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劇場用映画『5つ数えれば君の夢』です。

東京女子流の初主演映画である『5つ数えれば君の夢』を、初日の舞台あいさつ付きで、渋谷のシネマライズに見に行ってきました。

もう早く見たくて見たくてたまらなかったので、すごく待ち遠しかったです。同じように考えていた人が多かったらしく、劇場の席をネット予約するときにサーバがダウンしたときには絶望感に駆られましたが、無事に見れてよかったですよ。本当に。

映画自体は、東京女子流初主演ということだけでなく、どちらかというと若手女流映画監督として超注目株である山戸結希さんの、商業映画デビュー作ということで注目されているような気がします。

超昔、学生のころは映画好き青年でもあったので、そういうお話を聞くとワクワクしてしまって、期待がますます高まっていました。

しかも、試写会での評判もすごく良くって、サブカル畑の人々、自分でもその評価をかなり信頼している中森明夫さんとか、豊崎由美さんとかが絶賛していたので、もう否が応にも期待は高まっていました。

まぁ、高めすぎたなぁと少し反省もしているんですが。(苦笑)

ということで、舞台あいさつと映画の感想を書いておきます。あくまでも、アスタライト(女子流ファン)が書いたバイアスの掛かった感想だということを念頭に置いておいてください。

ではでは。

◆『5つ数えれば君の夢』

日時:3/8(土) 18:30~

場所:シネマライズ(渋谷)

映画の舞台あいさつを見るのも、渋谷のシネマライズという単館系のミニシアターに来るのも久しぶりだったので、ちょっと慣れるのに時間が掛かってしまいました。

今後見られる方がいらっしゃるならば、G列かH列辺りで見るのがいいかな。普通の映画館ですと、かなり前に見えますが。

さて、感想は、ちょっとセンテンス分けして書きます。

◆[舞台あいさつ]

もう少し語ってくれた方が面白いかなというぐらい、あまり皆それぞれが変わり栄えのしない発言だったので、もう少し司会さんに頑張って欲しかった感じです。

プレス数からすると、まだまだ話題的には厳しいなという感じがしましたが、ここから口コミで広めるなら、山邊隊長の前髪発言ぐらい気の利いたことを言ってほしかったなぁ。何のことかは、ニュース記事でも検索してください。(笑)

ただ、本音を言うと、山戸監督が口にされた内容なんでしょうね。

「今は光の中でたくさんの方に観に来て頂けて嬉しいです。暗闇になったら、たった一人のお客さんの為に作っているので、皆さんに一対一として出会って頂けたら幸いです。 」

うん、映画で感じてくださいということですね。

あと、女子流の舞台挨拶のラスト、プレス写真撮影があったんですが、ラストに最後列のカメラでの動画撮影があったんですが、実はそのカメラ横だったので、カメラに向いているメンバーに手を振ったらあぁちゃんが気付いて振り返えしてくれて、最後には出演者全員で振ってくれました。もう、死ぬほど幸せでした~。

◆[5つ数えれば君の夢]映画の内容について

≫あらすじ公式より引用

文化祭を間近に控えた女子校を舞台に、東京女子流のメンバーで ある山邊未夢・新井ひとみ・庄司芽生・小西彩乃・中江友梨の全員が出演。山戸監督ならではの斬新な切り口で「全員が主役」となる5人分の青春エピソードが描かれる。憧憬、焦燥、衝動...

様々な情景に彩られ翻弄される彼女達の切ない青春を叙情的に映し出されます。

<以下、映画の中身に言及している部分があります。ネタバレはしないつもりですが未 見の方はご注意を>

≫全体の感想

全体としては、非常に面白かったです。たぶん、エンドテロップ部分以外は、女子流ファン以外の方の方が楽しめるんではないでしょうか。ただ、万人向きではないと思います。

元々、前もってのあらすじなどを聞いていたときに思ったのが映画『櫻の園』(古い方)でした。それは、全体(舞台的)としては当たっているけれど、詳細としては外れという感じでした。

大きく映画の内容を定義すると、どなたかが評論で語られていましたが、「少女マンガ」それも昔の24年組でしょうね。言葉が溢れてくるところとか、同性の愛憎劇とか。

物語りとしては、あらすじに書かれている通りなんですが、女子校という特殊な閉鎖空間が育む情操が、学園祭という舞台に登るときに、一つの狂気として溢れだすという感じでしょうか。

洗面所のシーンでしたっけ、中江ゆりちゃんとひーちゃんが会話していたときに、「それは狂うってことだよ」って感じのセリフがありましたが、あれが全てかなと思いました。

その狂気は、女子校という檻の中には溢れますが、外には出ないんですよね。なので、余計に現実との境目があいまいになります。終盤のゆりちゃんの発言なんて、どこまで本当に語ったのかも曖昧ですよね。

