Siii 「灼眼のシャナSIII」高橋弥七郎
電撃文庫 ISBN:978-4048910859

『灼眼のシャナ』も、いよいよこのS3で終幕です。

本編は、この前に出た「灼眼のシャナXXII」でグランドフィナーレだったので、これはアンコールに応えたといった感じでしょうか。

思えば、長く続いたこのシリーズ、丁度10年ですか。思えば、ラノベを読み始めたのも、このシャナからだったような気がします。

テレビアニメについては、うちのブログの始まりと同期する形で、このシャナは長らくうちのブログの看板として輝いてくれました(シャナのアニメが始まると、うちのブログのアクセスが倍増以上に増える(苦笑))。

とまぁ、走馬灯のように色々な思い出がよぎりますが、本当に名残惜しいですね。

とはいえ、出てしまったものは仕方がないので、最終巻の感想をまとめておきたいと思います。

ひとまず、出版社からあらすじを引用しておきます。

あらすじ:

『ソロー』――時代は十九世紀後半。“狩人”フリアグネとマリアンヌは、南北戦争 下のアメリカに居た。そこで、強大な“紅世の王”と“燐子”は、とある人間の少年と出会う。その少年は『復讐』を願っていた。彼の話を聞いたフリアグネは 薄く笑みを浮かべ、そして救いの手をさしのべる。

『ヴァージャー』――天道宮から巣立ったばかりの紅蓮の髪と瞳を持つ少女。『贄殿遮那のフレイムヘイズ』と自身を表する彼女は、西欧にて“紅世の王”オオ ナムチ討滅の依頼を受ける。職務を遂行すべく難敵に挑む少女だが、共闘するフレイムヘイズの、意外な事実を知り……。

『フューチャー&ホープ』――『シャナ』本編後、『新世界』へと渡ったシャナと坂井悠二。御崎市に留まった吉田一美。それぞれが想い、歩む道とは――。 
 
電撃劇場文庫『灼眼のシャナM』で描かれた『ノーマッド』も収録した回顧録!

感想:

ということで、いよいよ本当に最終巻です。もったいぶって、ちょびちょびと読んでいたので、感想を描くのが遅くなりました。

と言っても、ほとんど読んだことがあったというのが、ちょっと残念でした。

最終巻なので、どういう短編集になるのかなと思っていたんですが、過去から未来に向けての歴史を並べたような感じになっていました。で、半分はフリアグネ最高の内容でした。やはり人気あるんですね。

ということで、短編それぞれの感想を書いておきます。

『ソロー』

過去ですね。“狩人”フリアグネがあれを手に入れる過程を描いたもの。それと、本編でも思わせぶりに書かれていた『大地の四神 』の歴史でしょうか。書き下ろしです。

ストーリーの世界観からすると、『大地の四神』の葛藤がメインになってもいいのですが、フリアグネが全部持って行ってしまっている印象です。ただ、フリアグネもいいのですが、マリアンヌもいいですね。

これだけ読むと、本当にフリアグネは良い人(紅世の王)に思えてしまいます。(苦笑)面白かったです。

『ノーマッド』

シャナがフリアグネを倒した直後のお話し。『灼眼のシャナM』に入っていたものの再録ですねなので、感想は、『灼眼のシャナM』の方をどうぞ。ってあまり書いてない気もしますが。

どうせならば、『ヴァージャー』と順番を入れ換えれば良いのに。

『ヴァージャー』

ということで、時間は戻ってシャナがフレイムヘイズとして一人立ちするきっかけとなったお話し。これは、「電撃MAGAZINE」からのもの。

まだデレがない時代のシャナの物語りですが、ここでの体験がその先の悠二との関係に影響があったのではないでしょうか。(本当か?)

『フューチャー』

あれの後の、御崎市に残った面々のお話し。中心は、坂井家と吉田さんということになるんでしょうか。自分としては、残ったフレイムヘイズの方に興味ががありますが。

吉田さん髪の毛が伸びました。

・『ホープ』

ということで、あちら側に行った面々のお話し。というか、ユストゥスと、その後のシャナ&悠二のお話しですか。

結局あちらに行っても、相変わらずシャナと悠二は、闘い続けているんですね。

なかなか余韻のあるラストで良かったと思います。

・狩人のフリアグネIV

ということで、ラストの締めはこれですか。(笑)

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ということで、終わりですね。あと、『「灼眼のシャナIII」ノ全テ』があるんでしょうけれど、アニメの続編はないんでしょうか。

ひとまず、高橋先生ご苦労さまでした。