ユリ熊嵐 EPISODE 12「ユリ熊嵐」です。
がうがう、『ユリ熊嵐』もいよいよ最終回第十二話です。最終回だというのに、仕事が爆発していて、ようやくです。ホテルで洗濯をしながら記事を書いています。
ちなみに『輪るピングドラム』の感想はここ。
ということで、先週の第11話では、ラストに向けて物語が盛り上がる中、るるちゃんについての決着というか、最終回の着地点の地ならしという感じだったでしょうか。
大きいポイントとしては、銀子ちゃんがユリ裁判で何を願いどうなったのかが描かれたことでしょうか。ただ、ちょっと「好き」を手放すことと「好き」を諦めないことが、どういう関係なのかの説明が分かりにくかったというか、納得できなかったといいますか。
いや銀子ちゃんから見ればあれでいいんですが、紅羽ちゃんから見ると納得できないという感じでしょうか。それがこの最終回で明確になるんですかね。
ということで、ユリ熊嵐 第12話最終回「ユリ熊嵐」感想行きます。
どうやらオリジナルアニメのようですね。
あらすじ:(公式から引用)できず
るるは、紅羽と銀子を庇って銃弾に倒れる。
失意の紅羽と銀子を捕らえた大木蝶子は、『排除の儀』を始める。その標的は、クマである銀子ではなく、紅羽だった。
紅羽は、『排除の儀』の中あることを思い出す。
感想:
ユリ熊嵐 EPISODE 12最終回「ユリ熊嵐」です。
いい最終回でした。まさかこんなに綺麗に感動的にまとまるなんて思いませんでした。
ポイントは、やはり『排除の儀』などではなくて、『ユリ裁判』でしょうね。先週に感じた違和感が、綺麗になくなりました。銀子ちゃんが『ユリ裁判』で好きを手放したなら、紅羽ちゃんが銀子ちゃんのことを忘れる理由がないですもんね。紅羽ちゃんが友達ちだった銀子ちゃんのことを忘れていた理由は、そこにあったということです。
あと、絵本のラストがやはりここにつながってきました。ただ、残念ながら紅羽ちゃんのお母さんがそこに絡んでいたわけではなかったようですね。どうしてお母さんが、あの絵本を描かけたのかはわかりませんが、まぁいいでしょう。
あと、クマリア様があの人だったのはちょっとびっくり。てっきり、お母さんがそうだと思っていたので。まぁそれはそれで良かったと思いますが。あの人、結構好きだったので。
でも、このアニメを感動的にしたのは、あのラストですよね。主人公たちではなく、彼女たちで物語を終息させるというのは、意外でしたが逆にひどく感動的でした。
ということで、アニメ全般としては、予想外にまとまっていて良かったと思いました。
クマリア様の正体に僕も驚きました。今思い返すと、クマリア様、もしくはくれはと話してる時はいつもあの人の声が聞こえてくる。ヒントがあったけど、気が付けなかった。いや、そもそも考えもしなかったからです。
あのいつも「ゲス」を叫ぶサイボーグと彼女の物語がここから始まるわけですね。
確かにいい作品を仕上げます。さすが幾原さんです。
幾原さんは若作りですね。とっても50歳に見えませんでした。おしゃれな人です。まぁ、平成初期からアニメ製作(セーラームーンとか)に参加してるので、やっぱり年上の人ですね。まさか自分は大人になってもまだ幾原さんの作品を見てるなんて。なんか縁がありますね。