっきりミラちゃんのコイルがジェネシスなんだろうな、そしてミラちゃんが雅なんだろうななんて思っていましたが、それよりもこちらの方がキョーマと雅だけを考えれば綺麗ですよね。

ただこのラストだと、ミラちゃんについてはかなり謎のままですよね。百合崎士堂博士が娘のようにミラちゃんに愛情を注いでいたことはわかりました。ただし、どうしてそんなに愛情を注いでいたのか、そしてあのコイルの正体は何なのかはわからず仕舞いですね。まぁ、原作のこれからのテーマではありますが、アニメでほのめかしていたのが気になります。

例えば、ルーザーが死んだときに、ミラちゃんは何かを感じたようなしぐさをしましたが、それが一体何だったのかも分からなかったですね。

ということで、原作がもうありませんが、飛ばしたエピソードもかなりありますし、少し原作がたまればまたやって欲しいところです。

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