Hk1 氷菓 第十六話「最後の標的」です。

アニメ版『氷菓』も、『クドリャフカの順番』の佳境に入りました。原作ですと3冊目ですね。『クドリャフカの順番』も長編です。

大好きなシリーズ小説が原作なので、ちょっと応援記事を書いてみてみたりしています。そろそろ、次を書こうかなと思いつつも書けないなぁ。

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(第1話終了時点)

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(その2)(第2話終了時点)

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(その3)(第4話終了時点)

ところで、〈古典部〉シリーズだけでなく、作者の米澤穂信さんが今の日本のミステリ作家の中で一番のお気に入りだということもありますので、当然原作感想などもありますよ。

原作の感想はこの辺り
えるちゃんイラストはこの辺り

さて、『クドリャフカの順番』編も五週目ですが、そろそろ事件の背景も色々と見えてはきました。京アニサイトを見てみると、17話までが『クドリャフカの順番』みたいですし。

ということで、氷菓 第16話「最後の標的」感想行きます。

もちろん原作は既読です。

あらすじ:(京アニサイトから引用)

怪盗「十文字」を現行犯逮捕しようとする里志。一方、奉太郎は相変わらず、店番。

そんな中、奉太郎の姉、供恵が学校にやって来る。

店番をしている奉太郎に供恵が渡したものとは…?

感想:

『クドリャフカの順番』も五週目に突入したわけですが、今週で事件のキーがすべて出揃った感じでしょうか。

ポイントを整理してみましょうか、と思いましたが、奉太郎が既に整理してくれていましたね。なので、その中でも気になるものを。

◆「十文字」事件

クリスティの「ABC殺人事件」よろしく、クラブの名前の五十音順に、各クラブからその五十音に一致するものが盗まれるというものです。これは、どうやらコミックス『夕べには骸に』のあとがきで予告されていたもののようです。

ただ、今週は「ク」が飛ばされていました。いや、飛ばされているように見えました。なぜ、「ク」は飛ばされたのか?

どちらにしても、事件が去年発売のコミックスで予告されているということは、色々条件が絞られますよね。少なくとも、犯人はそれを知っていた人間でないといけないとはいえます。

◆残るキー

ひとまずキーは、すべて登場していると思います。

ただ、奉太郎が気づいていないということになりますね。奉太郎が気づいていないということが、今週明確に示されていたので、分かりやすかったですが。

ではそれが何かというと、今までも繰り返し苦労して示されていたと思います。

もう一つ、今週になってようやく提示されたキーがありましたが、勘のいい人は勘だけで気づいてしまったんではないかな?

◆人間模様

もう一つ、『クドリャフカの順番』のシリーズでは、人間関係がストレートに示されています。

Hk2 ・里志の奉太郎に対する想い。これは、今週で吹っ切れたような。

・えるちゃんの劣等感?これは、『氷菓』が売り切れないとだめですね。

・摩耶花と漫画研究会。これは継続中ですが、『夕べには骸に』が解決の鍵でしょうね。

ということで、これも解決が見えてきましたか。

◆姉

あ、あと奉太郎の姉が登場しました。まぁ、しかしいつもすべてを見透かしたような行動をする方ですね。(苦笑)さ待ったときの姉頼りといいますか。

いうことで、キーは大凡出揃っているので、ここでいちど振り返って考えてみると面白いでしょう。原作未読派の醍醐味は、そこですよね。原作既読派は、それができない。(泣)

ただ、全部を見透すのは、ちょっと難しいかな。

いよいよ、次回で解決です。

■アニメ特別感想はここ

『氷菓』とミステリについて論じてみようかと
『氷菓』とミステリについて論じてみようかと(その2)
『氷菓』とミ ステリについて論じてみようかと(その3)

■小説〈古典部〉シリーズの感想はここ

「氷菓」の感想はここ
「愚者のエン ドロール」の感想はここ
「クドリャフ カの順番」の感想はここ
「遠まわりする雛」の感想はここ
「ふたりの距離の概算」の感想はここ

■ちなみに〈小市民〉シリーズの感想はここ

「春 限定いちごタルト事件」の感想はここ
「夏 期限定トロピカルパフェ事件」の感想はここ
「秋期限定栗 きんとん事件〈上〉」の感想はここ
「秋期限定栗 きんとん事件〈下〉」の感想はここ

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※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います