S1 灼眼のシャナⅢ-Final- 第16話 「再び、戦いへ」です。

さて、またまた非常に忙しくなってきました。なんでお客様は示し合わせたように動くんだろうか?

前回は、一区切りつきました。シャナとヴィルヘルミナたちは、キアラの手によって戦場を離れ、ゾフィー率いるフレイムヘイズ軍は、地下に潜りました。結果として、[仮装舞踏会]側の勝利ということですね。今後は「大命宣布」の実行へと突き進むことになるんでしょうけれど、今週はどういう展開になるのでしょうか。直接ぶつかる展開ではないでしょうけれど。

次回予告からすると、幕間っぽい感じもしますけれど。

ということで、灼眼のシャナⅢ-Final- 第16話 「再び、戦いへ」感想行きます。

さて、原作は当然既読です。コミックス版からフルコンプリート。DVDもあります。

あらすじ:(公式から引用) できず

総崩れとなったフレイムヘイズ軍。

『震威の結い手』 ゾフィー・サバリッシュたちは、新たな目的地に向かうために、香港国際空港に集結していた。

フレイムヘイズたちは、『無何有鏡』創造では世界の歪みがなくならないことに気付いていた。問題は“紅世の徒”たちが人間を喰らうこと。そこで『炎髪灼眼の討ち手』シャナから語られたのは、この状況を挽回するための秘策だった。

しかし、“祭礼の蛇”の「大命宣布」により、闘う目的を失ったフレイムヘイズには、自らの復讐という目的を越えての闘いに望む決心が直ぐにはできなかった。

一方、『星黎殿』では、“探耽求究”ダンタリオンが『星黎殿』を再起動すべく修理に励んでいた。それを受けて“祭礼の蛇”坂井 悠二は、再び「大命宣布」を実行しようと決意する。『無何有鏡』創造の儀式は日本で執り行うと。

その一方で、“祭礼の蛇”坂井悠二は、“屍拾い”ラミー/“螺旋の風琴”リャナンシーと語り合う。儀式には彼の力を借りたいと。

それぞれの想いが絡み合う中、フレイムヘイズたちは皆シャナの提案を呑むことにする。そしてゾフィーは呼び出しに従いヨーロッパへ、またシャナたちは、作戦遂行のために『大地の四神』の助力を得るためアメリカへと飛ぶ。

そのころ、アメリカの片田舎に隠棲していた[百鬼夜行]だったが、その場所をフィレスの『風の転輪』により発見されてしまう。

感想:

さてさて、今週は結構な部分オリジナルだったような気がしました。というか、恐らくは原作未読者のためか伏線の復習や人間関係の補足が行われたという感じでしょうか。

静かな展開だったので、あまり語るべき部分はないのですが、これで辻褄があってくるんでしょうか。

ストーリーとしては、最終決戦に向けての場所の移動とその舞台構築という感じでしょうか。

今まで蚊帳の外だった、“彩飄”フィレスや『大地の四神』というか三神が絡んでくる雰囲気が出てきました。そして顔見せだけだった[百鬼夜行]。

ということで、復習として提示された部分は、恐らくは伏線なので、しっかりと覚えておきましょう。

今週のポイントは、「メロンパン!」、「キアラやっぱり可愛い」だったと思うんですが、どうでしょうか。今週も、例によって自分なりの解説を。基本はアニメ版と辻褄を合わせた解説です。

ネタバレ的な記述はしません。(つもり)

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◆◇◆試験に出るシャナ用語◆◇◆

◆◇[仮装舞踏会](バル・マスケ)

⇒『星黎殿』

祭礼の蛇”坂井 悠二

[仮装舞踏会]の『盟主』。『零時迷子』の“ミステス”である坂井 悠二の体を使い具現化している。

儀式を御崎市で執り行うと決め、二度目の『大命宣布』を行うことにしたようですが、その意味とは?そしてラミーというかリャナンシーとの会話の意味は?

