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ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ- 23「祈りの空 -The Unvanquished-」です。

サブタイトルの英語部分は、恐らく小説やひょっとすると音楽のタイトルです。今週は、結構わかりやすく内容にリンクしていますね。ウィリアム・フォークナーの小説「征服されざる人々」のタイトルからの引用でしょう。映画は定冠詞がなかった気が。

さて、『ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ-』の2クール目です。第1クールは地球編、第2クールが宇宙編という感じかと思っていましたが、どうやら2クール目は謀略編っていう感じでしょうか。

1クール目の感想はここを前に遡ってください

先週は、地球軍が姫様暗殺を狙って、月面基地に侵入、スレインくんがそれを迎え撃ち、さらには伊奈帆くんも違った方面からそれを阻止しようとするというエピソードでした。

大きく勢力図が書きかえられたと思いますが、先週が始まる前は地球軍とヴァース帝国軍の一騎打ちで、アルドノアの力を持つヴァースが有利でした。そのため地球軍がゲリラ戦を仕掛け、その中で王侯派が勢力復興を狙うというようになったという感じでしょうか。

実際には、その中で恋のさや当てがあったりとするのですが、表面上はそこの決着が物語の結末になりそうですか。スレインくんがそこにしか活路を設けられない状態なので。

ということで、ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ- 第23話(2クール第11話)「祈りの空 -The Unvanquished-」感想行きます。

作品はオリジナルですし、「A/Z REPORT」というアニメショップで配布される冊子も全く手に入れていないので、特に事前情報は持っていません。Webサイトでのキーなしで観れる情報程度です。

あらすじ:公式から引用)でき

クルーテオ伯爵の子息クランカインの手助けで、アセイラム姫殿下は、月面基地を脱出する。クランカインはレイレガリア皇帝派で、皇族の意思いやヴァース帝国を尊重する立場を採っていたのだ。

姫の脱出をを知ったスレインは、彼女を月面基地に留めておこうと、懐柔を試みる。しかし、アセイラム姫から見た彼の考えは、和平を望む自分の願いとは決定的に違うように見え、もはや妥協の余地はなかった。

しかし、和平のための最後の礎と思えたレイレガリア皇帝は、老い朽ち果て、もはや正常な判断を行える状態ではなかった。

悩むアセイラム姫とは裏腹に、戦況はどんどんと悪化の一途を辿る。

もはや、自分の願いを叶えるためには世界の統一しかないと考えるスレインは、その攻撃の力を再びアセイラム姫が美しいと憧れた地球本土へと向ける。また、地球軍は局面打開のために、最終の総攻撃を行おうとしていた。

和平の道を模索するアセイラム姫は、クランカインの力を借り、ある行動にうって出る。

感想:

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ということで、『ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ-』第二十三週です。

今週からラストに向けての畳み込みが始まった感じでしょうか。対立構造がはっきりとしました。

ちょっと気になる点をまとめておきます。

・クランカインくんの目的はどこに?

新キャラであるクルーテオ伯爵の子息クランカインくんが、先週こんなラスト前になって登場したのは、今週ラストのあの演出をしたいからでしょうね。マズゥールカ伯爵がその役割を担ってもいいような感じもしますが、彼の性格的には合わないからでしょうか。

ただ、あっさりと姫側に付きすぎな気もするので、気にはなります。今のところだと、王侯派のクルーテオ伯爵の意思を継いだクランカインが、レイレガリア皇帝の末期を知り、その代わりとしてアセイラム姫を立てようと考えている、なんでしょうけれど。

・地球軍上層部の考えは?

デューカリオンの作戦無視に御咎めがなかったことをどう考えればいいのでしょうか。艦長が、自分の考えとして、和平のためにアセイラム姫を守ろうとしたと語っていましたが、今までの上層部の行動を見ていると、そんなことで納得するとは思えないんですよね。

もし納得していれば、今週ラストのアセイラム姫殿下の行動を受け入れて、和平決着ということがありそうですけれど、所詮囮ですからねぇ。

・アセイラム姫の真意は

普通に考えると、スレインくんの言葉に乗って行動したレムリナ姫の行動を否定するのは非常に難しそうです。そのために、ラストの演説でわざわざ車いすで登場したんだと思いますが、あれは先のスレインくん配下での発言を否定する演出だったのでしょうか。

でも、簡単に和平が成り立つとも思っていないでしょうね。何かまだ考えがあるのでしょうか。アルドノアの停止とか。というか、次週で終わらせるなら、姫を殺してというのが一番早そうですが・・・。

それでも、レムリナ姫と伊奈帆くんにアルドノア起動能力があるんでしたよね。

・スレインくんの真意は

エデなんとかさんが、涙ながらに訴えましたが、彼はぶれていないですよね。それどころか先鋭化している感じでしょうか。世界を統一すれば、姫の戻る場所は自分の元にしかなくなるっていうイメージに見えますが、それだけでもないのかな?

つくづく、ザーツバルム卿を早々に殺したのが失敗ですよね。

・伊奈帆くん・・・

どう考えても、ここまで来ると伊奈帆くんとアセイラム姫のハッピーエンドはないでしょう。というか、もう会えない気もする。

ただ、あの装備で出撃したのですから、スレインくんとは戦うんでしょうね。

・回収されていない伏線

あと何の決着をつけないといけないのでしょう。

「戦争の決着」「ヴァース帝国の行く末」「三角関係の決着」「二つのネックレス」「アルドノアの力の行く末」「デューカリオンメンバーの行く末」(特にライエちゃん)「レムリナ姫」

枝葉は切り落とすとして、こんな感じでしょうか。あと、1話とすると、やはり尺がちょっと足りない気がするなぁ。今週はOPなかったし、特別エンディングだったし、やっぱり尺不足?

それとも映画エンドですか?