2012年度春アニメも6月半ばになりまして、残り少なくなりました。とはいえ、今期は10話完了が多いようで、『うぽって!!』は今週で最終回です。
さて、なんとなく穴埋めに書き始めたこの感想記事作成分以外のアニメ感想も、結局完走しそうです。
・第1週を見た時点での感想はここ。
・第2週を見た時点での感想はここ。
・第3週を見た時点での感想はここ。
・第4週を見た時点での感想はここ。
・第5週を見た時点での感想はここ。
・第6週を見た時点での感想はここ。
・第7週を見た時点での感想はここ。
・第8週を見た時点での感想はここ。
・第9週を見た時点での感想はここ。
その他、この春アニメの感想記事は、ここに書いた記事の4本です。こんな感じ。
◆『アクセル・ワールド』
◇『氷菓』
◆『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』
◇『エウレカセブン AO』
◆『ギャラクシーエンジェル ア・ラカルト』(傑作選)
これ以外のアニメについて、視聴した感想をコメントしておこうかと思います。
結局うちのなかの記事では、春についてはやはり『氷菓』が一番ということになりそう。まぁうちのブログでは、そう煽っているのも確かなんですけれどね。
それでは、見た順に。
◆『這いよれ!ニャル子さん』 第9話「僕があいつであいつが僕で」
サブタイトルは、山中恒さんの小説のパロディですね。
先週の壮大なパロディ回とは違い、今週は通常ルートに戻ってきたようなイメージがありますが、原作は未読ですのでよく分かりません。さてさて、内容的には先週の予告通り、尾道三部作といいますか大林宣彦監督の「転校生」のパロディっていう感じでした。その原作が『おれがあいつであいつがおれで』ということで、サブタイトルに繋がる訳ですね。
ただ、内容的にはまぁそれほど面白かったというわけでもなく、通常運行という感じでした。
◇『うぽって!!』 第10話「でもって うぽって!!」
最終回です。
最終回のラインとしては、結局えるちゃんたち銃の存在意義についてに行き着いたようで。そこは日本なので、あからさまな肯定終了にはならないようで。
本来ならば、銃を活かすも殺すもそれを使う人間次第で、アサルトライフルのような銃は、使われないことが良いことだ的に持っていきたいんでしょうが。結果として、自分たちで考えましょうとい感じでした。
結局、原国の存在意義は、人間との関連を示すところにあるわけで、そういう意味ではうまい着地点だったかもしれません。
しかし、最終回ちょっと駆け足だったなぁ。
◆『宇宙兄弟』 第11話「閉じ込められたライバル達」
原作も途中までは読んでいたんですが、最近はご無沙汰です。
やはり、選抜試験の方が、直接的に宇宙を感じられて面白いですね。ところで、結局映画版はヒットしたんでしょうか?
◇『Fate/Zero』 2ndシーズン 第23話「最果ての海」
この春アニメの本命とも謳われているのに感想を書いておりません。秋に書かなかったからですね。原作小説は未読です。ただ『Fate/stay night』は、アニメも見ていますし、ゲームもしています。
今週は、準決勝戦という感じでした。ギルガメッシュVSライダー、セイバーVSバーサーカーという感じです。
セイバー側も、バーサーカーの正体が判明して、セイバーと関係があるあの人がその正体だと判明して、それなりに盛り上がるはずだったのですが、やはり内容的にはライダーにすべてを持っていかれたと言う感じでしょうか。
ただ、ギルが強すぎてちょっと興醒め感があったのも事実。最後のひと太刀が紙一重でかすっていて、ギルの額から血が一筋というのが良かったかな?あと、エアの演出がちょっとかも。
ただ、それを差し置いてもウェイバーとライダーとのやりとりは良かったです。ウェイバーの目的は、当初と違いライダーの夢をかなえることに完全に変わっていましたね。
あと気になったのは、ギルの性格でしょうか。王としての性格と、趣味人(?)としての性格が、ちょっと二重人格ですね。
