劇場版 とある魔術の禁書目録<インデックス>-エンデュミオンの奇蹟です。
ずいぶん遅ればせながらですが、『劇場版 とある魔術の禁書目録<インデック ス>-エンデュミオンの奇蹟』を見ました。
はい、風邪引いたので、部屋でゴロゴロしようと思ったんですね。ところが、BDやDVDは、ゴロゴロして見れない位置にディスプレイがあることに、今更ながらに気付きました。困ったものですが、模様替えする気力はないので、だら~っとした姿勢で見ました。
時系列的には、どうやら今期の『とある科学の超電磁<レールガン>』の終了から、次のエピソードの間ぐらいですか。『大覇星祭』までの間のエピソードでしょうかね。黒子が車椅子ですから、9/15~9/25の間ということですよね。車椅子になったのは、結標淡希との争いだったはずなので。『大覇星祭』が終わった後は、車椅子なしですよね。
それはそうとして、良くこんな細かい辻褄を合わせてきますねぇ。調べる方もどうかと思いますが。(苦笑)
ということで、「劇場版 とある魔術の禁書目録<インデックス>-エンデュミオンの奇蹟」感想行きます。
原作小説全巻、マンガ化本全巻既読、ビリビリ+黒子至上派です。なので、フィルターかかっている前提でお願いします。今更ながらに、あらすじから。
あらすじ:
学園都市製宇宙エレベーター『エンデュミオン』。
その完成を目前に控えたある日、上条とインデックスは、無能力者(レベル0)の少女鳴護アリサと出会う。
路上ライブで素晴らしい歌声を披露していた彼女と意気投合し、放課後を楽しんでいたところ、アリサにオーディション合格の知らせが舞い込む。エンデュミオン開通キャンペーンのイメージソングに、彼女の曲が大抜擢されたのだ。
そんな幸せもつかの間、魔術師を引き連れたステイルが突如襲いかかってくる。ターゲットはアリサ。なぜ科学サイドの人間である彼女が、魔術サイドに狙われるのか?
魔術サイドの強襲を受け、学園都市側は、女リーダー・シャットアウラ率いる秩序意地部隊『黒鴉部隊』を展開する。
上条とインデックス、そしてアリサを取り巻く状況が混迷を極める中、ステイルは、こう言った。
「そこの彼女は、魔術サイドと科学サイドの間で戦争を引き起しかねない」
と---。
科学と魔術、そして、歌と奇跡が交差するとき、「エンデュミオン」を部隊に物語がはじまる。
感想:
ん~、あまり本編とは関係ないあくまでも番外編ですね。それでいて、なるべく、人気のあるキャラクターはフルで登場させるような展開ではありました。ぼ~っと見るには、それなりに面白かったです。映画館で見るかというと、ちょっと考えるところもありますが。レンタルで見るのが一番いいかんじかな?
というのも、キャラクターをフルで登場させようとしたのが、ちょっとかなり無理があったのと、あの宇宙エレベーターの存在ですね。この時点まで一言も言及されていませんでしたし。『超電磁砲』では出てきましたが、後付けですね。
そんな中、一番割りを喰ったのはやはり、魔術サイドの面々でしょうか。最初は、魔術と科学が出会うとき、という感じで面白かったのですが、引っ張りすぎるとやはり色々と齟齬が出てくるというか、交わらせすぎると物語りが先へと飛んでしまうからでしょうか。
そして、一番扱いが酷かったのが、聖人である神裂 火織でしょうか。あの最後の扱いは、いくらなんでもですよね。(苦笑)というか、あのシーン自体無理があると思いますし。
もう当麻の右手の扱いがオールマイティー過ぎてという気もしますし。
まぁ、それはこの映画に限った話ではないですが。
映像的には、劇場版だけあって綺麗ですが、アリサのステージシーンは、やはり違和感があります。やはり3Dになると、他のシーンの映像との乖離がありますね。最近はずいぶんとましになっていたんですが。劇場版なので、もう少し頑張ってほしかった気が。
ということで、3期はあるんですかね。
あと、インデックスたん、面白かったです。盛大な楽屋オチ、元々はシャナたんの芸風だったんですけれどね。(苦笑)
◆小説版「とある魔術の禁書目録」の感想はこちら。
◇アニメ版『とある魔術の禁書目録』の感想はこちら。
◆アニメ版『とある科学の超電磁砲<レールガン>』の感想はこちら。
◇マンガ版『とある科学の超電磁砲』の感想はこちら。
まあ、予告漫画の時点で佐天さんがツッコミを入れてたくらいですからね。
>そして、一番扱いが酷かったのが、聖人である神裂 火織でしょうか。
映画館に爆笑の渦を生んだ神裂ですが、あれはあれで美味しい役だといえるかもしれませんよw アニメでは1期の天使との戦いが原作より地味でしたし、2期は全く戦闘無しでしたし。
新約2巻でのセリフからすると、短時間なら宇宙空間でも活動できるみたいだし、アニメ派の方にも聖人のデタラメさが伝わったのではないでしょうかw
>もう当麻の右手の扱いがオールマイティー過ぎてという気もしますし。
この映画の上条の右手って、あんまり活躍してた覚えがないんですけど?
レディリーの魔方陣を消したのはインデックスとアリサだし、レディリーも不老不死のまま最後はアレイスターの実験体にされましたし。
レディリーの自動人形も完全には壊せませんでしたしね。 多分、科学と魔術の融合物だからでしょうけど。
ちなみにアリサが、上条の右手で消えなかったのは、完全な能力の集合体の風斬と違って、アリサはシャットアウラから分裂した彼女の「一部」、つまり人間としての部分が多いからと個人的には解釈してます。