An1 Another -アナザー- #12「Stand by oneself -死者-」です。

さて、綾辻行人原作のミステリ(ホラー?)も第12話、最終回です。原作通りの展開になるのでしょうか?

さて、先週は最後の惨劇の幕が切って落とされました。続々と死が積み上がっていったようでしたが、実際には死んだかどうかは確認されていないので、どれだけだったんでしょうか。

さてさて、最終回となって、謎解きがされるのでしょうか。何度も書いていますが、ミステリとしての謎解きは、この作品のキャッチコピーである「"死者"は誰---?」にです。そこに、本格ミステリ的に合理的な謎解きはなされるのでしょうか。

ということで、Another -アナザー- 第12、最終話「Stand by oneself -死者-」感想行きます。

原作は既読ですが、結構忘れているかも。

あらすじ:公式から引用

いや、公式に倣って、あらすじは省略しましょうか。

感想:

今週は、最終回でした。冒頭にも書きましたが、このアニメというか『Another -アナザー-』は、ホラーでありながらミステリです。ミステリが本格ミステリであるためには、人それぞれ意見があると思いますが、自分の定義は魅力的な謎が提示されて、それが論理的に解決されることです。

それを前提にすると、この『Another -アナザー-』が本格ミステリとして成立しているのは、「"死者"は誰---?」という謎が提示されて、そしてそれが論理的にというか提示された伏線を使って説明されているからですね。ただ、ちょっと原作よりは論理的という部分が弱い気がしますが。

ですから、別に死が積み上がって行ったりする部分などのその一つ一つの部分が「事象」という言葉だけで説明されていても構わないわけです。そこに謎はないわけですから。なので、「事象」が解決していないから中途半端というのは間違い。そして、ホラーならば、こういう終わりはありですよね。

もちろん、前半部分は、それが謎でその事象とは何かを恒一が追いかけるミステリとも言えるかもしれません。でも・・・。

<以降、今週分のネタバレが含まれます。まだ視聴されていない方は、本編を観てから読んでください。>

An2 でも、この『Another -アナザー-』に仕掛けられた最大のトリックがあの、小説で言えば叙述トリックであり、本格ミステリといいながら変格ミステリである以上、そこが一番の謎ではないですよね。

そしてその「"死者"は誰---?」については、ひとまずきちんと説明されていました。小説ほどは納得できないのは、あの二人(?)の絵がちょっとずるいからですが。(笑)

さて、最終回ですが、惨劇が巻き上がっていましたが、原作とはちょっと違っていました。
特にあの人の扱いがかなり変わっていました。これは良い改変でしょうね。

原作小説でちょっともの足りないのが、容疑者です。恒一と鳴を除いてしまうと、疑うべき人があまりいなくなってしまうんですよね。というのも、他のキャラクタの印象が弱いからなんでしょう。

アニメでは、この人が目立っていたので、しっかりとしたキャラクタ配置になっていた気がします。

さて、綾辻 行人先生によれば、『Another 2』も構想しているらしいですが、彼の構想は実現までに時間がかかるからなぁ。(苦笑)


※ 注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとま しなようです)。ご容赦願います。