Owari2

「終物語(中)」西尾 維新
講談社 ISBN:978-4062838610

今日は、イレギュラーですがもう一つ記事を書く予定なので、取り急ぎ。

テレビアニメは終わりましたが、っていうか、『傷物語』はどうした!(苦笑)いや、『傷物語』をやらずにセカンドシーズンをやってしまったので、もうあまり焦ってはいないのです が、どう して次々と次の作品が作れるので、どうして『傷物語』が停止しているのか理解に苦しむところです。配給会社と揉めて劇場が確保できないのかな。

と前回、前々回の感想と同じ始まり方をしてみたところで、〈物語〉シリーズのファイナルシーズン4作目です。ただ、この『終物語』は、どうやら西尾維新せんせが書きすぎたために、上下巻に分かれることになったと告知されていましたが、上中下巻に分かれたようですね。

「もう二度と、ここまで趣味では書けません」

とのことですので、本当に趣味で好きなことを書いて書きすぎたんでしょうね。

ということで、『終物語(中)』は、「しのぶメイル」ということで、忍野忍ちゃんのエピソードという感じでしたが・・・。

その辺りの書評は、「続き」から書いていきたいと思います。

ということで、あらすじを出版社から引用しておきたいと思います。

あらすじ:出版社から引用

“神原駿河は、私の姉の娘だよ――眠らせておくには惜しい才能さ”
“何でも知ってるおねーさん”臥煙伊豆湖。

彼女が阿良々木暦に課す、終幕へ向かうための試練とは……?

四百年の時を経て蘇る武者――

これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
青春は、「彼」を語らず終われない。

感想:

「化物語」シリーズの第3期、シリーズファイナルシーズンの第四弾です。

サブタイトルの「しのぶメイル」にあるように、メインは忍野忍ちゃんのエピソードです。ただ、前半は、神原駿河ちゃんのエピソードでもありました。

というか、この「しのぶメイル」では、いままで仄めかされてなぜか歯抜けになっていた、学習塾跡の消失事件について描くものでした。

どうもセカンドシーズン以降では、タイムチャートがバラバラなので、隙間があっても気付かない感じです。きっとどこかで説明されるだろうなと思いつつ、すっかり忘れていたという感じです。

というか、この隙間は当然神原駿河ちゃん絡みだということは分かっていたんですが、どうも彼女は自分には引っかからないので、そのためもあるんでしょう。

「趣味で書いた」ということですが、計算しているでしょう?って感じですね。

しかし、中盤以降は忍ちゃんの物語りで、というか初代眷属の物語りいや二人の眷属の物語りという感じでなかなか楽しめました。

ただ、これって「終物語」である必要があるのかな?という感じです。ラストに忍野扇ちゃんを登場させて辻褄を合わせた感じがします。ただ、あの扇ちゃんの指摘は、「あっ」って思ったので、悪くはなかったですが。

でも、このエピソードは、「終物語」の前にやっておくべき内容でしょう。ということならば、やっぱり「趣味」で書いたのかな?

「終物語<上>」の感想はここ