青の祓魔師 第二十一話「秘密の花園」で す。
さてさて、青の祓魔師も21話。相変わらずオリジナル展開が続くようです。
さて、先週登場したあの人のエピソードを展開すると、原作の隙間を埋めるようなオリジナルではなく、完全に改変することになります。アニメが存外にヒットしているようなので、二期も検討されますが、このままでは原作に戻すのが難しくなりませんか。
ところで、先週の感想で、しえみちゃんの活躍が足りないと書いたところ、今週はしえみちゃんのエピソードのようです。
ということで、青の祓魔師 第21話「秘密の花園」感想行きますです。
原作は既読です。今週発売された7巻も買いました。
あらすじ:(公式より引用)
襲撃者を取り逃がしたものの、修道院襲撃事件は一段落。
その時、雪男の前にエルンストと名乗る老人が現れる。エルンストは雪男と燐の出生の秘密、そして ヴァチカンが彼らの母親に下した所業について語りだす。驚きとともに、雪男の中に騎士團への疑念が生まれ始めた。
一方、祓魔屋のしえみの庭に傷ついた襲撃者が迷い込み…
感想:
あれ?あらすじ短いなぁ。
それはさておき、今週は燐と雪男で、物語が二つに分かれました。
雪男は、先週登場した祖父らしいエルンスト・フレデリク・エギンと行動を共にすることに。
祖父の狙いは、「物質界(アッシャー)」と「虚無界(ゲヘナ)」の争いを終わらせ、悪魔を討ち滅ぼすこと。要は、燐と雪男の母であり娘であるユリ・エギンの仇を採ることでしょう。そのために、メフィスト・フェレスの支援を受ける今のヴァチカンを是としないようです。
今までもヴァチカンは、燐に対しての仕打ちからも、いいようには描かれていませんでした。
今週は、燐との対立でそれが決定的になったように思われましたが、結局エルンスト・フレデリク・エギンの軍門に下ってしまいました。どうも関係がややこしいですね。
さて、結局ネイガウス先生とその妻は、「天空の庭」を求めて(?)逃げ去ったわけですが、これはラストへの伏線でしょうか。
伏線らしきもので、まだ回収されていないものを考えると、こんな感じ。
・燐の焔の正体
・雪男の痣
・燐と雪男の母親(祖父が言うことは正しい?)
・ネイガウス夫妻の行方
・メフィスト・フェレスの真の目的(これは単に謎か)
・ねずみになったアマイモン
・「天空の庭」とは結局何か
あゃ?伏線というより、謎ですね。
この調子で行くと、恐らく雪男の「悪魔落ち」を燐が止めるぐらいがラストっぽいですね。それを助けるのがネイガウス先生だとかかも。
燐の暴走は、結局ラストまで治らない感じがします。特に、原作の7巻の感動的なエピソードを読むと、同じことはできないような。
※注意:TBはフィルタに 掛かると表示されないようです。エラーがない限り恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願 います。