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「浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上」青柳碧人
講談社文庫  ISBN:978-4-06-277491-8

えっと、感想を書いておこうと思っていて、書き忘れているものを少しずつフォローしておこうかと思います。まずは、これ。前巻も感想を書いていたので、ぜひ書いておこうというものです。

ということで、『浜村渚の計算ノート』です。

表紙は、ラノベ風ですが、しっかりと「講談社文庫」です。ラノベコーナーを探してもありません。(笑)ただ、今は講談社文庫ですが、元々は若者作家を発掘する目的だった「講談社Birth」での出版でしたから、ヤングアダルトって感じでしょうか。

まぁ、なんだかそこそこ人気があるようで、コミックス化もされています。ここまで、継続して巻を重ねていますから、この先の展開もありそうですね。ドラマ化とか。

まぁ、実写よりもアニメの方が向いているかな?

ということで、感想行きます。

出版社からあらすじを引用しておきます。

あらすじ:

「5さつめ」だけど、シリーズ第6弾です!

浜村渚が修学旅行で大冒険! 京都で謎の連続殺人事件が発生。現場には、なぜか京野菜が撒かれていたのだ。

テロ組織『黒い三角定規』の不気味な影がちらつく中、渚&親友のセチが真相を見抜く! 

魔方陣を使った謎解き合戦、鳩の巣原理を操るテロリストとの対決なども加えた、傑作4篇を収録。

感想:

久しぶりな感じもしましたが、3月に発売されたので、10ヶ月ぶりですか。まぁ、今まで通りのペースですね。こんな感じでしょうか。

内容的には、「黒い三角定規」もトップが変わって、ちょっとテロがえげつなくなっている感じがします。シリアスっぽいといいますか。

それもあってか、ちょっと渚ちゃんの陰がうすくなってたという感じもします。ただ、謎を解くのは、やはり彼女ですが。

ということで、連作短編集なので、ちょっと短編ごとの感想を書いておきましょうか。

◆log10. 『遊星よりの問題X』

「魔方陣」がテーマです。ちょっと無理筋かなという気もしますが、それがこのシリーズですね。UFOキャッチャーの演出がいい感じです。

◆log100. 『鳩の巣が足りなくても』

「鳩の巣原理」ですか。聞いたことがある気がしますが、面白いですね。ちょっと調べてみたくなりました。

◆log1000. 『パップス・ギュルダン荘の秘密』

嵐の山荘テーマということで、ミステリらしいのですが、内容的にはどうなんでしょう。数学的なお話は、面白かったです。ああいう体積計算ができるなんて。

◆log10000. 『京都、別れの二次関数』

数学的なネタは、一番簡単ですかね。分かりやすかったし。ただ、「黒い三角定規」の行動が、非常にエスカレートしてますね。

ところで、この物語りだけ章番号の付け方が違っているのはどうしてでしょう。因数分解して方程式を解けということなんでしょうが。

ということで、うちの娘さんもこの本でも読んで数学を好きになってくれないかなぁ。

「浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理」の感想はここ

「浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って」の感想はここ