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ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ- 18「深い森を抜けて -The Rose and the Ring-」です。

先週がフィリップ·K·ディックだったので気付いたんですが、サブタイトルの英語部分は、恐らく小説のタイトルです。今週はウィリアム・M・サッカレーの『バラと指輪』ですね。サッカレーって『虚栄の市』しか知らないし、未読なので、関係が良くわかりませんけれど・・・。

さて、『ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ-』の2クール目です。第1クールは地球編、第2クールが宇宙編という感じでしょうか、今のところは。

1クール目の感想はここを前に遡ってください

ザーツバルム卿がスレインの手によって葬られ、戦局は方向性を定めるかとも思いましたが、裏腹に一気に混迷の色が増しました。スレインくんが、地球人であることと、一気に力をつけすぎたことによるものですね。

そして、先週は、伊奈帆くんが、捕虜になっていたマズゥールカ伯爵を逃がし、彼の目的がアセイラム姫の奪還にあることが判明しました。

これで、ますます、スレインくんと利害の対立が深まったわけですね。

一方スレインくんは、火星の勢力を握ろうとしていますが、やはり火星の旧勢力に反発をくらい、マリルシャン伯爵と決闘をすることとなってしましました。あの雰囲気からすると、ザーツバルム卿は殺したくなくって、そのショックから一息ついたところに油断したって感じでしょうか。

ということで、ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ- 第18話(2クール第6話)「深い森を抜けて -The Rose and the Ring-」感想行きます。

作品はオリジナルですし、「A/Z REPORT」というアニメショップで配布される冊子も全く手に入れていないので、特に事前情報は持っていません。Webサイトでのキーなしで観れる情報程度です。

あらすじ:公式から引用)できず

地球では、拠点となっている揚陸城を追い落とすべく、伊奈帆を中心とした奪還作戦が繰り返されていた。

マリルシャン伯爵を伊奈帆とライエが逃がしたことを知った韻子は、そんな戦闘の最中でも、伊奈帆がなぜ彼を逃がしたのかが気になって仕方がない。

一方、マリルシャン伯爵と決闘をすることになったスレインだったが、敵のカタクラフト・ハーシェルの全方位攻撃による圧倒的な火力によって、窮地に陥る。

感想:

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ということで、『ALDNOAH.ZERO -アルドノア・ゼロ-』第十八週です。

今週は激しく動いた・・・、んでしょうね。今までの流れの延長のような感じもしますけれど、少なくとも、Cパートのあれはそうですよね。

今週のポイントをざっとおさらいします。

・地球軍の攻撃方法は、正しかったの?

いや、重力を盾にする部分は燃えたんですけれど、超高速弾にすると重力に逆らうことにならない?最初から、超高速弾だったのかな?

・韻子ちゃんは、気になって仕方がない

これは、伊奈帆くんのあのセリフを受けての「んもう・・・」で解決したんでしょうか?ライエちゃんとの関係がまだクリアになっていない気もしますけれど。

・マズゥールカ伯爵がキーマンに

完全に彼が全てのキーマンになってますね。

・ノーマルスーツを着けてください

火星の騎士たちは、なぜあの服装なんでしょうね。いや、それはいいとして、スレインくんのファンネル破りは、なかなかかっこよかった~。

・火星は一致団結?

今回のスレインくんの決闘勝利で、彼の地位は安泰になり、しかも姫様の夫になるわけですから、スレインくんの元の新体制で盤石って感じですか。本当の姫様が目を覚ましたならどうするんだろう?っていうか、この策略を企てた時点で、スレインくんは姫様が少なくとも当分は目を覚まさないと思っていますよね。

・ショックから?

Cパートのあれは、機械操作のショックから発生したものですかねぇ。

いよいよ、次週が一つの山場っぽいですね。自分は、う~ん、姫様派です(なんのこっちゃ)。