My1 まおゆう魔王勇者 第6章 「「お帰りなさい、勇者!」「ああ、爺さん・・・ただいまだ!」」です。

『まおゆう魔王勇者』も第5話です。お話もだんだんと積み上げられてなのか、脚本なのか、構成なのか、だんだんと難しくなってきました。

勇者は、確か女魔法使い捜索のために魔界へと向かったという設定のはずでしたそして、魔王は、「同盟」との交渉に向かう。一方、南部諸王国は、極光島奪還作戦を練るという感じでしょうか。

さて、先週の放送では、そんな状況の中、勇者が開門都市を訪れていることが示されました。これも含めて、全体としてどう動いているのかが、分かりにくい状態になっています。なんとなく、ストーリーを分かっている人間が、ストーリーを知らない人間に、同レベルの理解度のつもりで物語を見せているような感じです。明らかに説明不足、演出不足ですね。

やっている内容自体は悪くないし、キャラも悪くないのでしょうが、小説の既読者だけを相手にしている、というか多分既読者からも非難が来るような展開になっているのは、勿体ないです。

ということで、まおゆう魔王勇者 第6話 「「お帰りなさい、勇者!」「ああ、爺さん・・・ただいまだ!」」感想行きます。

原作は、未読です。

あらすじ:公式から引用

勇者は黒騎士として、開門都市の聖鍵遠征軍を悪夢で震え上がらせていた。

一方南部諸王国では、冬の王を失った冬の王子が、冬寂王の名を継ぎ、第二次極光島 奪還作戦を決行、女騎士はその総司令官として冬の国に赴任する。

そこを訪れた魔王は、戦局を左右する秘策を携えていた…。

感想:

ということで、今週は一つ山場だったんでしょうか。

先週、勇者は女魔法使い捜索のために魔界へと向かったと思わせて、開門都市で何だか活動をしていました。その種明かしが今週だったような気がします。

My2 あと、極光島奪還作戦の戦争関連で、先週魔王が「同盟」とこそこそやっていたのが、「塩」を入手するためだったらしいというのが分かりました。

とにかく、ぼーっと見ているとまったくわからないですし、一生懸命見ていても、想像を働かせないと理解できません。やはり、脚本かエピソードの構成が悪いんでしょう。ひょっとすると、1クールに収めようと無理をしていることが原因かもしれませんが、1クールでできる内容だと思いますよ。構成が駄目なのは、しっかりと作れていないからです。

それはそうと、今週は、じじぃいや執事のお話でもあったようですが、えっと勇者と執事はいつ再会したんでしたっけ?というか、執事が登場したタイミングがはっきりしなくて、全然エピソードとして成り立っていないですね。おそらくアニメ化の問題かと。

まぁとにかく、面白くないわけではなく、かなり面白くできそうなお話なのに、おそらく脚本が悪くて、消化不良を起こしている感じです。もう一度最初から、きっちりと作り直してほしいところですが、それも叶わないでしょうから、残りをしっかりとやってほしいですね。

今週は、絵もだめだったので、余計に感じたのかもしれません。というか、ちょっと古い絵(動画)ですね。20年ほど前な感じ。勇者が戻ったところの魔王は可愛かったですが。

ということで、魔王の策略が当たって、事態がおさまったように見えましたが・・・。冬の王子の今後の行動が、一つのポイントでしょうかねぇ。

http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/tokyomx20806-30.html

※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。