As1 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A'sです。

キャプは、プロモーションムービーからです。

遅くなりましたが見に行きました~。今までも行きたかったんですけれど、ちょっとタイミングが悪くて見損ねていました。会社の最寄り駅の映画館では、スクリーンが小さいので、やはりお金を払うのだから大きいスクリーンで見ようとしたのも、遅れた原因の一つですね。

客の入りは8割位でしたでしょうか?上映回数を絞っているようなので、かなり入っていました。リピートプレゼントも効いているのでしょうか?台紙が終わった映画館もあるみたいですが、まだ貰えました。

『けいおん!』は、フィルム貰いましたが、たぶんこれは行かないと思います。だって長いもん。

ということで、Magical Girl Lyrical Nanoha『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's』感想行きます。

◆「魔法少女リリカルなのは」テレビシリーズの感想はこちら。(無印はありません)

「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』の感想はこちら

さて、あらすじ。作品資料から抜粋しておきます。

あらすじ:

「プレシア・テスタロッサ事件」から半年。

事件の最中に触れあった二人の魔法少女、高町なのはとフェイト・テスタロッサは、再会の時を迎えていた。

しかし、やっと訪れた平穏は唐突に破られる。襲撃者は「ベルカの騎士」。
死と破壊を呼ぶ「闇の書」を巡る、数奇な宿命。

そして宿命の鍵は、一人の少女に手渡されていた。

病を抱えて孤独に生きる少女、八神はやて。 少女達はまだ、何も知らない。遥か過去から繋がる運命も、死と破壊の宿命も-------。

感想:

1stのときには、結構いいよという前評判を聞いて期待して出かけたんですが、今回は何も情報なしで出かけました。情報がなかったということは、1stほどは話題になっていなかったということなんでしょうか。

「なのは」シリーズ的には、テレビ版では1stがもちろん好きですが、A'sもかなり好きです。植田さんの声が好きなこともありますが。

ということで、感想をご覧になられるような方は、もう既に映画も見られているとは思いますが、念のために警報を発しておきます。

<以下、映画の中身に言及している部分があります。ネタバレにはならないようにしますが、未見の方はご注意を>

◆ストリーについて

基本的には、テレビシリーズのままでした。

映画化にあたって、恐らく丸々カットだろうと思っていたグレアム顧問絡みのエピソードは、予想通りカットされていました。その分リンディ提督の絡みを強くして、クライド死亡エピソードとクロノ絡み部分を補完していました。これは、悪くなかったと思います。

また、ちょっと話題になっているようですが、ラストシーンの時間についても、全体とは関係ないため、問題ではないでしょう。

そう言った意味でも、全体のストーリーとしては、さほど悪くなかったと思います。

で、書き方でもわかるように、自分は今回のこの映画にあまり納得できていません構成が、あまりにもバランス悪すぎます。

◆構成について

1stがフェイトちゃんのエピソードだとすると、この2ndは、はやてちゃんのエピソードだと思うんですよ。エピソードを無理やりつないでおいて、最後にはやてちゃんのエピソードに深みを持たせるためにラストにどこんとお涙頂戴的な話しを加えたという感じです。時間配分的にも、余韻的にもいびつですね。ラストの盛り込みすぎで、逆に引いてしまった感じがします。

As2 自分がやるなら、フェイトちゃんのファンですが、やはり「夜天の書」に取り込まれるフェイトちゃんのエピソードをごっそり削って、最後の旅立ちあたりは、せめてテレビ並みの軽さにします。余計な部分に散らばっているため追加が必要になるので、あそこのフェイトちゃんと、ラスト前のフェイトちゃんとなのはシーンを無くせば良くなると思います。

それでは、「なのは」ではなくなるということもありそうですが、夢の中を削ればその分戦闘シーンがすっきりと繋がるので、良くなると思うんですが。

あと、残念だったのは、ファーストバトル、特に最初のフェイトちゃん登場シーンですね。テレビシリーズでは、あそこが一番好きだったのに。レイジングハートの献身もなかったし。

むりやりエンディングを2曲にしたのも原因かも。

◆戦闘シーンについて

戦闘シーンももう少しという感じです。やはり、それぞれの魔道士の魔法について、もう少し余裕をもって見せてほしかったです。ためがないのかなぁ。

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まぁ、自分はテレビシリーズが好きなので、色々と不満がありますが、映画から見た人にはどうだったんでしょうか。自分の座った席の列の端に座っていた兄ちゃんは、泣いていて終わっても立ち上がりませんでしたが。

しかし、あのラストシーンは、3rdを『A's』と『StrickerS』の間の物語りとして作るということでしょうか?あのなのはが傷ついた事件とか。

あと、水樹さんと植田さんの歌は良かったです。ただ、田村さんのがあの場面では、余計な感じです。田村さんの歌を入れるなら、最初に入れておけば、違和感がなかったんではないかな?