An Another -アナザー- #03「Bone work -骨組-」です。

さて、綾辻行人原作のミステリ(ホラー?)も第3話です。なんとなく、好評なような気もしますがどうなんでしょう。まぁ、この冬のアニメでもかなり期待しているので、それで底上げしている気もしますが。

ちなみに、「このミステリーがすごい」の2010年3位作品でもあります。

ところで、キャッチコピーの「"死者"は誰---?」に到達するまで、どれくらい掛かりますかね。おっと、ネタ晴らしはしないと。

原作とはやはり映像化するにあたって、若干構成をいじってきているようですが、それが改変なのか、映像化するための枠組みなのか。まぁ、期待して見ていきましょう。

ということで、Another -アナザー- 第3話「Bone work -骨組-」感想行きます。

原作は既読ですが、結構忘れているかも。

あらすじ:(公式から引用(重すぎ))

古びた人形だらけの工房で、鳴と出会った恒一。

鳴は恒一に26年前の3年3組に起きた、ある出来事を語る。それは、一人の生徒の死にまつわる不思議な話だった。

恒一は勅使河原や桜木たちにもその話について尋ねるが、誰もが困ったような表情を見せ、口を固く閉ざしてしまう。

そんな時、恒一は亡くなった母親が「26年前の3年3組」の一員だったことを叔母の怜子から聞かされる……。            

感想:

第1話がスティーブン・キング。第2話がジョン・ソールで、第3話がラヴクラフトですか。王道を追ってますね。内容的にもばらつきがありますし。内容的にはキングに近いのかも知れませんが、実際にはどうなんでしょうか。

そんなことはさておき、映像は、相変わらず怖さを煽りつつなかなか綺麗。とくに、微妙な動きの演出が音響と合わさって恐怖感を増しています。

そして、やはり第3話で物語が大きく動きました。目立った事件が初めて起きたということもそうなんですが、26年前の事件のあらすじや、「いない人」とかも出てきました。たくさんのポイントが提示されたような気がします。サブタイトル通りですね。

ただ、一番のポイントについては書けませんが、とっくに提示されているので、気になる方はもう少し進んでから見直されるといいかも。ちょっとエンディングいうかあれはネタばれかも。(並びのことではありません)

さて、事件がおきましたが、「いない人」が関係していることは明確ですよね。ゆかりはなぜ恒一と鳴を見て駈け出したのか。どうして勅使河原はああいう反応を示したのか、来月とはどんな意味があるのか。

鳴と病院で亡くなったミサキとの関係とか、どうして鳴は病院を訪れていたのかとか、気になりますね。看護婦の水野さんもポイントでしょうか。

また、26年前の事件ですが、どうして玲子さんはそれを語ろうとしないのか。母親との関係も気になりますね。

こんなところでしょうか。本当のことを書くとネタばれになりそうなので、難しいですね。ひとまず、謎としては犯人捜しよりも26年前の事件の方が大きいですね。ミステリと考えると、何の謎解きをするのかが問題になりそうです。

事件が起きて物語が動き出して次週が気になりますね。

※ 注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。