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「とある科学の超電磁砲<レールガン>」10 冬川 基 画/鎌池 和馬 原作
アスキー・メディアワークス 電撃コミック  ISBN:978-4048666985

先週発売されていて、既に読んではいたんですけれど、感想を書くタイミングがなくって、遅くなってしまいしました。でも、毎朝の通勤電車で一緒になる女子高校生(中学生?)は、3日続けて朝電車で読んでいたので、まだ旬ですよね。

さて、それはそうとして、『超電磁砲』も『禁書目録』も最新アニメから1年近く経っていますから、そろそろアニメがあるのならば告知が来てもよさそうな感じもしますが、特になにもありませんね。もうそろそろ打ち止めでしょうか。

かくいう自分も、新約の方は、タイムリー読まなくなってしまったので、感想もすっかりご無沙汰になってしまいました。8巻までは読んでいるんですけれど。

で話は戻って『超電磁砲』ですが、表紙は黒子に食蜂操祈ちゃんと、主人公ですか。冬川さん絵柄が変わって、すっかり絵が軽くなりました。好き嫌いはあるでしょうからどちらがいいといいいませんが、特に黒子の顔が変わった気がします。

9巻は、美琴が追い込まれて、さてどうなるかというところで、どうやら食蜂ちゃんは味方っぽいという感じで終わりました。彼女は何か逆転の一打を秘めているのでしょうか。

ということで、コミックス10巻の感想をば。

出版社にあらすじが落ちていたので、拾っておきます。

あらすじ:

大覇星祭編、完結!

暴走を始めた美琴。それを止めるのは……大覇星祭編、完結!

感想:

9巻で敵の手の中に落ちた美琴から9巻は始まります。

それにしても、10巻は、かなり意外な展開でした。

『超電磁砲』の主人公は美琴なので、あくまでも彼女が動いて事件を解決していくのが基本なんですが、この10巻では彼女はほとんど事件解決に力を使いません。いや、活躍しなかったわけではありませんが、その方向が違ったということです。色々と気になりました。

あまり書くとネタバレになりそうなので、ちょっと注意報をば。

以下は10巻のネタバレを含みますので、注意してください。
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・美琴は、結局敵の策略に取り込まれたままですね。最後までそれは変わりません。

・美琴を救ったのは、当麻と削板軍覇で、しかも当麻はまた右手の龍を使っていますので、これはもう『超電磁砲』ではなくって、『禁書目録』ですね。

・ドリーと食蜂ちゃんの美琴に対しての態度に何か関係があるんでしょうか。まぁ、あるんでしょうね。

・木山のじーさんは、どうなったんでしょう?

・削板軍覇が見つけたのは『不在金属(シャドウメタル)』ですよね。あれが、今後何かに影響するんでしょうか?

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こんなところですね。

個人的には、やはり削板軍覇が気になりました。当麻の右手は、原作読んでますので、この先のところも少し分かっていますので。

あと、やっぱり黒子の闘いがカッコイイですね。ただ、ちょっとネタ切れ気味かもしれませんね。

ということで、大覇星祭編、完結して、次は原作通りに進むんでしょうか?ここからは、原作通りだと、個人的にはちょっともり下がってくるんだよなァ。ただ、美琴の能力を今回かなりインフレさせたので、大丈夫かも。

「とある科学の超電磁砲<レールガン>」 9巻の感想はこちら
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