・『参謀』“逆理の裁者”ベルペオル 

創造神“祭礼の蛇”の眷属である『三柱臣(トリニティ)』の一角。三つ目。

この三期を見ていると、彼女がいかに『盟主』に付き従っているかが良く分かりますね。

・『教授』“探耽求究”ダンタリオン 

長い白衣を着、メガネをかけたヒョロ男。

『星黎殿』再起動のために邁進。そして、サーレさんとの因縁が明らかに。

・“屍拾い”ラミー ・“螺旋の風琴”リャナンシー 

老人の姿をした「トーチ」に寄生している。その実態は、様々な自在法を操る自在師。

結局、リャナンシーの本来の姿は、アニメででてくるんでしょうか?どちらの味方でもないように見えるのは、彼(彼女)の本来の目的が別にあるからですね。それは1期を参照ということで。

◇◆フレイムへイズ兵団

・『炎髪灼眼の討ち手』シャナ

“天壌の劫火”アラストールの二代目フレイムヘイズ。

闘いに向けての決意と作戦を語っていました。そのとき手にしていたのは、宝具『コルデー』。アニメだと二期で何気なく倒した“駆掠の礫”カシャが持っていた宝具です。指輪の数が少ない気もしますが、まぁいいか。

・『震威の結い手』 ゾフィー・サバリッシュ

“払の雷剣”タケミカヅチのフレイムヘイズ。『肝っ玉母さん』、総司令官。

リーダーとしての責任の採り方を語りました。なるほど。

『姿影の派し手』フランソワ

“布置の霊泉”グローガッハのフレイムへイズ。副官。

色々雑務に忙しそうですね。

・『輝爍の撒き手』レベッカ・リード

 

“糜砕の裂眥”バラルのフレイムヘイズ。

よ~く見ると、彼女はゾフィーに付いて行っています。

『儀装の駆り手』カムシン・ネブハーウ 

“不抜の尖嶺”ベヘモットのフレイムヘイズ。

「あぁ」。あの荷物を持って飛行機にと思ったらチャーター便なんですね。

・『万条の仕手』 ヴィルヘルミナ・カルメル

“夢幻の冠帯”ティアマトーのフレイムへイズ。

娘に乗り越えられたという感慨に耽るお母さんって感じでした。しかし、あの場所であの服装だと、本当にコスプレですね。

・『弔詞の詠み手』 マージョリー・ドー

“蹂躙の爪牙”マルコシアスのフレイムへイズ。

S2 車の運転できたんですね。飲酒運転でなければいいですが。

・『極光の射手』キアラ・トスカナ 

“破暁の先駆”ウートレンニャヤと“夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤのフレイムヘイズ。現在は、二代目の『極光の射手』。少女の姿をしている。

いや可愛いです。さて、[革正団(レボルシオン)]戦争のことは、結局無視ですか。辻褄が合うのかな?

・『鬼功の繰り手』サーレ 

“絢の羂挂”ギゾーのフレイムヘイズ。ガンマンスタイルの男性。

自分で作られたフレイムヘイズと吐露していました。なんとなく示唆されていましたが、「親父殿」との因縁がこの先楽しみです。

◆◇その他

“彩飄”フィレス

原作だと、実は1巻から登場しているんですね。

今週もヨーハン命で突き進んでいます。アバンの意味は・・・。

吉田さんに宝具『ヒラルダ』を預けているんですが、それが、誰の目に見ても大きな伏線ですね。

自在法『風の転輪』で[百鬼夜行]を探し出しましたが、その目的とは?

・[百鬼夜行]

三人組の“紅世の徒”。

フィレスさんに見つかって、そろそろ動き出しますね。

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ということで、次週は、御崎市にもどるのでしょうか。久々に吉田さんも登場です。世界の理に関わるような物語に、吉田さんがどう絡むのかはお楽しみにですね。

さてED映像が付きました。なかなか悪くないですね。でも、OPはやはり盛り上がりに欠けます。残念。映像は、悪くないと思いますが、ネタバレが入っている気も。

◆ブログ内リンク

原作版「灼眼のシャナ」の感想はこの辺り

アニメ版「灼眼のシャナ」、「灼眼のシャナII」の感想はこの辺り

OVA 「灼眼のシャナS」第IV巻 -オーバーチュア 後編-の感想はこの辺り
OVA 「灼眼のシャナS」第III巻 -オーバーチュア 前編-の感想はこの辺り
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劇場版「灼眼のシャナ」の感想はこの辺り


※注 意:TBはフィルタに 掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦 願います。