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Charlotte -シャーロット- 第11話「シャーロット」です。

いよいよ終盤の展開となってきた『Charlotte -シャーロット-』です。先週は、隼翼が自分がタイムリープ能力を使って何をしてきたかを語った回でした。詰まり謎解き回ですかね。

Keyの麻枝准さんの原作・脚本、Na-Gaさんがキャラクター原案、アニメーション制作がP.A.WORKSということで、『Angel Beats!』スタッフですね。それもあって、かなり期待されている感じです。

第10話は、謎解き回だったとかきましたが、それよりも有宇がやったことの方が、重要でしょうか。歩未ちゃんを救うために、必要な能力を収集して過去を改変する。オープニングではないですが、まさに怪物に近い能力を手に入れたわけですね。

そうして歩未ちゃんは命を救われました。ただ、歩未ちゃん以外にとって、それが本当に幸福な事なのか、どこにも描写されないので気になります。

少なくとも、有宇と友利ちゃんが出会って、共に過ごした日々は、リセットされたわけで、それで本当にいいのか気になります。

ということで、Charlotte -シャーロット- 第11話「シャーロット」感想行きます。

Keyのアニメとしては、『AIR』、『CLANNAD』、『Angel Beats!』辺りを見ています。

あらすじ:(公式から引用

無事、歩未を救い出した乙坂有宇の前に現れる熊耳と目時。
彼らに連れられ訪れた研究施設内で、特殊能力発生の原因を知ることになる。

そして熊耳は新たな能力者の情報を得て、星ノ海学園に向かうが…。

Ch02

感想:

Charlotte -シャーロット- Episode11「シャーロット」感想です。

先に書きましたように、先週までで一先ずハッピーエンドっぽい様相が描かれました。能力者たちは隼翼によって匿われ、死んだはずの歩未ちゃんも、有宇が「略奪」で得た能力で救われました。

それでも、結局有宇自信が幸せになっていないことが気になってはいたのですが、今週はそれを上回る「超」展開でした。いや、全然褒めていませんよ。個人的には、こんな展開はダメだと思っていますので。

許せないのは、このラスト間際になって、今まで何も匂わせなかったテロ集団たち、しかもどうやらチャイニーズ系っぽい人物を登場させたことです。自分は、別にナショナリズムの持ち主でもなんでもないのですが、差別主義にも通じるので、もう少し考えて物事を進めた方がいいと思います。

それはさておき、残り少ないのに今までの伏線も何もかも捨てるというのはどういうことでしょう。せめて対立するテロリストを出してくるのなら、あの科学者集団で良いのではないでしょうか。どうなったのかは明確にされていませんし、そもそもテロリストたちが欲する有宇の能力の明確な情報をどこから仕入れたのか、さっぱりです。そんな情報知っているのなら、ムカムカする自白剤やリンチをする必要なんてないですし。

ただ今週で、怪物的な能力を得ながらも有宇が弱々しい様子をさらけ出したのは、好感触です。ちょっと人格が豹変しすぎだった気もしたので。

さて、残り少ない回で、この辺りの不満も払拭するような展開を見せてくれるのでしょうか。