N 夏目友人帳 参 第十話「割れた鏡」です。

これは間違いなく原作付きですね。

この三期では、的場一門との争いから、人と妖の関係的な部分がテーマになってくるのかと思いきや、どうも夏目と友人たちというのがもう一つのテーマになっているような気がします。田沼や多軌や子狐です。

今週も、そこの深堀りっていうことで、田沼が大活躍のお話しですね。

ということで、夏目友人帳 参 第10話「割れた鏡」感想行きます。

「いろは」はまたあとでということで。

原作は既読です。最新刊12巻は7月に発売されました。

あらすじ:公式から引用)

森の木の上に何か光るものを見つけた瞬間、その光が夏目の目の中に!何者かがやって来る気配と共に突風に襲われるが、居合わせた田沼がとっさに夏目をかばう。

その翌日学校を休んで以降、何か夏目を避けているような様子の田沼が気になっていた夏目は、学校の裏庭でうずくまり穴を掘っている田沼の姿を目にする。やはり何かおかしいと田沼を追おうとすると、夏目の目に激痛が走る。

感想:

今回は、やはり田沼回です。

とはいいつつ、夏目がいつになく格好良く描かれていた気がします。あと所々、凄く動いていましたし。

それはさておき、元々田沼は、妖の存在を少し感じることができる設定ですが、それがどれほどのものかがあいまいですね。ときどきで違うような気もします。まぁ、妖の力にもよるのかもしれません。

その田沼が声を聞いて森に入り夏目と出会うわけですが、田沼が聞いた声というのは、何の声でしょうか。普通に考えると、田沼に取りついた妖が依代を誘う声だったと思われるわけですが、ひょっとしてその妖が割れた鏡を探す声だったのかもしれません。

しかし、田沼があそこまで妖のことを感じたり見えたりできるのは、やはりとりつかれているからでしょうか。金槌の妖の姿も見えていたようですし。

実際、多軌の力とどちらが強いんでしょうか?多軌は、陣に入れば妖と会話までできますから、それなりに強い力を持っているとは思いますが。

それにしても、夏目は田沼に説教しつつ、自分から友人に近づくことができていませんでした。それが、今回その壁を少し超えたようですね。今週のポイントはそこかもしれません。病の妖を救おうと鏡を探す妖との対比が次週に描かれるのでしょうか。

しかし、まさか前後編とは。

今までの感想はこちら

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