Chi 「ちはやふる」(十八)末次 由紀
Be・ Loveコミックス ISBN:978-4-06-380359-4            

順調に3ヶ月置きに出てますね。さらにコミックスの帯で、アニメ2期の開始が日本テレビ系列で1月からと発表されました。

アニメ1期の感想はこの辺り

こんどこそ、もっとみんなが見れる時間帯で放映してほしいところですが、どうなんでしょうねぇ。先日は、CS日本テレビで一挙放映やっていましたし、そういう感じで夕方に1時間枠で再放送してくれれば、1クールでちょうど放映開始に間に合うと思いますが。

ということで、『ちはやふる』の18巻です。表紙は、なんと先生方ですか。いいのかこんな表紙で、と思ったら巻末で自分でネタにしてますね。

ストーリーは、いよいよ、千早復活ですね。

ということで、「ちはやふる」第18巻感想行きます。

まず、あらすじを出版社から引用しておきます。

あらすじ:(公式より)

高校かるた選手権も終わり、学校に戻った千早たちはそれぞれの戦果を得て一歩前進する。

千早も詩暢と戦うためクイーン戦予選へ向けて練習に励むが、予選の 日は修学旅行の日程と重なっていてショックを受ける。

そんな中、ケガをしていた右手もようやく完治。満を持して臨む吉野会大会にはA級として初参加の太 一、福井から新、そしてライバルたちも参戦し大波乱の予感!

感想:

いよいよ、千早復活です。千早が右手を使えない間に、周りがどんどん成長して雰囲気が良い方に変わってきていますね。

理音ちゃんは、今一つかるた必死になれていなかったのが、千早の影響でかるたにまっすぐ向かうようになっています。新は、学校でかるた部を立ち上げようとしています。そして、太一は千早にかるたで勝つことを目指し始めます。

<以下、本の中身に言及している部分があります。未読の方はご注意を>

そして千早は、左手でカルタをしながら、学校生活ではいよいよ大学を目指して分岐点を迎えます。これがなかなか感動的な展開につながるわけですが、それは読んでのお楽しみ。

そして、右手のけがから復活した千早は、吉野大会に向かうことになります。

吉野大会は、なかなか豪華なメンバーですね。もう少しゆっくり展開しても良かったような気がします、もったいないから。原田先生と千早の対決も見たかったなぁ。太一とでもいいですが。いや、まだ皆勝ち残っているので、対戦の可能性があるわけですが。

この18巻の山場は、千早の復活と武村準名人との対戦でしょうか。ただ、全体的には、どちらかというと、次の19巻への伏線という感じでしょうか。

そんな豪華メンバーの中に、一人新しい登場人物が登場しています。元クイーンの猪熊 遥かですね。どうやら、千早と同じような天才型のようですが、どういう対戦になるんでしょうね。ライバルという感じなんでしょうか。ライバルなら逢坂 恵夢ちゃんの方がいい感じかも。

そうすると、千早がけがから復活して、詩暢ちゃんの「音のしないかるた」に向かって進んでいるように見えるので、その踏み台役なのかもしれませんね。。

どちらにしても、千早が目指すクィーンへの道に向けて、いよいよ天下一武道会展開になってくるんでしょうか。(違)