Chiha_2

「ちはやふる」(二十六)末次 由紀
Be・ Loveコミックス ISBN:978-4-06-380442-3

いよいよ、『ちはやふる』も大きな転換期を迎えつつありますね。ただ、ラストはやはり名人戦、クィーン戦だとおもうので、あと1年ぐらいでしょうか。

コミックスは、順調に3ヶ月おきに出てますね。アニメが終了してしばらく経っていますが、順調に出ているということは、やっぱりまだBe・ Loveの看板には違いないんでしょうね。

アニメの感想はこの辺り

アニメは続きの第3期をやってほしいなぁとは思うんですが、1~2の間が1年だったことを考えると、もうずいぶんあいてますし、やっぱり難しいでしょうか。

ということで、『ちはやふる』の26巻です。表紙は、太一です。この26巻を読んだ後だと、納得の表紙ですね。

さて、前巻で名人戦、クィーン戦が終わりましたので、これからは千早を中心として高校生たちの闘いになるのかと思いきやという感じですね。

ということで、「ちはやふる」第26巻感想行きます。

まず、あらすじを出版社から引用しておきます。

あらすじ:(公式より)

周防久志の5連覇と永世名人がかかった名人位決定戦。激戦は、周防名人の防衛により幕を閉じた。

5連覇して引退を公言してきた周防の発言に注目が集まる 中、新は自分が来年倒しに来ると宣言。どよめきに包まれる会場で、周防は新に1年の猶予を与えたのだった。

そんな二人の姿に立ち尽くす太一は、翌日開催の 高松宮杯大会で新と対戦し――?

揺るぎない決意、果てしなき挑戦を誓った者たちが、新しい一年への一歩を踏み出してゆく!

感想:

ちょっと、あらすじ違うでしょう(苦笑)。これ25巻の終盤のあらすじですよね。26巻は、最後の1行だけです。その前の行の後から26巻が始まった印象です。

でも、この26巻は、競技カルタのマンガではないです。もう完全に少女マンガでしょう。

この26巻は電車で読んでいたんですが、高校時代別マを平気で講読していた自分でも、読んでいてちょっと恥ずかしくなりましたよ。というか、スーツ着たおっさんが、少女マンガを電車で読むなということですが。

と言っても、今までの競技カルタどっぷりの世界とか、この前の名人戦ならば、電車で読んでいても全然問題ないんですけれどね。

ということで、ラブラブちはやふるは、今まで棚上げになっていた太一の気持ちがついに千早へと告げられるという重要な巻でした。

巻の冒頭では、太一と新の暑い闘いが描かれ、今後が期待されるというか、二人が名人戦を賭けて闘うんだろうなという期待が持たれました。

しかし、それが菫ちゃんを切っ掛けにしてでしょうか、崩れて行ってという感じです。もう、カルタ部は元に戻らないのでしょうか。

といいますか、千早は気持ちを立て直すことができるのでしょうか。いや、そのまま立て直すということは、関係が切れるということですから、太一と離れるということになってしまう?

でも、今のまま千早は、太一と新のどちらかを選ぶことはできないので、このまま大会まで進んでいきそうな気がします。そして、最後にどちらかを選ぶんでしょう。

まだまだ、辛い展開が続くことになるんでしょうか。