Hk1 氷菓 第十八話「連峰は晴れているか」です。

読み返すと、結構日本語がぐだぐだだったので、修正しました。

アニメ版『氷菓』も、長編の『クドリャフカの順番』が終わり、放送が9月いっぱいだとすると、残りは短編だけですね。ということで、今週は、2008年に「野性時代」に掲載された『連峰は晴れているか』です。まだ本にはなっていないですね。

大好きなシリーズ小説が原作なので、ちょっと応援記事を書いてみてみたりしています。『クドリャフカの順番』の間に次の一つとは思っていたんですが、書けていないなぁ。

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(第1話終了時点)

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(その2)(第2話終了時点)

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(その3)(第4話終了時点)

ところで、〈古典部〉シリーズだけでなく、作者の米澤穂信さんが今の日本のミステリ作家の中で一番のお気に入りだということもありますので、当然原作感想などもありますよ。

原作の感想はこの辺り
えるちゃんイラストはこの辺り

さて、ここからは、原作本の『遠まわりする雛』に繋がる流れだと思うので、いよいよ古典部の面々の話しというよりも、奉太郎とえるちゃんのお話しになっていくんでしょう。

ということで、氷菓 第18話「連峰は晴れているか」感想行きます。

もちろん原作は既読です。

あらすじ:(京アニサイトから引用)

上空を飛ぶヘリコプターの音で、中学時代の英語の小木先生のことに思いをはせる奉太郎。ふと、小木先生がヘリ好きだったことを思い出す。

ところがどうやらそれは真実ではないらしい。
里志も摩耶花もそんな話耳にした事がない、と言うのだ。

感想:

『連峰は晴れているか』です。色々気になっていたえるちゃんが、別のことを気にし始めたように思える小品です。でも、面白かったです。

◆謎は何?

ミステリといえばミステリかもしれません。謎とは、ヘリコプターが好きだとは思えない小木先生が、どうしてヘリが好きだったと語ったのかでしょうか。

ただ、謎の解明のきっかけ、いや奉太郎が自分の記憶がおかしいと考え始めたきっかけの雷については、ちょっと本当かよという気もしますが。

◆本当の謎は?

まぁ、それも謎ではあるのですが、それは奉太郎の謎。この〈古典部〉シリーズが追いかけているのは、えるちゃんが「私気になります」した謎なので、ちょっと違いますよね。

そうすると、この『連峰は晴れているか』の謎は何で、その謎解きはできたのでしょうか。

えるちゃんにとっての謎は、どうして奉太郎がやる気になったのかですね。そしてその謎は、奉太郎の口から説明がなされて、結果として答えが提示されました。いいやつですね、奉太郎は。

結果として、それがえるちゃんに何か影響を与えたようです。

◆ラストスパートへ

Hk2 で、結局、原作はどうして、『遠まわりする雛』に収録されなかったんでしたっけ?

まぁ発表された時期が、『遠まわりする雛』よりも後だったからというのが正解ですが、時系列的には、やはりこのあたりですね。

どうやら、この奉太郎についての謎解きが、この後の展開のきっかけになっていると思えるので、ここでやっておかないといけないですね。ただ、『あきましておめでとう』よりは前な感じなので、設置場所はこの辺りでしょうか。

ここにあることで、えるちゃんの心情の変化がよく分り、またそれを色々想像させる表現で良かったです。

京アニサイトの予告を見ても、この後は『遠まわりする雛』の残りの話しを順番にやるようですね。ラストを『遠まわりする雛』にするのか『手作りチョコレート事件』で終わるのかが問題ですが。どちらにしても、テーマは、えるちゃんと奉太郎の関係になってくるんでしょう。

次週は、『心あたりある者は』ですね。これは、難しいです。アニメ向きではないと思ったので、ひょっとしてテレビでやらないのではと思いましたが、やるんですね。よかった。

ミステリとしては、ひょっとするとこの〈古典部〉シリーズの中でも、一番ミステリしているのではないかと思うので、どう処理してくれるのか期待しています。

■アニメ特別感想はここ

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと
『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(その2)
『氷菓』とミ ステリについて論じてみようかと(その3)

■小説〈古典部〉シリーズの感想はここ

「氷菓」の感想はここ
「愚者のエン ドロール」の感想はここ
「クドリャフ カの順番」の感想はここ
「遠まわりする雛」の感想はここ
「ふたりの距離の概算」の感想はここ

■ちなみに〈小市民〉シリーズの感想はここ

「春 限定いちごタルト事件」の感想はここ
「夏 期限定トロピカルパフェ事件」の感想はここ
「秋期限定栗 きんとん事件〈上〉」の感想はここ
「秋期限定栗 きんとん事件〈下〉」の感想はここ

  >
http://sagaturedure.blog31.fc2.com/blog-entry-5529.html
http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-335.html

※注意:TBはフィルタに 掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦 願います