kuro5「棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜」5 きゆづきさとこ

芳文社 KRコミックス ISBN:978-4832245792


待ってましたよ~。

2巻から3巻は4年半、3巻から4巻が1年半待ちました。そして今回は、2年ぶりですか。それでも、出てくれるだけで嬉しい~♪ 何度も書いてますが、きゆづき先生は、漫画家で一番好きで、マンガではこのクロが一番好きなので。

それにしても、このコミックス、絵は細かいですし、カラーは綺麗ですし、本当に手間が掛かってますよね。そもそも、全てのページが黒ベースというのは、あまり他のコミックスでは見たことがないですよね。一部ならありますが。

そしてもう一つ、お話しです。もう、一冊読むのにひどく時間がかかります。というのも、お話しはファンタジーの形態を採っていますが、お話しは決してストレートではなくて、読み解くのに時間が掛かります。自分は、速読タイプだと思うんですけれど、この5巻は、読むのに1時間以上掛かった気がします。

ところで、4巻大きな分岐点だった感じがしますが、5巻ではどうなるのでしょうか。いよいよ、物語りは、佳境が近付いている気がしますが・・・。

ということで、「棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜」5巻感想行きます。

ではまず、出版社から、あらすじを引用しておきます。

あらすじ:

魔女にかけられた呪いを解くために旅を続けるクロ。 その時がくる前に、果たして元の姿に戻ることは できるのか? 

旅の途中で出会った少女が語る魔女の 呪いの記憶。彼女はそれを魔法というが…。 至高のストーリー4コマ最新刊!!

感想:

もうもう、面白いです。そして、今まで以上に、物語りは重く黒くなって行っています。

4巻ぐらいからクロの秘密が少し明かされて、物語りが終わりへと進んで行っている感じがありましたが、この5巻は、大規模にお話しの展開が変わり、それがさらに明確になった気がします。

大きくいいますと、物語りの視点が、今まではクロもしくはクロに関わる相手という形だったと思いますが、それが今回から「ヒフミ」という人物もしくは魔女が登場して、その視点が差し込まれるようになっています。それは、今までクロとセンの口で語られていた過去の出来事に繋がる感じで、散らばっていた色々な物語りが集まって一つの結末に集束していっている気がします。

そのため、過去に登場した重要そうな人物「フカシギ」さんとか、「モー」とかが、再登場して重要そうな役割りを演じています。

物語りとして一番重要そうなのは「原始の谷」か「ブラン」のお話しでしょう。それぞれ2話割り振られていますし。それでも、ポイントになるのは一番最初のエピソードのような気がします。どうやら、ニジュクとサンジュも関係する「ハカセ」がポイントとなることを示唆している気がします。

ただ、一番気になるのは、手袋のエピソードですね。あれは、どういう意味でしょう。

黒い旅人と魔女、クロとヒフミ、読めば読むほど、実は同一人物ではないかという気もしてきますが、このペースだと6巻で終わりではなさそうですね。7巻ぐらいが山でしょうか。

あぁ、続きが読みたい。