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昭和元禄落語心中 第十話です。

『昭和元禄落語心中』も1クールであればもう終盤ですね。原作からしますと、おそらくは第5巻までをやるんでしょう。かなりキリがいいですからね。

『昭和元禄落語心中』は、原作もちょっと読んでいて、面白そうかとおもってはいたんですが、そもそも落語家でない人がこの演技をしてもどうだろうと 思ったのと、もし落語部分だけを本職の人が差し替えても、違和感が出るだろうということで、当初は見ないつもりでした。ところが第一話の一時間スペシャル を見てみると、かなり面白くできているので、感想を書くことにしました。

第二話からは、過去編ということで、八雲師匠とその話に出ていた助六の物語に移りました。実は第一話よりもこちらがメインです。

先週のポイントは、菊比古と助六が真打に昇格したのを境に、一気に今までの安定していた世界が壊れていくお話でした。

助六が暴言を吐いて七代目八雲に破門され、八雲の襲名が菊比古に内定し、その一方で、菊比古はみよ吉を捨てて、みよ吉はその仕返しとばかりに、助六と関係を持ち、助六を一気に落語の世界から追い落としました。

今週は、そんなみよ吉と助六の関係を知った菊比古がどう行動するかですかね。

ということで、昭和元禄落語心中 第10話感想行きます。

原作マンガは、5巻までは読みました。奥の人は、全部読んでいるようで、それで面白いのは分かっているので、アニメに先行する形で少しずつ読んでます。

あらすじ:公式から引用

別れの刻はふいにやってくる。

落語のつらさも楽しさも一緒に分かち合った助六。自分を本当の子どものように世話してくれたおかみさん。弟子入りを望む者やマスコミは嫌というほどやってくるのに、大切な人たちはどんどん去って行く。

やりきれない思いを抱える菊比古に、七代目が聴かせるのは『子別れ』と自身の因果の物語。そう、すべては切っても切れない因果の巡り合わせ……。

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感想:

ということで、昭和元禄落語心中 第十話です。

さて、今週は、様々な謎解き的なお話で、かなり腑に落ちる回でした。

今まで、なぜ七代目八雲が助六を弟子にしたのか、助六という名前を与えたのか、そしてなぜあれほど頑なに助六を八代目として選ぶのを嫌がったのか。まぁ、あの因果がなくても助六を八代目にすることには、悩みそうな気がしますけれどね。

それにしても、結局今週菊比古が七代目に言った感謝の言葉といいますか、七代目の嫌いなところの話は、先週の助六の暴言と同じなんですよね。死に際の七代目が、自分の心情を吐露する間に、毒が抜けていくのがよくわかりました。その経緯で助六をもう許したということなんでしょう。

そして今週の目玉というか、このアニメの一つの山場が、菊比古のというか石田さんの「死神」でした。たっぷりとやりましたね。聞きごたえがあって、非常に面白かったです。先代がなくなった後でこれをやるというのが、皮肉が効いていて面白いですが、客の反応はどうなんでしょう。

そして、いよいよ菊比古が助六を追ってという旅に出ます。このまま助六が見つかって、八代目は助六が継ぐということにはならない、そして小夏が菊比古を嫌っているのは1話からわかっていますから、それをどう見せるのかがポイントでしょう。楽しみです。

で、演じた落語の流れです。

第一話

八雲「死神」→与太郎「出来心」→与太郎「初天神」→八雲「鰍沢」

第二話

初太郎(幼少)「野ざらし」→菊比古「子ほめ」→初太郎「時そば」

第三話

菊比古「子ほめ」→初太郎「黄金餅」→初太郎「あくび指南」→菊比古「野ざらし」→菊比古「包丁」→菊比古「釜猫」

第四話

助六「夢金」→菊比古「明烏」(練習シーン)

第五話

助六「品川心中」

第六話

七代目八雲「牛ほめ」→菊比古(練習)「品川心中」→助六「お血脈」→菊比古「品川心中」

第七話

助六「火焔太鼓」→菊比古「品川心中」→菊比古「五人廻し」→菊比古「崇徳院への枕??」(口ずさむ)

第八話

菊比古「紺屋高尾」→助六「夏どろ」→菊比古「死神」

第九話

助六「居残り佐平次」→菊比古「紙入れ」

第十話

七代目八雲「子別れ」→菊比古「死神」→子夏「野ざらし」

しかし、七代目八雲の家中さん、なかなか見事な落語でした。小夏の小林さんも初でしたっけ?さすがですね。