灰と幻想のグリムガル episode.11「生と死の間で」です。
『灰と幻想のグリムガル』ですが、十文字青さんのラノベが原作のようです。十文字青さんといえば、自分の中では薔薇のマリアシリーズなんですが、面白かったですよね。っていいつつも、途中までしか読んでいませんし、完結していないと思いますが。
このアニメのポイントは、まずは舞台設定でしょうか。世界観自体は、どうやら仕掛けになりそうなので深追いしていませんが、舞台設定はちょっと今までのRPGベースのものから一捻りしてあるように思いました。
先週の第十話は、サイリン鉱山に狩場を移しての戦いになりました。サイリン鉱山は、メリイちゃんがかつて仲間を失った場所で、ここが最終回までの戦いの場になりそうです。
そしてもう一つ、このアニメのテーマでもあるパーティーのあり方をハルヒロが考えるという展開も引き続き描写されました。ハルヒロがリーダーとしての自分がどうパーティーを引っ張っていけばいいかを考える展開ですが、どうやらカギはランタのようです。
ということで、灰と幻想のグリムガル 第11話「生と死の間で」感想行きます。
原作のラノベは未読です。
あらすじ:(公式から引用)
サイリン鉱山四層でハルヒロたちは巨大なコボルドに遭遇する。群れの中でもとりわけ異様な存在感を放つそのコボルドこそ、かつてメリイの仲間の命を奪ったデッドスポットだった。
絶体絶命のピンチから逃れるため、メリイの誘導に従い安全な場所へと移動することに。そこはかつてルミアリス神殿があった場所。そ してメリイが仲間を失った場所でもあった。
ようやく一息つくパーティだったが、その彼らの前に怪しげな人影が接近してきて――。
感想:
灰と幻想のグリムガル episode.11「生と死の間で」です。
今週は、かつてメリイちゃんの仲間の命を奪ったコボルドであるデッドスポットからパーティーが逃げるところから始まりました。デッドスポットに遭遇したのがサイリン鉱山四層だったので、当然かつての事件があったのも四層なのかと思っていました。
それはちょっと違っていて、かつての戦いは五層のルミアリス神殿近くだったようですね。そのために、五層のルミアリス神殿にはメリイちゃんの仲間のスケルトンがふらふらと現れたようです。ノーライフキングの呪いという言葉がありましたが、これは本来は伏線なのでしょうね。恐らくアニメでは語られないでしょうけれど。ただ、メリイちゃんのデスペルで呪いは簡単に解除できましたから、違うのかも。でもここのシーンはきれいでしたね。
伏線と言えば、モグゾーのメリイちゃんとハルタへの視線も恐らくそうですよね。
その戦いの間に、今までのランタのウザったさが、180度がらっと変わる展開がありました。やはり、彼は彼なりに考え、そしてハルヒロを気にしていたんですね。なかなか良かったです。
そして、その展開からランタを救いにハルヒロが行動する流れになります。恐らくあのスケルトンとの戦いがなければ、またうだうだ悩んだんでしょう。
ということでいよいよ、次週はデッドスポットとの最終決戦ですね。楽しみになって来ましたが、おそらくはハルヒロのあの能力が何かあるんでしょう。
ところで、デッドスポットは、あの巨体でどうやって層を行き来するんですかね。