絶園のテンペスト 第6幕「矛盾する、頭蓋」です。
絶園のテンペストも第6幕ですが、原作派にはどうもいまひとつ評判はよろしくないようですが、原作に戻るのかな。
原作既読者からすると、原作を結構改変している部分があって、ちょっと違和感があったりしたんですが、そのためかテンポがかなり悪い気がします。
先週は、ようやく潤一郎が登場しました。潤一郎が登場したことで、原作の流れに戻るのでしょうか。
そして、衝撃の告白というか説明がありましたが、それは一体どういうことなのか、きになりますが、それは今週説明でしょうか。
絶園のテンペスト 第6話「矛盾する、頭蓋」感想行きます。
原作は、途中まで既読です。
あらすじ:(公式から引用)
「僕は彼女の遺体を確認したんだ」
潤一郎から告げられた事実は、あまりにも信じがたい内容だった。葉風の遺体は既に孤島で骨と化しており、その回収も終え ているという。
潤一郎は、間違いなく葉風の頭蓋骨であったと断言する。衝撃の事実と共に特製の魔具を預かった吉野と真広は新たな謎を抱えつつも、左門が儀式を執り行っているとされる富士の樹海を目指す事に。
その道中、キャンプを張る二人の元に謎の集団が襲撃を仕掛けてくる…。
感想:
どうも今一つ煮え切らないですね。せっかく葉風の謎が提示されて盛り上がるシーンだったのに、若干オリジナルが挟まれました。
挟まれたオリジナルは、ネタ的には原作の補填なので、さほど違和感があるわけではないのですが、やはりどうしても間延び感があってテンポが悪いかな。それを避けるために戦闘シーンを選んだんでしょうけれど。
それはそうと、今週は葉風の謎が明確になりました。左門側が持っている情報としては、彼女は死んでいる。そして、それはその骨で証明されているということですね。
葉風が死んでいるのならば、今しゃべっている葉風は一体だれなのか?ということが、すごい謎のはずなのですが、それが全然強調されていませんね。そこがポイントで面白いところのはずなんですけれど。(苦笑)
原作でも気になったのが、どうしてあんなに綺麗に骨格だけが残ったのかということですが、まぁ無人島の微生物かなにかが原因と考えますか。
どうして左門は、あぁいう形で、骨だけを後生大事に抱えていたかは分かりません。恐らく葉風派を牽制するためでしょうか。潤一郎にやったように。ひょっとすると、今の儀式も骨で葉風の死亡を納得させてやらせているかもしれませんね。
さて、ややこしくなってきましたので、ポイントを書いておきます。どうして、葉風と左門は同じ一族なのに対立するのか。今週も、少し解説がありましたが。それは二つの樹によるところです。
◇はじまりの樹:
「創造」の力を司り世界の理を支配している。世界をそして「魔法」の力を産み出しているらしい。鎖部一族が神のごとく崇めている。
はじまりの樹に祝福されている魔法使いが葉風である。
◆絶園の樹:
「破壊」の力を司ると言われるはじまりの樹と対をなす大樹。はじまりの樹との争いに敗れ「果実」と言う形に分割され、封印されている。
左門は、その果実を集め「絶園の樹」を蘇らせようとしているらしい。
ということで、次週は、またまたオリジナルの過去編ですか。う~ん、ひっぱりますね。
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※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない 限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。
あんな気候の良い海岸で遺体になったら、一月もしないで骨だけになるんじゃないですかね