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コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 第3話「鉄骨のひと」です。

『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』ですが、“監督・水島精二×脚本・會川 昇×アニメーション制作・ボンズ”という組み合わせに惹かれて見始めました。なかなか面白い気がしますけれど、視聴者を選びそうな気もします。

内容的には、今までのアニメや特撮のオマージュてんこ盛りというところみたいで、それらを「超人」と定義してその存在についての秩序維持ということを目的として活動する「超人課」という厚生省の外郭団体を中心に描くという感じなんでしょうか。

「レボルティオ」はrevolutionのラテン語じゃないかと思うので、革命的な行動が絡んでくるのでしょうか。

第一週では人吉爾朗と星野輝子ちゃんとの出会いが使い、彼女が「超人課」に参加することになった経緯が描かれました。先週は、それに続いて、風郎太が「超人課」に参加することになった経緯が描かれました。こういう感じで、「超人課」のメンバーが少しずつ紹介されていくのでしょうか?

どうやら、このカットバック形式は、まだ続くようです。

ということで、コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 第3話「鉄骨のひと」感想行きます。

あらすじを公式から引用しておきます。オリジナルですが、あまり事前情報は仕入れていません。

あらすじ:公式から引用

連続爆破事件の発生で、世間は騒然としていた。超人事件専門の刑事・柴来人は、遺留品のないことに不審を抱く。

軍事企業の八束重工の社員を襲撃したとアタリをつけ、立川の工場を捜査中の来人は、近くの公園で美枝子という名のセーラー服の少女に出逢った。
以前から敵視する「超人課」との対立が深まったとき、彼女に隠された驚くべき秘密が露呈した。

悪の組織に生命を奪われて機械の身体にされた来人の心に、複雑な想いが去来する。

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感想:

コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ 第3話「鉄骨のひと」です。

第一話が、怪獣とそれと戦う宇宙超人(ウルトラマン)と魔女ッ娘がメインでした。そして第二話がお化けでしたか。懐かしいSFというか特撮、アニメネタをベースに、それに対するオマージュ的な作品になっていました。そして、そこに昭和の香りがする古い時事ネタを少し交えていくという感じでしょうか。

ということで今週の第三話は、なつかしのロボット刑事が元ネタでしょう。「ロボット刑事K」は、見たことがあったと思うのですが、記憶があやふやです。というか、歳がバレますね。

おまけに、グアム島の横井さんネタも加えていますが、今の若者にはわからないネタなんではないでしょうか?

それから考えると、「神化」は明らかに「昭和」という感じですよね。横井庄一さんが日本に戻ったのも昭和47年2月ですから、アニメの神化47年2月とぴったり合いますし。フォークソングもそうですし。ちなみに、昭和42年2月には、東京国際空港に時限爆弾が仕掛けられています。アニメ通りですね。

ところで、柴 来人はロボット刑事Kのオマージュだとして(指から銃撃や、ミサイルの撃ち方は、サイボーグ004ですが)、ジャガーこと芳村兵馬はなんでしょうね。時間を止めるとすると、『ふしぎな少年』(?)でしょうか。う~ん。

それにしても、「神化」42年から47年までの間に爾朗の身に何があったのでしょうか?来人がああなったのは、まだわからないではないですが。カットバックの繰り返しの中で、その辺りもそのうちに示されるのでしょうか?