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ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ- 22「邂逅と訣別 -Out of the Past-」です。

サブタイトルの英語部分は、恐らく小説やひょっとすると音楽のタイトルです。今週は、ぱっと思いつくのは映画『過去を逃れて』ですが、原作のミステリーから採っているのかもしれません。ただ、それだとフィルムノワールの流れで、"悪女"のお話しになってしまうんですが。う~ん。

さて、『ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ-』の2クール目です。第1クールは地球編、第2クールが宇宙編という感じかと思っていましたが、どうやら2クール目は謀略編っていう感じでしょうか。

1クール目の感想はここを前に遡ってください

いよいよ物語りも終盤に迫っていますが、本当に終わるのかが気になってきます。いや終わらせるのは、ぱっとできそうなんですが、それだと急展開すぎて煮え切らないものになりそうな感じもしていやなんですけれど。

先週は、その終盤に向けて、アセイラム姫が目覚めるという展開でした。といいますか、スレインくん王国がほころび始めるという感じだったでしょうか。地球での闘いはそのおまけですよね。

さて、そんな展開を受けて今週は、クルーテオ伯爵のご子息の登場からですが、この後に及んで新キャラですが何か重要なパーツが不足しているということですよね。何でしょうか?

そして、デューカリオンが再び宇宙へと向かうわけですが、そこにはどういう目的があるのでしょうか?

ということで、ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ- 第22話(2クール第9話)「邂逅と訣別 -Out of the Past-」感想行きます。

作品はオリジナルですし、「A/Z REPORT」というアニメショップで配布される冊子も全く手に入れていないので、特に事前情報は持っていません。Webサイトでのキーなしで観れる情報程度です。

あらすじ:公式から引用)でき

月面基地・スレインの元を訪れるクルーテオ伯爵の子息クランカイン。レイレガリア皇帝派であるクランカインは、アセイラム姫の思惑が皇帝の意向に沿ったものなのかということを気にかけていた。

そんな動きな裏で地球軍は、ヴァース王国の象徴であるアセイラム姫を叩こうと、月面基地への攻撃を始める。デューカリオンは、そのための囮として招集されていた。

しかし、地球軍の狙いはその攻撃にはなかった。地球軍はアサシン部隊編成し、月面基地のアセイラム姫を暗殺することにあった。

それを知った伊奈帆は、暗殺を阻止すべく、単身月面基地へと潜入する。

感想:

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ということで、『ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ-』第二十二週です。

今週から再び部隊は宇宙へと向かいました。宇宙ということは、火星側に地球軍が攻め込んでいるので、地球が攻勢ということでしょうか。

面白くはあったんですけれど、ちょっと地球軍があっさりと月面基地に入り込みすぎな感じがしました。

それは置いておいて、今週のポイントは、大きく三つでしょうか。

・クランカインくん暗躍

新キャラであるクルーテオ伯爵の子息クランカインくんが、この期に及んで登場したわけですが、残り話数を考えるとどうなんだろうという感じでした。何を考えてと思っていたんですが、そうでした。レイレガリア皇帝が、まだ生きているんでした。

恐らくは、皇帝を絡ませるために登場したのかと思われます。

クランカインくんは、アセイラム姫をレイレガリア皇帝の元へと連れて行くんですかね。そうすると、スレインくんのお父さんが何かキーになるのかも。

・三角関係の行方とアセイラム姫のキモチ

今週は、スレインくんと伊奈帆くんがあっさりと邂逅し、また伊奈帆くんとアセイラム姫も再会しました。月面基地へ今まで劣勢だった地球軍があっさりと乗り込み、三人があっさりと再会したので、ちょっと拍子抜けでした。もったいない。

その上に、今週の様子を見ていると、どうやらやっぱりアセイラム姫は、伊奈帆くん派のような感じですね。ますます、スレインくんがかわいそうな感じです。

・伊奈帆くんはどうなる?

今週は、ついに伊奈帆くんのリミッターが振り切れて、倒れてしまいました。左目だけが自動再起動したわけですけれど、あれはどう考えればいいんでしょうか?見たまま伊奈帆くんが乗っ取られたのでしょうか。アセイラム姫の告白も恐らくは覚えていないんですよね。勿体ない。

さて、その伊奈帆くんですが、恐らく登場していないあの方が救うんだと思いますがどうでしょうか?

また、地球軍を裏切ったデューカリオンは、結果的にアセイラム姫の奪還に失敗しているんで、自身の正当性を証明する方法がなくなったわけですよね。どうなるんでしょうか。

あと、2話とすると、やはり尺がちょっと足りない気がするなぁ。

しかし、超電磁ヨーヨーとは、懐かしい。コンバトラーVですか。つい、歌っちゃいましたよ。(苦笑)