後は、気になったのは雁夜でしょうか。どこで、どう動いているのか動いていないのかよく分からないですね。葵の件があった後、バーサーカーがどういう指示系統で動いているかということになりますが。さて、次週は、恐らく雁夜に決着ですか。その後の切嗣まで行きそうなので早々に決着という感じでしょうか。
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その他は、感想記事を見てくださいねということで。
ランスロットはギネヴィア王妃にショックなことを言われて狂乱して数年間森をさ迷い続けた逸話があり、バーサーカーの適性もあったんです。
ただランスロットはやっぱりセイバーが最適でしょう。彼は自分より強い相手やドラゴンや悪霊を相手に長期戦で勝った逸話もありますし、長期戦が得意だと思います。バーサーカーは長期戦はイリヤくらいでないとマスターが持ちません(笑)。
ランスロットは結構お気に入りなキャラです。格闘ゲームでのエミヤの台詞を聴く限り、技量はエミヤよりもランスロットのほうがあるようです。
セイバーの心が折れるのは当然ですよね。何てったって、バーサーカーになれば言語能力を失うのに、自分の名前を叫びながら襲い掛かってくる親友を見たら、絶望するなというのが無理な話ですよね。
ランスロットのほうが強いんですが、前日譚なせいで何だかんだ理由をつけられてセイバーが勝つのが残念無念。
しかし原作を読んだ身としては、セイバーはきっとジャンキーなような顔で聖杯を渇望する様を見てみたいです(笑)!
セイバーってまったくいいとこなしで終わっちゃうんですよ。まあゲーム本編でも高性能なのに猪武者なのが災いして今一つみたいですが(笑)。
パワー重視(パワーバカとも)ならバーサーカーやギルガメッシュがいるし、テクニックタイプならエミヤやランサーがいる。しかもハンディキャップを背負いながらも健闘する格好よさはエミヤがバーサーカーを6回殺したりもするなどがあるし、活躍に恵まれないですね。
>ギルが強すぎてちょっと興醒め感があったのも事実。最後のひと太刀が紙一重でかすっていて、ギルの額から血が一筋というのが良かったかな?
まあギルガメッシュは公式最強な英霊ですから仕方ないですよ。ギル様が本気を出したら一夜にして聖杯戦争が終わるとか。ただギル様の弱点である慢心からくるケアレスミスや油断につけ入るくらいしか攻略法がない以上、イスカンダルはやっぱり相性最悪ですよね。イスカンダルには「雑種」ではなく「そなた」や「ライダー」や「征服王」など普通の二人称や敬称を使うなど、彼なりに最大限の敬意をもって対決している以上、その攻略法も通用しませんね。
>エアの演出がちょっとかも。
そうなんですか?私は流石は対界宝具!パねぇ!!と驚嘆したんですが、ゲーム本編はもっと迫力があったんですか?
まあギルガメッシュもセイバーのときよりイスカンダル戦の本気かもしれませんよ。あと、エクスカリバーと打ち合うときとは違い、固有結界という世界を破壊する目的で使ったという違いもあるかもしれませんね。
>ウェイバーとライダーとのやりとりは良かったです。
本当に素晴らしいですよね。令呪が要らない絆だからこそ、ギルガメッシュも認めて、蛮勇で立ち向かわずに忠臣として王命を遵守するウェイバーをイスカンダルの臣下として、敬意を持って遇するのも頷けますよ。
そしてイスカンダルの疾走は格好良くて、胸が熱くなって感無量でした!原作ではイスカンダルの独白がメインでしたが、アニメならではの演出だと思います。『王の財宝』の弾幕を身一つで潜り抜けての突進するシーンはグッと来ますね。そしてイスカンダルに至宝をすべて使って倒して、賞賛して看取るギルガメッシュも好敵手の王様ですね。
>あと気になったのは、ギルの性格でしょうか。王としての性格と、趣味人(?)としての性格が、ちょっと二重人格ですね。
まあ認めた相手以外には愉悦を求める遊び人な性格なんでしょうね(笑)。まあ橙子さんほどキャラ別けはしてないと思います。グロンギほど分かり合えないわけではありませんしね。
あとステイナイトと違って、泥の影響を受けてないから尚更王様らしいかな(笑)。