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長門有希ちゃんの消失 第7話「ねがいごと」です。

この『長門有希ちゃんの消失』は、原作小説『涼宮ハルヒの憂鬱』のパロディギャグ漫画・アニメだった『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』の世界観で、『涼宮ハルヒの消失』の長門有希が願った世界をやろうというものだと思います。

物語は、既にその『涼宮ハルヒの消失』の時系列を乗り越えて、独自に進み始めています。『涼宮ハルヒ』メンバーは揃ってレギュラー化したこともあり、『涼宮ハルヒ』ファンにはより面白い感じかもしれません。

ちなみに、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズの感想はこの辺りです。『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』の感想はありません。

先週は、新学期になっての文芸部の様子を『あちゃくら涼子ちゃんの消失』といった趣で描くという感じでしょうか。

奥手で引っ込み思案な長門有希ちゃんなので、それほどは展開は進まないはずと思い込んでいるあちゃくらさんの想いに反して、結構長門有希ちゃんが頑張っている風に見えてと言うところでしょうか。

まぁ、実はそんなに頑張ってはいないので、そのギャップがドタバタ喜劇っていう感じに見せているんでしょうか。実はラブコメなんですが。

ということで、長門有希ちゃんの消失 第7話「ねがいごと」感想行きます。

作は、谷川流さんの小説版もぷよさんのマンガ版も既読です。漫画の最新刊は、三月に発売されました。ネタバレには、気を付けるつもりではいます。

あらすじ:公式から引用

ゴールデンウィークにハルヒの提案で温泉へ合宿に行くことになった文芸部の一同。出発前に電車の座席を決めるくじ引きに緊張する有希だった…。

感想:

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長門有希ちゃんの消失 第7話「ねがいごと」です。

今週はちょっと低調だったかも。

まずもともとそんなに作画がよくはなかったと思うのですが、今週は特に残念な感じでした。俯瞰の構図が酷いのは前からですが、特に動きが全然というかなんというか。ロケハンが入った関係で、スケジュールが厳しかったのかも。

そして、結局そのロケハンのためか観光アニメっぽくなっていて、ストーリーは小さなネタで引っ張る感じで終始してしまい、全体に中身が薄くなったような気がします。

一応ラストの引き方からしても、長門有希ちゃんの心情を上手くちら見せさせながらまとめていくといういつものスタイルにはなっているように見えましたが、途中からあちゃくらさんが長門有希ちゃんにあまり絡まなかったからそう感じたのでしょうか。

その代わり、今週中盤から長門有希ちゃんに絡んでくれたのは、朝比奈みくる先輩でした。

元々、原作では長門さんが苦手と言っていたこともあってか、あまり長門有希ちゃんとの絡みがなかったみくる先輩ですが、このアニメではハルヒがいじってくれないこともあってちょっと存在感が薄くなっていた感じもしました。そのリカバリでしょうか。なかなか、可愛かったです。

まぁ、やっぱり全体として構成が悪かったという気がします。次週温泉回でリカバリでしょうか?