Ao01 エウレカセブンAO 第23話「ザ・ファイナル・フロンティア」第24話「夏への扉」です。

『交響詩篇エウレカセブン』の感想は、ブログを始めたころの記事であまり出来が良くないのですが、一期の感想はこの辺りに書いてあります。映画版の感想もあります。

さて、すっかり遅くなりましたが、『エウレカセブンAO』の感想を仕上げておくことにします。感想が遅くなったことからも、このラストに今一つ納得していないことがありありと分かりますね。(苦笑)

あのまますぐに、続けてやってくれたなら違ったのでしょうけれどねぇ。まぁ、オリンピックがあった影響なんでしょうから、仕方がないのでしょうが。

いろいろとストーリーをこね繰り回しているようで、実はあまり第1話から何も進んでいないという気がしますが、結局何がやりたかったのかというのが、このラスト2話で綺麗に納まるのでしょうか。

ということで、エウレカセブンAO 第23話「ザ・ファイナル・フロンティア」第24話「夏への扉」感想行きます。

『交響詩篇エウレカセブン』は、テレビアニメ、映画、コミックスと完走しているような気がします。あ、ゲームはやってませんね。

あらすじ:公式から引用)

◆第23話「ザ・ファイナル・フロンティア」

トゥルースのカノンによって攻撃される沖縄。トラパー・バブルで築かれた繁栄がいかにもろいものかをナカムラは実感する。そんなトゥルースと戦うアオの前 にナルが現れる。トゥルースはナルに導かれるまま、スカブと一体化し海巨人の姿となる。だが“真実の世界”を求めるトゥルースは、ナルの制止も聞かず暴走し始める。

トゥルースを倒せば世界はアオたちが正しいと信じるだろうとイビチャは言うが、アオは釈然としない。トゥルースを倒したり、トゥルースを消したりして線を 引くことが本当に正しいことなのだろうか。クォーツ・ガンを奪い合うアオとトゥルース。そしてトゥルースの手に握られたクォーツ・ガンが暴発する。その 時、世界は……。

そして、西暦1万2021年の地球。世界はトラパーに覆われていた。そこで、一人歩く男の姿があった。

◆第24話「夏への扉」

ポールライトの中から現れたLFO、ニルヴァーシュspecV3に乗っていたのは、レントンと名乗る男だった。レントンはエウレカの夫、つまりアオの父。レントンはアオたちの世界からスカブコーラルを消すために現れたのだった。

クォーツ・ガンが使えるのはあと1回。だが、スカブコーラルを消せば、コーラルキャリアであるナルたちも消えてしまうかもしれない。父レントンの覚悟、母エウレカの思い。そして、アオの決意。すべての謎を越えて、レントンは未来を求める。

感想:

結局、タイムトラベルと並行宇宙ですか。まぁ、予想はしていましたけれどね。

しかも、最終回のサブタイトルが『夏への扉』ですか。そのままやんけ、というのは置いておいて、こういうネタなら、続編をあまり作って欲しくはなかったなぁ。

Ao02 この並行宇宙のネタが、テレビ版と映画版の違いというかパラレルワールドの答えになるんでしょうか。ならないですね。(苦笑)ただ、月の様相から、なんとなくテレビ版の続編だという気はしましたが。

思うに、結局、何も解決していないんですよね。過去に逃げたコーラリアンというかスカブをふっとばしただけで。

さて、この物語が『夏への扉』だとすると、冷凍睡眠を使って未来へと向かったダンがアオだということになるのでしょうか。それならば、リッキィは誰か?となると、それは定義されてませんよね。

つまり、この『エウレカセブンAO』は、アオの物語ではありますが、その周りの人たちは、全て置いてきぼりで、決着を得ていません。実際、鳴り物入りというか、えらそうに出てきたレントンも未来に戻ってどうなったのかは分かりませんし、ナルなんて放ったらかし、さらにはチーム・パイドバイパーの面々はもう忘れ去れていますね。困ったもんだ。

こういう話にしたかったのならば、もっとアオの意志をはっきりとさせて、彼の行動で物語りを進めるべきだったと思います。

結局、自分の中では、この『エウレカセブンAO』はエウレカセブンのシリーズではなかったことになりそうです。(苦笑)

『交響詩篇エウレカセブン』の感想は この辺り

※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとまし なようです)。ご容赦願います。