Rg02 とある科学の超電磁砲＜レールガン＞S #13「一方通行(アクセラレータ)」です。

『とある科学の超電磁砲S』も第13話です。折り返し点ですね。次週あたりからOPも変わるのでしょうか？

さて『妹達(シスターズ)』編といいますか、『絶対能力進化(レベル6シフト)計画』編といいますかもいよいよ佳境に近付いてきました。

先週は、「御坂妹」と上条さんを会わせて、この後の物語についての地盤づくりという感じでしょうか。えっと、上条さんがこれまでに出会っていたのは、「御坂１００３１号」ですので、お間違えなきように。というか、本当は美琴が自暴自棄になってしまうところだけが重要な回だったんですが

ということで、今週は、いよいよ『妹達(シスターズ)』編ラストのカタストロフィ（？）に向けて、最後の悲劇の幕が上がるって感じですかぁ？

とある科学の超電磁砲＜レールガン＞S　第１３話「一方通行(アクセラレータ)」さくさくと行きます。

で、あらすじは、電撃オンラインから引用します。原作は、小説版、マンガ版とも市販物はオールクリアですので、ネタを漏らす可能性があります。

あらすじ：（『電撃Online』より引用)

“樹形図の設計者”――学園都市が誇る、“未来予測”すら可能な超高速演算装置。すべての始まりであるそのハイテクコンピュータをハッキングし、忌まわしき計画を阻止しようと施設に赴いた美琴は、そこで衝撃の事実を知ってしまう。

すでに、“樹形図の設計者”は何者かの攻撃を受けて大破、稼働していない――。自分のなすべきことを見失った美琴は、半ば自暴自棄になりながらも、手近な施設に襲撃をかける。“樹形図の設計者”が壊れてしまったのならば、計画に関わるものをすべてつぶしてしまえばいい。

だが、破壊の限りを尽くす彼女の目に映ったのは、施設内でモニタされていた実験の光景で……。

一方、見失った御坂妹を探すうち、上条は、路地裏で信じられない光景に遭遇する。

感想：

えっと、気になることが。物語の中でも、上記あらすじでも<御坂妹>って普通に使われているわけです。

う～ん、<御坂妹>が、美琴クローンの中でも、シリアルナンバー１００３２号だけを指す呼称だって知っている方は、どれくらいの割合なんでしょうか。いや、放映の中でも、当麻が「御坂妹」って語っていましたけれど。

普通に考えると、「妹達」どれをとっても<御坂妹>なんでしょうけれど、実際に妹らしき会話を美琴と交わしたのは１００３１号ぐらいですし、当麻に個体として認識されていたのも、１００３１号と１００３２号でしょうから、当麻の視点からすれば<御坂妹>=１００３２号でもいいような気もしますね。

ちなみに、それ以外に個別の名前がある「妹達」は、２０００１号、<打ち止め（ラストオーダー）>ぐらいですか。あの人もいますが、それは禁則事項として、布束砥信ちゃんが関わったというか、この前感情を埋め込んだ１９０９０号も名前はなかったんでしたっけ？

Rg01 なんだか、話が逸れました。

今週は、大きく３つ。

一つは、一方通行(アクセレータ）の始まりと現状でしょうか。当初から、彼は今のような非道を尽くしていたわけではなかった。御坂１号相手には、反射を使わずに、相手をなるべく傷つけずに戦おうとしているふしまでありますから。ただ、今は外道で非道です。

二つ目は、当麻の参戦。先週からの続きですね。相変わらず、ちょっと当麻視点をやり過ぎで、テンポをかなり悪くしていると思います。美琴の影が薄くなっています。原作漫画ぐらいの比率で良かった気がするんですが。

というか、１００３１号、あんなに微に入り細に入り描画する必要ないと思うんですよ。っていうか『禁書目録』よりドギツク描く必要がないと思うんですよ。

三つ目は、美琴の暴走ですね。ここでの暴走がないと、一方通行(アクセレータ）との最終決戦に支障が出る、ってことはなくって、やっぱり時系列調整のためと、当麻に次週の行動の隙を与えるためなんでしょうね。

ということで、う～ん、先週と今週で１話のつくりで充分だった気がしますが、『禁書目録』をきちんと見ていない、詠んでいない方には、面白かったのかも。いや逆かな？知っている人ほど、それを視点を変えてトレースするので、楽しめるのかも。

さて、次週は、最終決戦前夜って感じでしょうか。

・マンガ版「とある科学の超電磁砲」の感想はこちら。
・小説版「とある魔術の禁書目録」の感想はこちら。
・アニメ版は、このカテゴリを前に。

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※注意：TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。