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「とある科学の超電磁砲<レールガン>」11 冬川 基 画/鎌池 和馬 原作
アスキー・メディアワークス 電撃コミック  ISBN:978-4048654319

はいはい、感想を書き忘れていた本やマンガの感想を補完しましょうシリーズの第二弾です。先週は、小説だったので、今週はマンガをば。と思ったら、結構書いてない(汗)。この一年くらい、ほとんど書いてないですね。

ということで、新しい方から選んでこれをば。

さて、それはそうとして、『超電磁砲』も『禁書目録』も最新アニメから2年近く経っていますから、そろそろアニメがあるのならば来てほしいですが、鎌池さんでは『ヘビーオブジェクト』をやってしまいましたからね。

かくいう自分も、新約の方は、全然タイムリー読まなくなってしまったので、感想もすっかりご無沙汰になってしまいました。

で話は戻って『超電磁砲』ですが、表紙は美琴に絹旗最愛ちゃんですか。冬川さん絵柄がますます変わって、ずいぶんと絵が軽くなりました。好き嫌いはあるでしょうからどちらがいいといいいませんが、ちょっと昔の方が好きかな。

10巻は、大覇星祭編の完結でした。なかなか盛り上がって面白かったと思います。

ということで、コミックス11巻の感想をば。

出版社にあらすじが落ちていたので、拾っておきます。

あらすじ:

新エピソード開始!

大覇星祭も終わり、落ち着いたかに見えた学園都市だったが、奇妙な噂が流れていた。なんと、「いい」夢を見ることが出来る機械があり、しかもその効果は現実に影響するというもので……。

感想:

新エピソード「天賦夢路(ドリームランカー)」編の開始ですか。他人の夢を記録して、その夢を他人が見ることができるようになるカード「インディアンポーカー」を巡る話です。

第一章が「幻想御手」編、第二章が「妹達」編、第三章が「大覇星祭」編だったわけで、大きくは、四番目ということですね。ならば、「大覇星祭」編でアニメを作るというのもありではないかなぁ。

さて、その「天賦夢路(ドリームランカー)」編がどう転がっていくのかはまだわかりません。この11巻では、その話を縦ロールちゃんや、ゲコ太王国そして「幻想御手(レベルアッパー)」ならぬ「巨乳御手(バストアッパー)」などに繋げてなかなか楽しめました。コメディーですね。

ただ、この11巻のメインは、予知能力者の少年と、黒子のお話しでしょう。なかなか良かったと思います。ときどき出てくる黒子の正義心というのが強く語られていました。こういう、黒子の正義が出てくるお話しは、いつも名作な気がします。

さて、「大覇星祭」からこの「天賦夢路」に繋がる部分ですが、どうやら『禁書目録』とは違うルートを進むようになる気がします。サブキャラに色々『禁書目録』メンバーが登場して関係を仄めかしていますが、ストーリーとしては、違うルートですよね。

ただ、その科学サイドを描いてくれるのは、非常に楽しみです。恐らく、新約に繋がってくるのだとは思いますが。あ、その前に『アイテム』の悲しい運命が待ってるのか。