Ki 「鬼談百景」小野 不由美
メディアファクトリー  ISBN:978-4840146517

「残穢(ざんえ)」に続いて、小野さん9年ぶりの新刊らしいです。

「残穢(ざんえ)」の感想は、この辺り

「鬼談百景」は、「残穢(ざんえ)」とリンクしているらしいので、ちょっと楽しみにしていたのですが、どうなんでしょうか。

とりあえず「幽」に連載された怪談ということで、多分何作かは読んでいたと思うんですけれど、あまり記憶になかったなぁ。いけませんねぇ。年でしょうか。

ということで、もっとゆっくりと楽しんで読んでいけばよかったかも。

ということで、感想行きます。

小野主上の本は、ほとんど読んでいると思います。後は、『中庭同盟』なんですが、どうしてもだめですか?出版してもらえませんか?

あらすじ:公式はこちら

長いし、書きようがないので省略します。

感想:

これは、まさに「怪談」ですね。明確な着地点もなく、起きた事実だけを紹介する、まさに「怪談」そのものです。

それが、1話2~3頁で、大量に書かれているという内容です。

ただ、これならば、作者が小野さんである必要がないようなという気もしますが、確かに「残穢(ざんえ)」とリンクするお話も出てきますね。それがちょっと楽しかったです。

おそらく、「残穢(ざんえ)」を先に読んだほうがいいんじゃないかな?ネタばれとは言いませんが、被るネタが出てきますので、その場合は長編を優先したほうがいい気がします。

全体にあまり「怖い」という印象はないのですが、印象に残るお話は、ちらほらあります。「跳ねる」とか「横顔」とか。

ということで、やはり一気読みではなくて、少しずつ読んでいくのがいいですね。