Ind 「新約 とある魔術の禁書目録 (5)」鎌池和馬
電撃文庫 ISBN : 978-4048869782

さて、『新約 とある魔術の禁書目録』の5巻です。読んでいたのに、女子流の記事ばかり書いていたので遅くなりました。

さて、文庫の4巻は3月ですから中7ヶ月ですか。今までは、4~5ヶ月おきに順調に巻を重ねていましたが、期間が長くなりました。といいつつも、間にたくさん鎌池さんの本が出ているので、間が空いた印象はないですね。

ところで、劇場版アニメは、どうやら2/23公開らしいです。全国30館ですか。思ったより少ないかも。ただ、ちょっとピークを過ぎている気もするので、どうでしょうか?

ということで、新約になって、すっかり禁書目録というより、別の物語になっている気がしますが、まぁ感想を書いておきましょう。

表紙は今回当麻と行動を共にするあの人ですか。

ということで、さっさと感想行きます。

例のごとく、出版社からあらすじを引用しておきます。

あらすじ:

11月。超巨大文化祭『一端覧祭』の季節がやってきた。

そんなさなかに、ようやく学園都市に戻ってきた上条当麻。

ロシアより勃発した第三次世界大戦を起因とする『対グレムリン遠征』を経て、ついにインデックス や御坂美琴とのほのぼのした平穏な日常が戻ってきた――。

そう楽観していた上条当麻だが、意外な人物の登場で、その願いは虚しく霧散することに!? 彼の 前に現れた最強の『敵』(ライバル)とは?

セルフ迷子メーカーなフレメアの保護者となって学園都市内を走り回る浜面や、打ち止め(ラストオーダー)の子守りでキレる平常運転な一方通行(アクセラ レータ)、リハビリついでに手料理を作る麦野沈利(レベル5)などなど……学園都市を舞台として、『新約』シリーズは新展開に突入!

感想:

えっと、実は結構4巻の展開って、大きくは記憶しているんですが、詳細を思い出せない。あぁ歳だなぁ。

ということは置いておいて、ようやく学園都市に戻ってきました。ただ、どうしても争いが世界レベルに大きくなっているので、学園のメンバーを絡めにくいですね。絡めてはいるんですが、どうも無理やり感があるというか。

ただ、読者としては、やはり美琴だけでなく、小萌先生なども出してほしいところですが。結局この5巻でも『一端覧祭』といいつつも、当麻はほとんど学校に行っていません。難しいですね。もはや「風紀委員」も絡みようがないですし。

ということで、今回のポイントとしてはこんなところでしょうか。

・「グレムリン」、「オッレルス」ともに学園都市にやって来る。狙いは、謎の「素体」フロイライン=クロイトゥーネ。

・当麻は「幻想殺し(イマジンブレーカー)」の正体を「オッレルス」から知らされる。

・当麻は、「グレムリン」を裏切ったトールと手を組んでフロイライン=クロイトゥーネを救出しようとする。

・フロイライン=クロイトゥーネは、自力で脱出し、学園都市を徘徊する。

・当麻は、「グレムリン」のレイヴィニア=バードウェイを騙し、自らも傷つく。

・「打ち止め (ラストオーダー)」と「フレメア=セイヴェルン」は、フロラインと出会い友達になる。

・フロイランは、捕食・吸収により能力を得る機能を獲得し、「打ち止め (ラストオーダー)」を狙うと考えられた。

まぁ、結局場所が学園都市に戻ったのは、アレイスター=クロウリーを絡めるためで、いよいよ終盤に差しかかってきているのかなという気がします。垣根帝督も復活したし、フレンダも復活(?)したようだし。

ただ、「必要悪の教会」が絡んでこないんですよね。ローラの動きが気になるんですが。

それにしても、フロイライン=クロイトゥーネとはいったいなんなんでしょうか?それこそ「魔女」という言葉が一番しっくり来るんですが。

今回は、懐かしのメンバーを出してきてはいますが、事件は起こったところで、何も解決していません。なので、新約の中では禁書目録に近づいたとか、読みやすかったという印象はありますが、あまり評価はしていません。

ただ、4巻までと違い、次の6巻への期待は高まってきました。次は、きっと映画公開に合わせてでしょうね。