そういう、正気と狂気が曖昧になって、狂気に近づくに連れて饒舌に観念的にそれでいて哲学的な語りになっていくのが面白かったです。恐らくは、監督の情念が溢れ出ているんでしょうね。現場でどんどんセリフが増えたということですし。

その辺りの境界をファンタジーに寄せると24年組の大島弓子さん原作の映画『四月怪談』とかになっちゃうんでしょうが、そのままずっと現実の中に置いて曖昧なままというのが山戸流なんでしょう。

もう一つ気になったのが、セリフの語り口ですね。常体と敬体、そして呼称が結構揺れるので、それがどういう意味なのかなぁと。現実と狂気の見極めなのかとか、色々考えたんですが、もう一度映画見て判断したいです。

あと、「君」という言葉を使うのは誰と誰かとかね。ひーちゃんが使っていたのは間違いないのですが、タイトルの意味を考察するのに関係するかも。

≫ストーリーについて

ちょっと勿体なかったかな?という気がします。

恐らく、東京女子流を使うということで、5人を均等にということがあったんでしょうが、そのためか、散らかったまま終わっちゃったという気がします。まぁ、その方がこじんまりとまとまった映画よりも魅力的だとは思いますが。

自分が、登場人物の誰かに感情移入して見るタイプなので、それがしにくかったのでそう感じたということもありそうです。

全体の語り部としては、山邊隊長が置かれていたと思いますが、せっかくそうなんですから、もう少しラストに向けて、周りというか他の4人と彼女に明確な接点というか観察があってもよかったと思いました。

ラストシーンのあれは、山邊隊長とひーちゃんの物語りの着地点としては魅力的でしたが、結局庄司めいてぃんの気持ちがどこに着地したのか分かりません。また、ゆりちゃんはそこにいますが、蚊帳の外ですよね。

結局5人というか、3本のエピソードいや4人とゆりちゃんのエピソードが別々にあったという感じです。そこに散らばった印象があって残念かと。

たぶん自分が作るなら、ざっくりとゆりちゃんのエピソードを削って、彼女を他の4人を繋げるオブザーバー的な位置に持って行くでしょうね。その空いた時間で、もう少しひーちゃんを深堀りするかな。

まぁ、そこをあっさりやったので、ラストシーンのあの隊長が魅力的になったという気もしますが。

≫映像について

非常に綺麗です。

さらに、パンフレットにも書かれていましたが、女子校シーンでは、5人以外の細かい部分まで目が行き届いていて、感心しました。

特に、ひーちゃんのダンスシーンが素晴らしく綺麗でした。ちょっと『キャリー』(これも古い方)のラストの暴走シーンを思い出したのですが、意識したりしてるのかな?まさかね。

一番好きなシーンは、ひーちゃんが目をつぶってダンスを考えている教室のシーンかな。屋上を花壇に向けて歩くひーちゃんのシーンも好きですが。もちろんダンスシーンも。

ひーちゃん以外では、あぁちゃんの告白シーンと隊長の花壇の手入れシーンが好きかも。

≫音楽について

実は音楽は弱いのですが、全編ピアノが流れて、途中で不気味な音が混じったりしたので、物語りの狂気と重なって、なんだかおかしくなりそうでした。いや、ほんとに。

エンディングの『月のきまぐれ』は、なるほど~という音楽と歌詞で、映画にはマッチしていたと思います。

ただ、あのエンドテロップの映像は、どういう意味なんだろう。と深読みしたくなったんですが、意味があるのかな?

≫東京女子流の演技について

・山邊隊長

どういう順番で撮影したのかは分かりませんが、後半に行くにつれて素晴らしくなって行ったと思います。確かに女優に向いているかも。ただ、もう少し滑舌を良く。でも、あの髪形の隊長はカワイイなぁ。

・小西あぁちゃん

いや、素晴らしいと思いました。アップにも栄えるし、セリフも上手いし、監督がアップで撮りたくなるのも分かりますね。

・中江ゆりちゃん

自分的には、物語りが浮いていてちょっとかわいそうな感じ。ただ、彼女のファンで彼女に感情移入してみていたなら、全然違う感想になりそう。たぶん、あの告白シーンで泣くでしょう。

・庄司めいてぃん

たぶん、演技としては、一番上手いのかも。ただ、インパクトに欠けたかも。そういう役割りだったからかなぁ。

・新井ひーちゃん

もう、言うことなし。最初の登場から、そこにいるだけで存在感抜群。特に屋上を歩くシーンが好きでした。ただ、映画の中でもアイドルだと思うので、等身大のひーちゃんが見たかった。

ちなみに、二回目の映画鑑賞の感想はここ

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