Sao1 ソードアート・オンライン第1話「剣の世界」です。

「2022年人類はついに―完全なる仮想空間を実現した」

ということで、夏アニメの新作第1弾は、『ソードアート・オンライン』にしようと思います。

何だか、『アクセルワールド』と感想が二つ並びそうなので、同じ原作者の地続き世界の物語というのは、なんだか気が引けたのですが。(苦笑)

ということで、『ソードアート・オンライン』は、電撃文庫の『アクセルワールド』と同じ川原礫さんが原作者である作品です。個人的には、アニメ向きなのは『アクセルワールド』、原作の面白さでは『ソードアート・オンライン』だと思っていましたが、どうなんでしょうね。

ただ、アニメスタッフ的にもコチラの方が揃っている気もしなくはないので、ひょっとして化けるのはコチラかもと思い始めてきました。

では、ソードアート・オンライン第1話「剣の世界」感想行きます。

原作は、第二のいやいや、途中まで既読です。

あらすじ:公式から引用

2022年、次世代ゲーム《ナーヴギア》が開発され、仮想空間へのフルダイブが実現した。

《ナーヴギア》初の本格的なVRMMORPG ※「ソードアート・オンライン(SAO)」は世界の注目を浴び、 「SAO」正式サービス開始日、プレイヤーのひとりであるキリトは仮想世界を満喫する。

だが「SAO」の開発者・茅場明彦は、全てのプレイヤーたちにこう宣言する。
このゲームはクリアするまで脱出不能、そしてゲームオーバーは現実での死を意味する、と。

※ VRMMORPG=仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム

感想:

さて、始まりました。この夏から始まるアニメとしては、自分の中では一応これが本命にしています。世間的にはどうなんでしょうね?「ココロコネクト」、「トータルイクリプス」辺りの人気が高そうですが、後者は間違っても自分からは見ないような気がします。

それはそうと、『ソードアート・オンライン』の前評判は高そうですね。原作は元々人気作ですし、同じ原作者の『アクセルワールド』のアニメも、それほど期待外れということもなかったので(期待以上でもなかったのですが)、その辺りからの期待ではないかという気もします。

製作はA-1 Picturesで、スタッフもそれなりに豪華なので、気合が入っているのではないかと思われましたが、第1回は期待以上にかなり良かったです。面白かった~。『アクセルワールド』の方がアニメ向きという言葉を撤回しないといけないかも。

特に、第1回を観る限り、作画、音楽にはかなり気合入っているように見えました。

オンラインへのフルダイブ映像が『サマーウォーズ』っぽいのは、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』の助監督をしていた伊藤智彦さんが監督だからでしょうね。

あと、キャラクターデザインも含めて、作画監督が足立慎吾さんなので、『WORKING!!』にちょっとかなり絵柄の雰囲気が似ている感じです。もちろん、『WORKING!!』は構図などの作画演出がかなり凄いイメージがあったので、今回も期待しています。

で、音楽は梶浦さんなので、いまさらコメントはしません。ただ、今までの梶浦節を少し抑えた演出のようにみえましたが、まぁこれからでしょうね。

オープニングは、エンディング位置でした。最近の第1話の流行りですね。LiSAさんの主題歌は、ちょっと捉えどころがない感じです。せっかくLiSAさんを使うんだから、もっとストレートに突き抜ける曲にした方が気分が昂ってよかったと思います。策を弄して失敗するパターンかも。

ただ、映像も含めて悪いというわけではないので、聞き慣れればOKでしょう。

さてさて、問題のストーリーです。

ストーリーの起こし方というか導入は、若干原作とは違いましたが、アニメの方がいいですね。というか、アニメならば、こういう映像で必要な情報を想像させるような進め方の方がしっくり来ます。そういう意味でも非常に良くできた第1話だったと思います。

とはいえ、ストーリーの大きな展開については、ほとんど原作通りです。若干違う部分はありますが、ほとんど今後のストーリーに必要な部分については、情報は共有されています。

Sao2一つ原作から抜け落ちているというか、恐らくは省略された情報としては、ゲームに参加している人間の、リアルでの死亡条件ですね。

ゲーム参加者は、機器を強引に外そうとした場合でも、即死するわけではありません。猶予時間が与えられています。そのため、ゲーム参加者は、病院に搬送されて、そこでゲームを継続することになります。そのため、食事を採らなくても、ゲームを継続できるわけです。怖いですねぇ。

ということで、いよいよ次回からは、ゲームが進むことになりますが、本編はこれからですね。ゲームをクリアすれば脱出という解は与えられていますが、それを目指すのかどうかがまずのポイントでしょうか?

しかし、「.hack」の世界という意見が多いのには、苦笑い。なんでそういうことにしたがるのか。(苦笑)

http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/70701-3994.html
http://blog.livedoor.jp/t_cherry398/archives/51675795.html
http://sigerublog.txt-nifty.com/utakata/2012/07/post-f93e.html

※注意:TBはフィルタに 掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦 願います。