Ty01 たまゆら~もあぐれっしぶ~ 第9話「心に灯す竹あかり、なのでです。

『たまゆら ~もあぐれっしぶ~』も第九週目です、なので。

先週の花火大会を踏まえて、今週はいよいよ「憧憬の路」がやってきます。

たけはら「憧憬の路」とは、江戸時代の町並みを保存する保存地区を、竹筒からあふれるろうそくの明かりでライトアップする幻想的なイベントです。実際に広島県竹原市で行われていますね。

去年は、この『たまゆら』がタイアップして、ポスターなどに登場していましたが、今年はどうなるんでしょうね。確か10月が開催日でしたっけ?

アニメでは、「憧憬の路」がエピソード的には山場でしょうが、まだもう少し残りがあるので、もう一つ何かイベントがありそうですね。

ということで、たまゆら~もあぐれっしぶ~ 第9話「心に灯す竹あかり、なので」感想行きます。

まずは、公式からあらすじを引用しておこうかと思いましたが、予想通りまだ公式には出てませんね。

あらすじ:

たけはら「憧憬の路」の日です。

楓ちゃんは、今まではお客として見ていた「憧憬の路」ですが、今年はイベントを行う立場になり、お客様をお迎えする立場になりました。

そんな楓ちゃんに、お客様がやってきます。それは、楓ちゃんのお父さんの高校時代の友達ちであった夏目 希さんでした。

夏目さんは、愚直なまでに対象物をまっすぐに撮影する楓ちゃんのカメラが、他の所のお父さんとそっくりだといい、もっと構図などを考えて撮影しないのかと言います。

写真部として活動するようになった楓ちゃんは、その言葉を聞いて、今までどおりに撮りたいものを撮ることで良いのか悩みます。

感想:

いいお話しでした。

Ty02 特に、電車で夏目さんが楓ちゃんの写真を取り出したところが、一番良かったですねぇ。ちょっとほろっと来ました。

ただ、まぁ「たまゆら」全体がそうなんですが、まっすぐにいいお話しなので、ちょっと面白みに欠ける部分ありますねぇ。

今回ならば、夏目さんには、やはり写真の対象を真ん中に置くような写真は、写真部としては否定してほしかったです。

もちろんまず楽しく撮影するということが重要だという、りほさんの意見もわかります。ただそれは、楓ちゃんのそばにいる人間だから言えること。ふらっとすれ違った人間としては、やはり否定してほしかったですねぇ。

楓ちゃんのお父さんの考えもわかりますが、写真部として考えるならば、撮影素材をよりよく見せるとか、より引き立てる撮影というのは、対象を真ん中に置くことではありません。子供をより可愛く見せるための撮影とか、記念に残るように相手と風景の両方を綺麗に撮るとかは、当然考えるべきです。

写真部として活動する時点で、スナップ撮影とは違う何かを追っているはずなので、それをきちんと夏目さんには楓ちゃんに諭して欲しかったです。

デジタルカメラを使うというのも、たくさん撮影して、たくさん評価するための手段としてはありですよね。なので、間違ったことは言っていなかったはずなんですよ。いや、お父さんの写真が素晴らしいのはいいのですよ。夏目さんの意見を引っ込めてほしくなかったということですね。

まぁ、あそこで、引いてしまってお父さんの写真の素晴らしさを認めてしまうのが「たまゆら」らしいですがね。

ということで、なんとなく、ひと山もふた山も越えた気がしますが、このあとはどうなるのでしょうか。

1期の感想は、ここを前に

http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/tokyomx82809-bf.html
http://tohazakki.blog.fc2.com/blog-entry-148.html

※注意:TBはフィルタに 掛かると表示されないようです。エラーがない限り恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願 います。