Sao2 ソードアート・オンライン第7話「心の温度」です。

『ソードアート・オンライン』は、電撃文庫の『アクセルワールド』と同じ川原礫さんが原作者である作品です。オンライン・ゲームを世界にした、仮想現実を舞台にしたアニメーションになります。

ということで、ここまで第2話からずっと時系列に沿って、後から書かれた短編(?)がきちんと並べなおされていました。それも今週で終わりでしょうか。

で、今回は、リズベットのお話ですね。というか、次週以降の伏線のための回のはずですが、どうなるんでしょうか。

では、ソードアート・オンライン第7話「心の温度」感想行きます。

原作は、途中まで既読です。

あらすじ:公式から引用

鍛冶屋のリズベットが構える武具店に、予算は気にしないで最高の剣を作ってほしいという客がやってきた。

見本までにとその客──キリトが差し出したのはレアな魔剣。

腕に自信があるリズベットは、試しに自身が制作した最高の剣を差し出すが、耐久力を試したいというキリトに折られてしまう。

さらに、キリトの何気ない一言に激怒したリズは、思わずレアな金属さえあれば、キリトが満足する剣を鍛えてみせると言い返してしまう。                

感想:

さて、第七話です。

今回は、鍛冶屋の少女リズベットのお話でした。これも番外編といえば番外編ですね。ここまで、結構番外編が続いていますが、時系列を整えるというということもありますが、原作では結構地の文などで説明されていた背景などを説明するためにやっている感じもあります。

そういう意味では、このリズベットのお話も、次回以降の伏線といえば伏線ではありますね。今までの伏線というか背景を拾うとこんな感じでしょうか。ネタばれになるような伏線は拾いませんが。

・2話 時間の推移、この世界の人々の変遷、ビーター

・3話 《月夜の黒猫団》、キリトがソロでいる理由

・4話 プレイヤーキラー(PK)、SAOでのレベル差、キリトの妹

・5、6話 プレイヤーキラー(PK)、《ラフィン・コフィン(笑う棺桶)》、料理スキル(笑)

ただ、こうキリト無双的なハーレム展開(?)が続くと、ちょっとやっぱり構成的にどうかなぁという感じがしますよね。アスナ→サチ→シリカ→アスナと毎回ヒロイン軍団が入れ代わり立ち代わりですからね。そのためもあってか、やはり物語りがぶつぶつ途切れる感じがしてしまいます。

キリトの心情にスポットが照たっていればまた違うんでしょうけれど、毎回ではありませんが、その回その回のヒロインが語り部になっているために余計にですね。

で、この7話ではなにがポイントかといいますと、やはりキリトの行動でしょうね。

《月夜の黒猫団》でのサチとの約束を果たせなかったことを未だに後悔していることが、また強調されていました。まぁこれはお約束ですね。

Sao1 もう一つのポイントが、なぜキリトがリズベットのところを訪れたかです。「エリュシデータ」という魔剣レベルの刀をもっていながら、なぜもう一本剣を欲しがるのか。なぜかあまり指摘されませんでしたが、ここが当然ポイントでしょうね。で、「ダークリパルサー」を入手したと。

原作では、リズベットがそれを疑問に思って追求したような気がするのですが、そこは原作と並びを変えているためにできなくなっています。それも含めて、ラストがちょっと原作と違っていたんですが、原作の方がよかったかも。キリトが簡単に約束しすぎというか、サチとの件があるのに。

ただ、単発でこのお話を見ると、空を浮遊するシーンがジブリっぽいというか、なかなかいい感じで良い出来だったとは思います。

さて、次週からは、サブタイトルからしてようやく原作1巻に戻る感じです。で、サブタイトルは、いきなりそうきますかって感じです。ちょっと展開を変えるんでしょうけれど、盛り上がる展開が期待できそうです。

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※注意:TBはフィルタに 掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦 願います。