Chi 「ちはやふる」(十九)末次 由紀
Be・ Loveコミックス ISBN:978-4-06-380369-3

ちょっと忙しくて(東京女子流に入れ込みすぎていて)、遅くなりました。発売日に読んだんですけれどね。

順調に3ヶ月置きに出てますね。さらに同時に『ちはやふるかるた 入門編』が発売されています。小説版やファンブックも同時発売で、アニメの2期も冬から始まりますね。

アニメ1期の感想はこの辺り

こんどこそ、もっとみんなが見れる時間帯で放映してほしいところですが、どうなんでしょうねぇ。

ということで、『ちはやふる』の19巻です。表紙は、千早ですか。最近のカラー表紙は、当初の色合いを抑えた感じと変わってきていますね。以前の方が好きだなぁ。

ストーリーは、いよいよ、吉野会大会大詰めです。どうなるのか楽しみですね。

ということで、「ちはやふる」第19巻感想行きます。

まず、あらすじを出版社から引用しておきます。

あらすじ:(公式より)

秋。名人・クイーン戦予選をまえにしたこの季節。

吉野会大会はついに準々決勝を迎え、千早、太一を含め白波会からは4人が残った。迎え撃つは、福井から参戦の新や北央・須藤ら4人。

耳がよく、独特な配置で戦う元クイーン・猪熊と当たった千早は、固い相手の自陣に攻めこむことができるのか? 

より高みを目指す選手たちの意地が、意外な展開を生む。

感想:

前巻で、ちはやが復活し、いよいよ盛り上がってきました。吉野大会って10月ぐらいでしたっけ?名人戦、クイーン戦の前哨戦ですか。

この19巻は、密度が濃くて面白かったです。ひょっとして、新と太一の対戦があるかと思っていましたが、それはなかったですね。というか、ここで来るかという展開でした。

<以下、本の中身に言及している部分があります。未読の方はご注意を>

そうか、ここで千早と太一の対戦をやっておかないと、この先は、名人戦とクイーン戦なんですよね。そうか、名人戦予選で、新と太一を対戦させないといけないので、ここではやらないのですね。また、この先千早は、クイーン戦に向かうので、ここで太一と対戦するわけですか。でも、千早と新の対戦はないのか。

それにしても、元クイーンの猪熊さんは、なかなかいいキャラクターですね。いや、キャラクターというか、あの札の配置が面白かったです。そういう作戦もあるのですね。

そこが、千早の目指す、直線的なかるたとかみ合ったところは、すごく面白かったです。また、クイーン戦予選でも出てくるんでしょうかね。

後、先輩方の戦いも良かったですね。特に原田先生と坪口さんの白波会組は良かったです。

さて、そうこうしているうちに、千早と新の対戦ですか。急成長する守りかるたの新が、猪熊さんとの対戦を越えて、一段上に登ったかもしれない千早とどう闘うのかが楽しみです。

ん~、早く続きが読みたいなぁ。

それと、この次にあるはずの、名人戦とクイーン戦がもっと楽しみです。