「RDG(レッドデータガール) 6 星降る夜に願うこと」荻原規子
角川書店 カドカワ銀のさじ ISBN:978-4-04-110348-7-C0093
さて、「RDG(レッドデータガール)」もいよいよ最終巻です。
この前出てから、一年以上経ってますね。本当に待ちくたびれました。
アニメ化も決まり、いよいよ盛り上がってきてますね。といいつつ、感想を書くのが遅くなりました。読んだのは2週間ほど前、つまり出てすぐなんですが。(苦笑)
ところで、アニメのキャラクターデザインは、岸田メルさんですか。ちょっと、というかかなりイメージが違いますね。酒井 駒子さんのイメージが強すぎるからでしょうか。泉水子ちゃんはまだいいとして、真響のイメージが違いすぎるかな?まぁ、アニメはアニメとして楽しみましょう。
ということで、「RDG 5 学園の一番長い日」感想行きます。
まずは、出版社からあらすじを引用。
あらすじ:
泉水子は陰陽師を代表する高柳と対決し、世界遺産候補となる人物が判定される。
そして、驚きの事実が…。
姫神が人類を滅亡させないため、泉水子と深行は新たな道を歩む。感動のラスト。
ついに、RDGシリーズ最終巻!!
感想:
あぁぁぁ、終わってしまいました。
しかし、ネタばれなしに感想を書くのが難しいなぁ。
高柳とは一度勝負付けが済んでしまったので、最終巻の盛り上がりをどこに持っていくのかなぁと思っていました。やはり、学園の裏とか、陰陽師とかかと思ったんですが、そこですか。ちょっと取ってつけた感もなきにしもあらずですが、まぁいいんではないでしょうか。
泉水子の覚醒は、もっと見せ場があるのかと思っていたのですが、そこはさほどという感じでした。後、村上穂高との絡みで、何かあるのかとも思っていたんですが、それもまぁこんな感じでしょうかね。
まぁ、どんぱちバンバンというお話しではないので、戦いというのはあり得ないでしょうから、こういう展開でしょうね。
それはそうは、ラストは、予想通り深行絡みでしたが、いいラストでした。場所的に、あそこになるのもいい感じでしたし、一番最後のナレーションが特に良かったです。本当に、あれで良い余韻が残りました。
残念なことといえば、真響ちゃんの活躍の場があまりなかったことでしょうか。(苦笑)
しかし、まだアニメが待っているので、それを楽しみにしましょうか。