Hk2 氷菓 第十七話「クドリャフカの順番」です。

アニメ版『氷菓』も、『クドリャフカの順番』の佳境に入りました。原作ですと3冊目ですね。長編の最終回だというのに、お盆休み進行ですっかり遅くなりました。

大好きなシリーズ小説が原作なので、ちょっと応援記事を書いてみてみたりしています。『クドリャフカの順番』の間に次の一つとは思っていたんですが、書けていないなぁ。

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(第1話終了時点)

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(その2)(第2話終了時点)

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(その3)(第4話終了時点)

ところで、〈古典部〉シリーズだけでなく、作者の米澤穂信さんが今の日本のミステリ作家の中で一番のお気に入りだということもありますので、当然原作感想などもありますよ。

原作の感想はこの辺り
える ちゃんイラストはこの辺り

さて、『クドリャフカの順番』編も最終話ですが、どういう幕引きをするんでしょうね。まぁ、原作からあまり捻っては来ないと思っているんですが。

ということで、氷菓 第17話「クドリャフカの順番」感想行きます。

もちろん原作は既読です。

あらすじ:(京アニサイトから引用)

果たして古典部に現れるのか、怪盗「十文字」!?

大勢のギャラリーを前にターゲットとなる「校了原稿」を前に緊張する古典部の4人。

結局、4人は怪盗「十 文字」を捕らえることが出来たのか!?

感想:

『クドリャフカの順番』もいよいよラストです。先週時点で、おおよそのキーワードは出揃っていましたから、今週は解決するのみですね。

Hk1_2 奉太郎が解決した後なのですが、まぁネタバレになりすぎないように、少し整理してみますか。

◆「十文字」事件

クリスティの「ABC殺人事件」よろしく、クラブの名前の五十音順に、各クラブからその五十音に一致するものが盗まれるというものでした。

ただ、先週は「ク」が飛ばされていました。いや、飛ばされているように見えました。なぜ、「ク」は飛ばされたのか?

そこに事件の鍵といいますか動機となるメッセージがあるということでした。奉太郎といいますか、フクちゃん的に言いますと、ミッシングリンクということのようですけれど。

奉太郎の快刀乱麻の解決は、なかなか凄かったですが、ちょっと端折られた分分かりにくかったかも。

◆動機

動機は、結局『夕べには骸に』を書いた人間にしか分からない、いや奉太郎はある程度分かったのですから、『夕べには骸に』を読んだ人間にしかわからないというものでした。

結局、『クドリャフカの順番』を巡る事件だったわけですが、これは先週時点でも想像できましたね。

◆そして犯人

犯人は、まぁ状況証拠的に考えれば、ある程度分かりますよね。事件が起こった経緯というか、あの冊子通りに起こっていますし、それを考えるならば、それを知り得たもしくは画策できた人間であることとなりますよね。

ペンネームのアナグラムから犯人を特定するのは無理です。(汗)

◆人間関係

結局、今回の事件は、持つものと持たざるものの葛藤というか、行き詰まった人間たちの葛藤というようなものだったのでしょうか。

まぁ、マンガの部分は分からないでもないですが、フクちゃんは、そこまでの努力をしているのかとか、何を得ようとしているのかと考えると、ちょっと微妙かな?

月並みですが、才能の差を埋めるものは、不断の努力や智恵になるはずなので。それを使っても埋められない溝を「天才」と呼ぶのかもしれません。

ということで、長く続いた『クドリャフカの順番』も終わりです。次回はと、あれ?「連峰は晴れているか」ですか。これって、まだ本になっていないですよね?2008年に「野性時代」に掲載されただけで。あぁ、1回しか読んでいないので、あまり覚えていないなぁ。立ち読みした覚えがあるので、1回で終る長さだと思いますが。

どうして、『遠まわりする雛』に収録されなかったんでしたっけ?

というか、『心あたりのある者は』は、映像にしにくいかもね。

■アニメ特別感想はここ

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと
『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(その2)
『氷菓』とミ ステリについて論じてみようかと(その3)

■小説〈古典部〉シリーズの感想はここ

「氷菓」の感想はここ
「愚者のエン ドロール」の感想はここ
「クドリャフ カの順番」の感想はここ
「遠まわりする雛」の感想はここ
「ふたりの距離の概算」の感想はここ

■ちなみに〈小市民〉シリーズの感想はここ

「春 限定いちごタルト事件」の感想はここ
「夏 期限定トロピカルパフェ事件」の感想はここ
「秋期限定栗 きんとん事件〈上〉」の感想はここ
「秋期限定栗 きんとん事件〈下〉」の感想はここ


http://blog.livedoor.jp/mattari_6/archives/51852471.html

※注意:TBはフィルタに 掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦 願います