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長門有希ちゃんの消失 第16話「花火」です。

どうやら噂通り16話で終了ということで、今週で最終回の『長門有希ちゃんの消失』です。16話という中途半端さは、どういうことなんでしょうね。

この『長門有希ちゃんの消失』は、原作小説『涼宮ハルヒの憂鬱』のパロディギャグ漫画・アニメだった『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』の世界観で、『涼宮ハルヒの消失』の長門有希が願った世界をやろうというものだと思います。

物語は、既にその『涼宮ハルヒの消失』の時系列を乗り越えて、独自に進み始めています。そして最終回ですが、この感じだと、キョンくんの気持ちにケリを付けて終わる感じでしょうか。

ちなみに、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズの感想はこの辺りです。『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』の感想はありません。

先週は、「彼の迷い」ということで、先々週のハルヒに続いてキョンくんが迷いの中に落ち込むという展開でした。というか、水着回でした。

キョンくんが長門さんを意識して、どんどんと迷いの森にはまり込んでいく展開でしたが、最終回では大団円になるという予感がします。はい。

ということで、長門有希ちゃんの消失 第16話最終回「花火」感想行きます。

原作は、谷川流さんの小説版もぷよさんのマンガ版も既読です。漫画の最新刊は、三月に発売されました。ネタバレには、気を付けるつもりではいます。

あらすじ:公式から引用)できず。

ハルヒを中心に夏休みを満喫する文芸部員たち。

そんな中で、キョンは一人、消えた長門の別人格の告白を思い、悶々とした日々を過ごしていた。

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感想:

長門有希ちゃんの消失 第16話「花火」です。

サブタイトルは夏祭りの花火からなんでしょうけれど、多くの人は、芥川賞の「火花」と混乱させて喜ぶんでしょうね。まぁ、どうでもよい余談ですけれど。

ということで、最終回は、やはり「長門有希ちゃんの消失」ということで、そのテーマに従ってお話がまとめられました。先週まで、キョンくんとハルヒが悶々としていて、それでもハルヒは先々週にある程度自分の気持ちにケリを付けていたのですが、キョンくんは悩んだままでした。

その気持ちにケリを付けるわけですが、やはり「消失」ということで、消えた長門さんの別人格に対してだけけりをつけた感じです。ちょっと卑怯かもって感じますが、原作通りなので仕方ないかな?

ただ、キョンくんの悩みモードのまま引っ張ったので、ずっとキョンくんのグダグダとしたモノローグを聞かされるわけになりました。ハルヒの暴走のように外側で派手なエピソードがあってそれに対してのモノローグならばいいのですが、男の内面のモノローグを聞かされ続けてもちょっとねぇという気もします。

ここまで引っ張るのなら、もう少し、長門さんに語らせておいてほしかったなぁ。キョンくんの態度に不信感を持つとか、それにあちゃくらさんが茶々を入れるとか。

でも、これはこれで面白かったです。売れないかもしれませんが。

それでも、エンドレスエイトねたは、どうかなという気がしますけれど、面白かったですね。