ユリ熊嵐 EPISODE 11「私たちの望むことは」です。
がうがう、『ユリ熊嵐』もいよいよ第十一話です。このペースですと全12話ですね。ラスト前だというのに、ウィルス性腸炎とかで、ダウンして感想が遅れましたが。
ちなみに『輪るピングドラム』の感想はここ。
ということで、先週の第10話では、ラストに向けて、今までのネタバレのような展開になっていた気がします。伏線回収といいますか。
大きいポイントとしては、今まで何かとキーアイテムっぽい扱いをされていた絵本が回収されたことと、ユリ裁判の秘密がある程度明らかになったことでしょうか。ただ、絵本は、あれっていうほど、秘密でも何でもなかったですね。
そして、ユリ裁判の秘密が明らかになったことに伴って(?)、るるちゃんが退場しました。それにどういう意味があるのか、銀子ちゃんと紅羽ちゃんのエピソードに集約されるのだという意思表示でしょうか。
ということで、ユリ熊嵐 第11話「私たちの望むことは」感想行きます。
どうやらオリジナルアニメのようですね。
あらすじ:(公式から引用)できず
今から11年前、「ともだちの扉」を抜けた先で、紅羽は傷ついた銀子を見つけた。しかし、力尽きて倒れた紅羽を助けたのは、母親の呼ぶ声に応えて紅羽を扉まで運んだ銀子だった。
それからは紅羽と銀子は、本当に仲のよい友達だった。銀子は、この時間が永遠に続くように思われた。
しかし、「透明な嵐」が二人を引き裂いた。
銀子は、人の姿を得て、紅羽と再び友達になるために、ユリ裁判に出廷する。そして、人の姿を得る代わりに、一度好きを手放すことになる。
紅羽に忘れられた銀子だったが、好きをあきらめてはいなかった。
感想:
ユリ熊嵐 EPISODE 10「ともだちの扉」です。
う~ん、今週も、色々と伏線の回収といいますか、ネタばらしの回だった気がします。
元々、幾原監督はカットバックを多用する人ですから、こういう展開になっても、さほど違和感がないですよね。たぶん。
それにしても、「好き」を手放すことと「好き」を諦めないことが、どういう関係なのかわからなかったのですが、今週になってやっとわかった気がします。まぁ、元々理屈で見せるものでもないと思うので、なんとなく伝わればいいのでしょうけれど。
そうはいいつつも気になることがありますよね。クマリア様の存在とか。
第1話で、元々クマリア流星群が地球に降り注いで、熊が一斉発起する切っ掛けになったということが語られました。今回のユリ裁判でも、そのことが語られました。それからしても、なんとなくかなり重要なのかもという気がします。
ポイントは、銀子ちゃんが付けていた、紅羽ちゃんのお母さんが付けていたペンダントですか。あれって星型ですよね。すると、紅羽ちゃんのお母さんが、クマリア様だなんて考えてしまいますが、どうなんでしょう。
もし、そうならば、絵本のラストがあれなので、そこに繋がるのかなと。
実は先週の19日に自分も胃腸炎にやられました。
クマリア流星群とあのペンダントの星型と繋がったわけですね。なるほど。
確かに好きを諦めないというのに、人型になるためにやむを得なく好きを手放すとはなんとなく分かった。でもやはり難しい感情です。ユリ裁判って意地悪いですね。